SMモールのゲームセンターが面白い!

海外のゲームセンターってどのようになっているか興味ありませんか?もちろんバギオにもゲーセンはあります。しかもちょっと面白いシステムがありますので、どんな感じなのか紹介します。またおまけとして、坂がきつくて辿り着くのがしんどいSMモールへの道のりの、ショートカットを紹介します。

SMモールのゲームセンター

SMモールの最上階は、ゆったりできる広間があったり映画館があったりと長く時間をつぶせる場所がたくさんあります。そのうちの一画、映画館の近くにゲームセンターがあります、場所としては、バギオ市街が一望できるデッキがあるエリアから、テラス席のある飲食店をいくつか超えた先です。

ゲームセンターの前では、海外の路上でよく見かける空気でパタパタ動くキャラクターバルーンがお出迎えしてくれます。施設内には小さな子どもから年配の方まで様々な年齢層の人がいて、皆思い思いに楽しんでいます。当然、休日にはかなり賑わって混雑しています。

UFOキャッチャーです、同じ種類の機体20機ほどあり、景品は何かどこかで見たことあるようなキャラクターがたくさんいます。何回か試してみましたが、アームがかなり弱く取れる気配がありません。建物内でも景品を持っている人は一人もいなかったような…。

シューティング系のゲーム、足でペダルをパタパタ踏みながらFPS視点で攻略していくやつですね、懐かしい。また、マリオカートなどのレースゲームもありました。どれもちゃんと稼働しており、驚くべきことに液晶もはっきり映っていて問題なく遊べています。

手でプレイするリズムゲーとダンスダンスレボリューションなどの音ゲー系ですね。初心者が挑戦するのは恥ずかしいかもしれませんが、知っている曲なら楽しめそうです。この日は、いつも通い詰めているのか、熟練の動きでハイスコアを叩き出している猛者を結構見ました。

メダルゲーム系です、私が子どものころは、こういうみんなで1つの液晶を共有するような機体はそんなに無かったので新鮮でした。何故かは分かりませんが、このコーナーは年配の方の占有率が高かったような…?もしかしたら日本と同じような感じなのかもしれませんね。

個人的に懐かしさをMAXに感じたのがこの機体です。なんか、聞いたことがある音楽が流れているなぁと思って見てみると、地元のゲームセンターで頑張ってルーレットを回していた記憶がよみがえってきました。ここのジャックポット景品はぬいぐるみになっていますね。

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遊び方

日本のゲームセンターだと、UFOキャッチャーや音ゲー系は現金、メダルゲームはメダルを交換する必要がありますが、ここは全てトークンと言われるメダルで遊びます。レートは20ペソ(約52円)でトークン4枚、交換額が増えるごとにちょっとずつお得になって行きます。

これをそれぞれのゲームに使用します。UFOキャッチャーやシューティング系はトークン2枚音ゲーや運転系のゲームはトークン3枚といった感じで機体ごとに設定がされています。日本では基本的に100円から遊べることを考えると、どのゲームも日本より比較的安く遊ぶことが出来ますね。

シューティングゲームの場合は1プレイ2トークンなので、金額にすると10ペソ(約27円)でプレイできてしまいます。意外と安く長く遊べるので、雨季のどうしようもないときに訪れて時間を潰すのも良いかもしれません。

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景品交換システム

日本のシステムともう一点決定的に違うのが、ゲームをプレイすることで景品が貰える点です。例えば、先ほどのシューティングゲームやレースゲームなど、恐らく点数や結果に応じて、景品と引き替えが可能なチケットを手に入れることが出来ます。

チケットは上の写真のような感じで、1枚1枚IDによってきちんと管理されており、偽造することはできません。これを指定の枚数集めることによって、景品と交換することが出来ます。ただゲームを楽しめるだけでなく、景品ももらえるとなれば、これ以上嬉しいことはありませんよね。

コチラのマシーンは先ほどのチケットを数える専用のマシンになります。連なったチケットを挿入すると、古いタイプの掃除機のコードのようにシューッと吸い込まれて行って自動的に枚数をカウントしてくれます。

ゲームセンターの中心にはカウンターがあり、そこに景品がずらっと並べられています。ぬいぐるみやフィギュア、おもちゃなどその種類は様々です。それぞれの景品に何か数字が添付されているのにお気づきでしょうか?景品をゲットするにはこの数字の枚数のチケットが必要になります。

そう、景品を獲得するには、なんと数千、数万枚越えのチケットが必要なんです。私がちょっとバスケットボールのゲームを5分くらいやった時には、10枚くらいのチケットがゲット出来ました。このゲームが3トークンだったので、景品を手に入れるには一体いくら時間とお金をかければいいのでしょうか…。

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まとめ

今回はフィリピンのバギオSMモールにあるゲームセンターを紹介しました。施設はしっかりメンテナンスがされており、にぎやかな雰囲気で活気があります。ゲームセンターに久しぶりに訪れる人も、マニアの人も十分に楽しめるのではないでしょうか。

値段設定も日本よりは安く済みそうですし、これを機に音ゲーを始めて極めてみるのも良いかもしれません。ただ、あくまでも留学目的で来ている人が多いと思いますので、ハマり過ぎて時間を溶かしてしまわない様にしてくださいね、それでは!

(おまけ)SMモールへのショートカット

SM City Baguio(SMモール)は小高い丘の上に位置しているため、道中の坂がきつく、また人通りも多いので辿り着くまでが一苦労です。そんなSMモールですが、バギオ市街地からだともう少し楽に向かうことが出来ます。

その道のりとは上の地図のようにバーナムパーク側から目指すルートです。詳しい道順については、写真付きで紹介します。

まず、バーナムパークの東寄り、スケートリンクなどがある道沿いをアーチェリーのアクティビティを横目に見ながら進み、ハリソンロードに繋がるところまで歩きます。

車の往来が激しいところに出ますので、この道沿いを右折します。右折してその後は道沿いにまっすぐ進んでいくと、Cordilleras Universityという大学が道を挟んで反対側に見えてきます。

すると、すぐに立体歩道橋が見えてきますのでこれを使って道路の反対側に渡ります。歩道橋を降りてその後は右手方向に進みます、この辺り、SMモールに向かう人がたくさんいると思うので人の後ろについていってもたどり着けるはずです。

5分もかからないくらいでSMモールの立体駐車場に着きます。ここから徒歩客もモールに入ることが出来ます。実はこの入り口、モールフロアの地下5階にあたり、ここからエスカレーターに乗れますので、5階分の高さをスキップしてモールにたどり着くことが出来ます。

以上になります。セッションロード側からではなく、バーナムパーク側からSMモールを目指す予定のある方は是非参考にしてみてください。