今回はバギオ留学歴の長い日本の方に誘われて、かなりいい雰囲気のクラフトビールレストランに行ってきました。いつもは100ペソ(270円)以下のレストランでご飯を済ませていますが、たまの贅沢もいいもんです。こちらはかなりの人気店なので確実に入店したいなら予約必至です。
Craft 1945の場所
Craft1945は市内中心部からタクシーで10分ほど行った山の中にあります。タクシーは流しものを掴まえて乗り、料金は120ペソ(約300円)ほどでした。街中だと1人でどこにでも気軽に行けるのですが、中心部から離れて飲みに行くこともなかなか無いので私にとっては新鮮でした。
グーグルマップの評価は★4.3(430)となっており納得のクオリティでした。また、レストランに向かう途中、遊園地やショッピングモールが山あいに見えたので、やっぱりバギオは振興的な都市でどんどん発展していくんだろうなぁと活気を感じる一面も…。
さて、山道を進み見えてきたのがおしゃれなログハウス的な一軒家。白い外壁と大きな窓がかなりおしゃれです。着いたのが夕方6時くらいだったのでお客さんはまばらで3人くらいのスタッフが丁寧にタクシーのドアを開け、招き入れてくれました。
店内
店内は木目調の装飾で統一されており、北欧チックでおしゃれな感じです。フローリングやシーリングはもちろんウッドテーブルとウッドチェア綺麗に配置されており、温かみのある電灯が柔らかい雰囲気を演出しています。また、テーブル上には水のボトルとカトラリーがセッティングされていました。
我々は2階の席に案内されましたが、そこには音楽を演奏する用の舞台もありました。週末になるとミュージシャンを呼んで生演奏が行われます。この日も18時30分くらいから演奏が始まりました。現地の曲だけでなく、洋楽も演奏しているので食事のお供になります。
ただ、結構な音量で演奏しているので、演奏席の近くなど場所によっては大声で話さないと、おしゃべりもままなりません。この生演奏は安いレストバルから高めのバーまで共通しているフィリピンあるあるのサービスです。静かに飲める場所を探す方が困難で、現状、私は見つけ切れていません。
そして、このお店の目玉は何といっても常時10種類ほどのクラフトビールが用意されています。アルコール度数は5~10%で果物系のフレーバーのものほど度数が少ない傾向があります。トリガーを引いてビールに提供されるのを見ているだけでもワクワクしてきます。
です。店内には連れてきてくれた方によると、試飲はたぶん出来ないということでしたが、他のお客さんを見ていると出来なくもなさそうでした。ここは次回要チェックですね。ちなみに、バギオには別のクラフトビール有名店があるのですが、そちらでは試飲は大歓迎です。私は5回ほど試飲させてもらいました。
また、何気に嬉しいのがトイレが綺麗ということ、今まで数々のレストラン・カフェを覗いてきましたが、ここまで綺麗なものは見たことなく、思わず写真を撮ってしまいました。清掃が行き届いていて、便座から鏡、ドアに至るまで清潔でした。フィリピンでは珍しく、安心して気軽にトイレに行けます。
メニュー
こちらはフードメニュー。基本は大皿で提供され、シェアする前提のボリュームになっています。
こちらはクラフトビールのメニュー。270ペソと言うと、日本円で約730円ほど、そこそこ良い値段しますね。
今回、私たちは4人で訪問し、フードメニューを下記の3品注文しました。
・Gambas 440ペソ(約1,100円)
Succulent shrimps filled with spicy, garlicky sauce – A Casa Marcos classic!(ジューシーなエビにスパイシーでガーリックの効いたソースを詰めた、カーサ マルコスの定番です。)
・Spanish Chicken 830ペソ(約2,075円)
Farm-raised whole chicken cooked in its own special broth with our signature beer, Onion and celery.(農場で育てられた丸鶏を、特製ビール、玉ねぎ、セロリとともに特製スープで調理しました。)
・Paella Marinara790ペソ(約1,975円)
Classic all-seafood paella(クラシックなシーフードパエリア)
この3品を、4人でシェアしてちょうどいいくらいのボリュームでした。料理はどれもおいしく、日本のちょっとだけリーズナブルなイタリアンレストランって感じのテイストでフィリピン特有の味付けみたいなものはありませんでした。また、お酒も非常においしかったです。
・Fresh Harvest AEV:7% 270ペソ(約720円)
Unfiltered hazy appearance, tropical fruit-forward, with slight bitterness.(ろ過されていない濁った外観、トロピカルフルーツの香り、わずかな苦味。)
こちらのクラフトビールは、説明の通り、フルーティーな感じで苦手な人も問題なく飲めそうな味わいです。度数も7%とけっこう高いものの、そんな感じはまったくなく、言い方は悪いですがゴクゴク飲めそうなビールっぽさを感じない一品でした。
・Craft 1945 Red Sangria Bottle 990ペソ(約2,475円)
そして、こちらもオススメと言うことで、サングリアも注文してみました。こちらはボトルの赤ワインに果物の果皮を直接入れており、フルーティーな香りがかなり広がります。ワインが苦手でも味わいやすく、お肉に合いそうな一品でした。ラベルもお店独自のものになっており可愛いですね。
まとめ
今回はバギオ郊外のクラフトビール点、Craft1945を紹介しました。4人で行って1人当たり1200ペソ(約3000円)となりました、なかなかフィリピンでは払わない額ですが、たまの贅沢も良いでしょう!1段階上のハイグレードなレストランとしては日本より、かなりリーズナブルかもしれません。
周りのお客さんを見た感じ、このお店は誕生日などのお祝い事やデートで使われることが多いようです。実際、我々が行ったときにもバースデーソングでのお祝いが行われていました。訪れた日は満席に近い混み具合だったので、訪問の際には予約をするか、早めに出かけることをオススメします。ではまた!