バギオの隠れた名スポットを巡る旅、今回はフードコート特集第3弾です。これまで何度か特徴的なフードコートを紹介してきましたが、今回のは全てにおいてバランスが良いです。まず旨い、コレが一番大事。続いて、安い・ボリューミー・種類が豊富と食いしん坊の胃袋を掴むのに必要な要素が全て詰まっています。
(※追記)卒業までに誇張抜きで50回以上は通いました。
Foodies Boulevard の場所
「Foodies Boulevard」はバーナムパークから、北方向へ5分ほど歩いた先にあります。場所はGoogle mapに登録されていますが、口コミはありません。市街中心部に位置しており、アクセスが良いのにも関わらず、少し奥まった場所にあるので見つけるのはやや困難です。
なかなか初見で見つけるのは難しく、知る人ぞ知るお店みたいになっていますが、お昼時はかなり混み合います。私みたいに、たまたま見つけた人がヘビロテしているのかもしれません。座席ですが、ざっくり4人掛けの席10席くらいしかないので、早めに行くことをオススメします。
ちなみにお店の名前の「Foodies」は美味しいグルメを求めて旅する旅人を指し、「Boulevard」は大通りを意味します。良い名前ですね、まさに名は体を表すって感じです。
テナント一覧
フードコートの中には、「40種類近いメニューのあるフィリピン料理屋」「肉メニュー中心のフィリピン料理屋」「たこ焼き&ホットケーキ」「韓国料理屋」「ミルクティー&チキン屋」があります。お店はこれだけなのですが、メニューがバラエティに富んでいて、気分で料理をチョイスできます。
一つ一つの料理が安く種類が豊富なので、つまみとしてお酒を頂きたいところですが、残念ながら、ここではお酒の提供はありません。ただ店員さんに聞いた感じでは、近くで買って持ってくる分には大丈夫そうです。お酒をお求めの際には店員さんに許可を得たうえで、買いに行くようにしてください。
私の滞在期間すべて使ってようやく全制覇できるくらいのメニューがあります。しかも、全てにおいて値段が周辺のお店よりも幾分か安いです。そして、後ほどの実食レビューにて紹介していますが、ボリュームもそこそこあり、一品だけでも満足できるほどの量が提供されます。
最後のミルクティー屋だけ、専用の食事スペースを持っており、カフェみたいな使い方が出来ます。席数は8席ほどと非常に少ないですが、そんなに混んでいる印象はありませんので、Buy1 Get1のサービスを使って友人たちとまったりするのもオススメです。
実食!
Pork Sisig 85ペソ(約211円)
まずはフィリピン料理でおなじみのシシグから。他のレストランでは100ペソは超えてくるのですが、ここは驚異の85ペソです。しかもアツアツの鉄板載せられてきて、最後まで温かいまま頂くことが出来ます、値段の割に提供されるサービスの質が非常に高いと感じます。
味は文句なしに旨いです、このビジュアルで美味しくないわけがないですよね。気持ち少しだけ、量が少ないかなと思いますが値段以上の価値がある一品でした。ちなみにカラマンシーとシニガン(現地の酸っぱいスープ)がサービスで付いてきます。
Pork Limpo 85ペソ(約211円)
これもフィリピンでおなじみの豚肉料理で、脂身近くの骨付き豚肉になります。このビジュアルで美味しくないわけがないですよね(2回目)。お肉がしっかりジューシーで程よく噛み応えがあって、ご飯ともよく合います。欠点はフォークが無くて食べにくいだけ、味・値段に関しては文句なしです。
Pansit Bihon 100ペソ(約260円)
続いては麺料理の方のフィリピン料理で、よくある焼きそばのビーフンバージョンになります。イメージ通りのビーフン味で野菜がたっぷり入って美味しいです。写真では分かりにくいですが、この値段で2人前なのでボリュームたっぷり、成人男性でもお腹いっぱいになる素晴らしい一品でした。
ただ、一つ欠点あるとすれば、私の苦手な”フワ”が使われていたことです。フワとは牛の肺に当たる部分で、名前の通りふわふわした練り物のような食感をしています。これがなかなかのミスマッチ具合で、、、肉の薄切り肉でも入れてくれればなぁと思うところです。
Sundubu Jjigae 100ペソ(約260円)
最後は韓国料理屋さんからスンドゥブチゲをオーダー。こちらも、アツアツの器で提供されたので、スープがグツグツ煮立っています。注文の際に「Spicy?」と予め聞いてみてところ、「Not so much.」とのことだったので、辛いものが苦手な私ですが挑戦してみることにしました。
アツアツ状態で提供されたチゲの中には、豆腐としらたき、そしてアサリのような貝が入っています。事前確認の通り、そこまでスパイシーではなくマイルドな辛さです。豆腐のおかげでご飯が無くても満足できるくらいの量で、お腹がかなり満たされました。
スープの中は意外と具だくさんで、特に貝の量がとんでもなく多く、12個ほど入っています。身は見た目通り小さなものですが、久しぶりにシーフードテイストを味わうことが出来て、嬉しく感じました。
韓国料理屋さんは大なり小なり、サービスを付けてくれるのが鉄板で、ここでは先付としてキムチが提供されました。これが、本格的で日本人好みの味付けになっており、かなり美味いです。私の学校でもキムチは提供されますが、やはり専門店で提供されるものには敵いませんね。
まとめ
今回は毎日でも通いたくなるような、3軒目のフードコートを紹介しました。安い・旨い・ボリューミーの3拍子揃っている上に、メニューが豊富とリピートしない理由がありません。(※追記)最初のお肉料理中心のお店ですが、ほとんどのメニューが5ペソ値上がりして90ペソになっていました。(2024年2月現在)
唯一ネックなのは、学校から少し距離があるということくらいです。それでもまた行きたい欲が勝って、スーパーに行くついでとか、シティマーケットに行くついでとか何かと理由を付けて通っています。近くにあったら間違いなく毎日通うくらいお気に入りです。
あと店員さんも感じがいい人達が多いです。ビーフンを頼んだら「2人前だけど大丈夫?」と気遣ってくれたり、頼んだメニューが売り切れの時には「こっちがオススメ」となんと日本語で対応してくれたりした店員さんもいました。
恐らくここのレビューは第2弾を出すと思います。何度も言いますがそれくらいにオススメです、バギオにお越しの際は是非行ってみてください、それでは!