【Oh My Gulay】Art+Cafe!好立地なベジタリアンカフェ!【バギオ留学】

フィリピン留学の中でも、バギオと言えば娯楽が無い、娯楽が無いからカフェに行こうという記事をよく見かけます。素敵なカフェはたくさんあるのですが、アクセスが悪かったり、郊外にあったり…。そんな中で、街中の思いがけない場所で素敵なカフェを見つけたので紹介します!

Oh My Gulayの場所

Oh My Gulayはバギオの街のど真ん中、セッションロードの中腹辺りにあります。SMモールBAGUIOからは徒歩5分、市民の憩い場バーナムパークからも徒歩10分圏内という良立地で運営しています。存在は知らないまでも、誰しもが一度は通ったことのあるはずの場所です。

隠れた名店みたいな紹介をしていますが、Google mapの評価は☆4.4(752)と実は結構な有名店です。なんでそう思ったかというと、このカフェがあるのが本当にただの雑居ビルのような見た目をしているので、まさかこの建物におしゃれなカフェがあるなんて思いもしません。

Oh My Gulayの評判

こちらのお店の高評価レビューを見ると、ベジタリアンレストランという特殊な形態をしているのに軽食やデザートメニューが美味しいという口コミで溢れています。また、かなり開放的な空間でゆったりするのにぴったりで、綺麗な景色が見られるというのも好評を博しています。

一方で低評価レビューを見ると、スタッフの積極態度や料理に髪の毛が入っていたという意見がいくつかありました。ただ、悪い評価数は圧倒的に少なく、そのほとんどが5~8年前に寄せられたもので、最近はしっかり改善で来ているのか、悪い評価はあまり見られませんでした。

実際、私たちが訪れた際も特に接客面での不満はありませんでした。むしろスタッフはみんな楽しそうに働いている印象でした。土曜日の3時頃に訪問したところ、お客さんは10数人くらいでそんなに多くなく、混雑していなかったのも理由としてありそうですが…。

Oh My Gulayの店内

さてここからが本命、このカフェの凄いところは店内の雰囲気と開放感です。先述の通り、入り口はなんてことの無い雑居ビルなんですが、中に入りなんてことない階段を4階層上がっていった先に、まるでジブリの世界に迷い込んだような景色がいきなり飛び込んできます。

はふた
はふた

え?ここビルの中だよね?

と思わず、リフレインしてしまうような圧巻の景色です。ここのカフェの成り立ちとして、現地で有名なアーティストとコラボして出来上がったという背景があり、そのアーティストの世界観をまるっと表現したような造りになっています。

店内全体がドーム状の温室の中にいるような感じで、天井はかなり高く開放感があります。また、店内に鯉が泳ぐ池があったり、その上を歩ける橋が架かっていたり、天井から飛行機のようなオブジェがぶら下がっていたり、独特の世界観を形成しています。

そんな空間の中に客席があり、70人ほどは収容できるほどの十分な広さがあります。座席の配置がかなり立体的で統一性が無いのがかなり不思議な感じで面白く、お店全体の雰囲気と非常にマッチしており、また店の奥はバギオ一帯を見渡せる非常に眺めの良い席も用意されています。

トイレも非常にデザイン性に富んだものとなっていました。

メニュー

さて、ここまででかなり個性のあるお店であるという印象がありますが、もう一つ他のお店にない特色があります。それは、このカフェがベジタリアンカフェということです。メニュー自体も非常に面白く、他所では見かけないメニューが目白押しです。

このお店、メニューの名前が独特なので料理名だけで何が何だか判断するのは難しいです。パッと見ではなんとなく読めそうな気がしますが、英語っぽい英語じゃない名前がずらっと並んでいるので、商品の説明を見て、どういったものかを想像する必要があります。

実食!

今回は友人オススメのクレープを頂くことにしました。どれも人気のようですが、その中で一番定番らしいものを頂きました、早速レビューに映ります!

Taiming ng tagumyay(crepe desserts)

All crepes are topped with vanilla ice cream and chocolate sauce

SAGING AT MANI LAB AFFAIR 160pesos
Crepe stuffed with banana peanut butter

スクエア型のクレープ生地の上にバニラアイスクリームとチョコレートソースが掛かった一品です。クレープは焼きたてでアツアツ、そこにバニラアイスの冷たさが合わさって、温かさ・冷たさ色々な感覚を楽しむことが出来ます。

そして、クレープの中にはゴロゴロのバナナピーナッツバターが入っています。バニラ・チョコ・ピーナッツ・バナナと聞くと甘ったるい印象を受けるかもしれませんが、そんなにしつこい甘さではなく、むしろすっきりとした甘さに仕上がった一品です。

ピーナッツバターなんかは日本のものとは違い、少し塩っ気のあるテイストとなっているので、程よい甘さのバランスを取ってくれています。また、クレープの皮もモチモチとして食べ応えがあり、これらの具材をより一層際立たせてくれます。甘過ぎるものが苦手な私でもペロッと完食できました。

まとめ

本日は、バギオの中心地にある大人気だけどもなかなか見つけにくいカフェについて紹介しました。現地の人は知っているでしょうが、短期で滞在するような留学生にとっては穴場的なスポットになっています。知っているだけでバギオ通だと誇ることが出来るかも…?

以前、一部の界隈では”trash café”とも言われている「illilika cafe」を紹介しましたが、こんな街中でおしゃれカフェに出会うことが出来るのはバギオならではかもしれませんね。物価高に後押しされて価格は少し高くなっていますが、まだまだお手頃な範疇だと思います。

ぜひ行って見てください!それでは!