「バギオでオススメのレストランはどこ?」と聞くと、ほぼほぼ「Goodtaste Restaurant」と返答が返ってきます。もうお店の名前からして、美味しくなかったら嘘みたいな自信の表れようですよね。ということで、バギオに来たら一度は行ってみて欲しい超有名レストランについて紹介します!
Goodtaste Restaurantの場所
Goodtaste Restaurantは街の中心部、バーナムパークから歩いて5分ほどの良立地に店を構えています。Google Map上の評価は☆4.4(9740)と、その人気っぷりが窺えます。現地の人からも観光客からも、その知名度はバギオNo1と言って差し支えないでしょう。営業時間は24時間営業となっています。
そしてその店構えなのですが、上の写真の建物全てがGoodtaste Restrant、つまり1~5階すべてぶち抜きで1つの店舗となります。1つのフロアだけでも日本のファミレスよりも広いくらいの面積なので、最大のキャパシティで、500人を超えるお客さんを収容できると推測できます。
そんな規模感のレストランですが、お昼時、晩ご飯時は席待ちの列が外まで伸びています。これは平日・休日問わずのことで、行列を見なかった時はありません。なので、訪れるときは、昼12時や夜7時などのピーク時を避けてやや早めを心がけると並ばなくて済むことがあります。
店内
店内は写真の通りかなり広く1フロア100人単位で収容することが出来ます。ファミレスのような4~6人掛けのソファ席もあれば、10数人の団体でも一緒に座れるテーブル席もあります。そんなスペースがありつつも、いつの時間帯も人でごった返してるのがこのGoodtasteというお店です。
また、どの座席に座るかについては入店時に指示があり、人数を見てスタッフが割り振ります。小人数の団体の場合は、基本的に1階に案内されることが多く、座席が指定されたカードを貰った場合はそれを提示し、指定された席に座りましょう。
お客さんの数も半端では無いのですが、従業員の数も同様に半端ではありません。日本では人件費削減なんてのが叫ばれている中、微塵もそんな風潮を感じさせない雇用形態となっています。
特徴的なのが、日本のファミレスでも見かける配膳ロボットが何台も稼働している点です。まさかバギオという山あいの街でこんな光景を目にするとは思いませんでした。フィリピンでも重要な労働力として職務を全うしています。
せわしなく厨房と客席を行ったり来たりしている様子が見られ、大皿に盛られたメニューを次々と運んでいきます。気のせいか日本よりも、やりがいを持って働いているようにも見えます。
メニュー
Goodtaste Restaurantの提供メニューのジャンルは「フィリピーノ中華」といった感じの料理です。基本的にはフィリピンではおなじみの料理たちが並びますが、味付けは中華っぽい味で日本人の舌にもマッチします。メニューは下記のように写真付きで、内容が分かりやすいです。
人気の秘密はボリュームたっぷりなのに安いという点ですね。ここで食事して物足りなかったな、となることはほぼ無いでしょう。ビックリするくらいのボリュームで提供してくれます。基本的には大皿メニューを中心にオーダーし、シェアして食べるのが一般的です。
上記のCombo Mealsは1プレートディッシュになります。このように大皿メニューだけでなく、1人分だけで完結する定食のようなメニューも存在するので少人数での訪問も安心です。個食メニューになると、150~200ペソ(約405~540円)くらいで収まっており、日本の定食屋さんで食べるのと変わらないくらいです。
ケーキやパンのメニューも充実しており、晩ご飯を食べた帰りに明日の朝食を買うのにも便利ですね。また、これらのテイクアウトの場合は、長い列に並ぶ必要はなく、列を整理しているスタッフに伝えると、店内に通してくれます。
ドリンクやデザートメニューも充実していますが、アルコール類の提供はありません。利益率の高いお酒を置かず、フードメニューで真っ向勝負に挑んでいるところに好感が持てます。また、ここでフィリピンのデザートを一通り食べ比べすることも出来ます。
また、早朝5時~10時限定のモーニングメニューも存在します。こちらは飲み物付きで、170ペソ(約459円)ほど、内容はガッツリ目となっており、今となっては日本の牛丼屋よりも安い値段で味わうことが出来ますね。
実食!(個食メニュー)
Good Taste Fried Rice 190 peso(約494円)
オススメマークがあり、お店の名前が付いているこちらのメニューを注文しました。見た目がもう間違いないと言っていますが、やはり美味いです。この半身揚げのような鶏肉がお店の看板メニューになっているようです。野菜も日本の中華料理屋のような味付けで、なんとなく安心できます。
下記、友人が食べたメニューになります。
Fried Rice with Beef 170 peso(約442円)
Fish, Shrimp Tofu Rice 200 peso(約520円)
実食!(大皿メニュー)
Buttered Chicken 280 peso(約728円), Birds Nest Soup 230 peso(約598円), Fried Rice 70 peso(約182円)
現地の先生一押しだったのがこちらのチキンです。サイズが2種類ありましたが、こちらが通常サイズです、大盛サイズではありません。濃厚なこってりした食感が美味しく、しつこ過ぎずペロッと完食できました。こちらは初来店時に是非食べて欲しい一品です。
また、スープとチャーハンについても日本の大盛り以上、特盛サイズとなっています。3人いるから1人1品ずつ頼もうかと、日本の感覚でいると食べきれない量のご飯が運ばれてくるかもしれません。味については、日本人好みの中華テイストで、かなり美味しいです。
実食!(朝食メニュー)
Almusal1 170 peso(約442円) (Fried Chicken, Corned Beef, Garlic Rice and Egg w/ iced tea)
こちらが朝6~10時まで限定の朝食メニューとなっています。朝食と言えど、内容は茶色まみれで食べ盛りには非常に嬉しい一品です。名物である鶏の半身揚げはカットされて提供され、そのほかコンビーフやガーリックライスなどヘビーなメンツが顔を揃えています。
この時は日曜の朝に1人で来店したのですが、客の列は無くスムーズに入店できました。ただ、朝の時間帯も座る場所は決まっているので、どの席なのかは予め確認しておきましょう。また、写真には写っていませんが、ドリンクも1杯無料で付いており、私は現地の甘いアイスティーを注文しました。
まとめ
今回はバギオの知名度&おススメ度NO.1のレストランについて紹介しました。こちらのレストラン日本語での紹介記事が多数出ているので、紹介が後回しになってしまいました。実際行ってくると、やはりその人気っぷりが窺えますね。
おまけですが、下記、デザートの1品である「Buko Pandan Salad」100peso(約260円)になります。Bukoとはココナッツの事ですね。先生の1人が激推ししていたので食べてみましたが、とんでもない激甘で驚きました。
ケーキの生クリームをそのまま食べているような甘さで中にココナッツのコリコリ食感が入っており、美味しいは美味しいのですが、甘すぎて喉が渇くような感じでした。甘党にはたまらないコチラ、ぜひこちらのレストランに行って見た際には挑戦してみてください、それでは!