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バギオ留学におすすめの学校を徹底比較!【2025年7月更新】

フィリピンの学園都市バギオ。標高1,500メートルに位置し、年中涼しい気温で人気の避暑地です。

留学という観点で見ると、学校の数はセブ島よりも少ないものの”質の高い授業が受けられる”ため、バギオ留学をおすすめするエージェントも増えてきました。


留学生A
留学生A

涼しい環境で勉強したい!

留学生B
留学生B

IELTSの目標スコアを取りたい!


本記事では、”バギオで”留学することを検討されている方に役立つ情報をまとめました。

最新情報も随時更新しますので、必要なときに見返していただければ幸いです!

※本情報は2025年7月現在の情報をまとめたものとなります。状況次第で変更となっている可能性があります、ご了承ください

バギオの語学学校 6選

今回紹介するバギオの語学学校は6団体11キャンパス。いずれもバギオの留学協会に属しています。

バギオの主要語学学校

  • A&J e-Edu Academy
    -メイン キャンパス
    -エコ キャンパス
  • BECI INTERNATIONAL LANGUAGE ACADEMY
    -スパルタ キャンパス
    -シティ キャンパス
    -EOP キャンパス
  • BAGUIO JIC 
    -チャレンジャー キャンパス
    -プレミアム キャンパス
  • Monol
  • PINES INTERNATIONAL ACADEMY, INC.
    -メイン キャンパス
    -IELTS キャンパス
  • WALES 

※バギオには他にも語学学校がありますが、日本のエージェントがほとんど取り扱っていません。トラブル発生時、後ろ盾となるエージェントがいないのはリスクとなります。これら以外の学校を選ぶ際は慎重に検討をしてください。

日本人学生の場合、ほとんどの方が上記の学校から留学先を選択します。それぞれに強みや特徴があり、何を重視するかは人次第

自分に合った学校を見つけるには、現地に詳しいエージェントに相談することがベストです。

自分でも情報を調べてみたいという場合、下記の項目が参考になります。

学校比較のポイント
  • 立地
  • 建物タイプ
  • 門限
  • 飲酒の可否
  • ジム(トレーニング施設)

1つ1つ比較しながら説明していきます。

比較ポイント① 立地

まずは学校の立地から見てみましょう。

市街地に近い学校もあれば、街中から少し離れたエリアに位置する学校もあります。

地図上で見ると、このような感じ。各学校間はタクシーで15~30分ほどかかる位置関係となっています。

また、各学校があるエリアには特徴があり、こちらの資料が参考となります。

引用:留学生のためのバギオガイドブック(https://drive.google.com/file/d/1BBCCsJe97oxRY5PhydFU0eMJ9f7KQRRS/view?usp=drive_link)
JICマーケティング部より

北エリア

住宅地が密集するエリア。お隣のラ・トリニダット市にベルチャーチやいちご園などの観光地があります。

北エリアの学校:Monol

東エリア

マインズビュー、ホワイトハウスなど観光地が多いエリア。別荘やホテルが多く、富裕層が多い。

東エリアの学校: BECI Sparta, Pines Main

中央エリア

バギオ市のダウンタウン。SMモールやマーケットなどがあり、ここに来れば何でもそろいます。

中央エリアの学校: BECI City, WALES

南エリア

郊外の静かなエリア。高級住宅地なども多い安全な場所。キャンプ・ジョンヘイやライオンヘッドなどの有名な観光地もあります。

南エリアの学校: A&J Main, BECI Cafe, JIC Main(チャレンジャー)

西エリア

住宅地が密集するエリア。特に観光地などは無く、静かな郊外のエリアと言えます。

西エリアの学校: A&J Eco, PINES IELTS, JIC Premium


5つあるエリアをもっと単純に分けると、市街地or郊外、という分類が可能です。

市街地にある学校

<市街地にある学校>
BECI シティ, Wales

市街地の学校を選ぶメリット

  • 外食・外出に便利
  • 門限の縛りがゆるめ

市街地の学校を選ぶデメリット

  • 交通量が多い
  • 料金が高め

上記の特徴から、勉強はマイペースで行い生活面で利便性を求める方には、市街地エリアの学校がおすすめとなります。

はふた
はふた

実は、私の学校選びの最重要ポイントは立地。市街にあるアクセスのいい学校を選びました。

留学前は騒音排気ガスなど不安でしたが、私は気になりませんでした。ただ、空気が悪いと感じる人もいたので、個人差もあるかもしれません。

郊外にある学校

<郊外にある学校>
A&Jメイン, A&Jエコ, BECIスパルタ, BECI_EOP, JICチャレンジャー, JICプレミアム, Monol, PINESメイン, PINES_IELTS

郊外の学校を選ぶメリット

  • 自然が豊富
  • 学内施設が充実

郊外の方が自然が豊富で涼しい傾向があります。一番気温が高くなるのは4月でも、エアコンなしで朝から晩まで快適でした。

また、郊外の学校は敷地内で用事を済ませられるよう施設面に力を入れています

ズンバなどのオプションクラスを提供している学校が多いのも特徴的ですね。

郊外の学校を選ぶデメリット

  • アクセスが悪い
  • 近場のお店が少ない

郊外にある学校のデメリットは、なんといっても市街へのアクセスの悪さ

移動に時間がかかるのはもちろん、タクシーを捕まえにくいという点もあります。

上記の特徴から、勉強と生活どちらにおいてもオンとオフを切り替えられる方には郊外の学校がおすすめとなります。


郊外の学校での生活で不安な点といえば虫。

はふた
はふた

虫がいっぱいいたらどうしよう…。

と思っていたこともありましたが、バギオの涼しさのおかげかゴキブリやクモなどの虫はあまり見かけませんでした。

比較ポイント② 建物タイプ

次の比較ポイントは学校の建物タイプ。各学校は下記3つのタイプで分類することができます。

  • 1戸建て型
  • コンドミニアム型
  • キャンパス型

内訳は以下のとおり。

学校 / キャンパス1戸建てコンドミニアムキャンパス
A&JMain
Eco
BECISparta
City
EOP
JICChallenger
Premium
Monol
PINESMain
IELTS
WALES

1戸建て型

全ての施設が地続きで繋がっているタイプ。

学生の定員が60〜80人ほどのコンパクトな運営で、比較的アットホームな雰囲気の学校が多いです。

1戸建て型の学校
A&Jメイン,BECIスパルタ,BECI_EOP, PINESメイン, PINES_IELTS

引用: A&J e-Edu Academy ホームページ(https://ajjapan.com/)

1戸建て型のメリット

  • 施設間の距離が近い
  • 雨の日も移動が楽
  • ホームステイ合宿のような距離感

どこに行くにも各施設が近くにあり、雨の日も屋内の移動だけで済みます

また、生活を共にする者同士で絆が生まれやすい環境にあるように感じます。

1戸建て型のデメリット

  • 気分転換にコツが必要

移動に便利な一方、生活に慣れてくると飽きてくるかもしれません。そのため、平日と週末でスイッチを切り替えてメリハリのある生活を送ることができる人に適していると言えます。

引用: BECI ホームページ(https://beciedu.com/)

また、生徒やスタッフと距離が近いのも一長一短。BECI スパルタ校ではフィリピン人講師と共同生活できるというお部屋もあります。

新しい環境に適応できるか、自分の心に聞いてみて慎重に学校を選ぶべきかもしれません。

コンドミニアム型

オフィスビルやホテルの中に学校を構えているところもあります。

引用: Walesホームページ(https://walesph.com/ja/)

イメージとしては、8階建てビルの3階層を学校が貸切り、住居や教室を用意しているという感じです。

コンドミニアム型の学校: BECIシティ, Monol, Wales

コンドミニアム型のメリット

  • 施設・周辺環境が良い
  • インフラのトラブルが少ない

他の会社や別の宿泊客が同じ建物にいる関係上、質の高いサービスや施設を利用できることがあります。

また、同様の理由で停電や断水などによるトラブルへの対応が早いと言えます。

コンドミニアム型のデメリット

  • 料金が比較的高め
  • エレベーター故障時の移動が大変

まず料金面で、学校費用が高く設定されている傾向があります。

施設がきれいでサービスが充実している分、そこは当然と言えるでしょう。

また、エレベーターが使えないことも稀に発生します。高層階に滞在している場合、地上階から自室まで階段で登らなければなりません。

私が留学していた半年間では、5回発生しました。

キャンパス型

キャンパス型のイメージは日本の大学

学生寮・教室棟・ジムなどの施設がそれぞれ別の建物に存在する、比較的広い敷地を持った学校です。

学生の受け入れ人数も多く、一度に100〜200人の学生を抱えることもあります。

キャンパス型の学校: A&J エコ, JICチャレンジャー, JICプレミアム

キャンパス型のメリット

  • 大学のキャンパスライフのよう
  • 敷地が広く開放感がある

勉強・食事場所が十分に離れていることが多く、ごちゃついていないのが特徴。

また敷外に出られるスペースがあるなど、閉塞感を感じることは少ないです。

キャンパス型のデメリット

  • 移動が面倒

各施設への移動には時間を要するかもしれません。

さらに雨季シーズンでは、土砂降りの中で歩く必要も…。

とはいっても、他のタイプの学校と比べるとほんの少しだけ面倒という程度です。

比較ポイント③ 門限

各学校は基本的に門限を設定しています。寮での生活となると他の生徒への配慮も必要であるためです。

また、夜間外出時にトラブルが発生しやすいのも事実。治安の良いと言われるバギオですが、用心は必要です。

門限一覧※プログラムにより異なる場合があります

学校 / キャンパス
A&JMain21:3021:3021:3021:30なしなし21:30
Eco21:3021:3021:3021:30なしなし21:30
BECISparta外出禁止外出禁止外出禁止外出禁止外出禁止翌2:0022:00
Cityなしなしなしなしなしなしなし
EOP22:0022:0022:0022:00翌2:00翌2:0022:00
JICChallenger22:0022:0022:0022:0022:00翌1:0022:00
Premium22:0022:0022:0025:00翌1:00翌1:0022:00
Monol21:0021:0021:0021:0024:0024:0021:00
PINESMain22:0022:0022:0025:00なしなし22:00
IELTS19:0019:0019:0019:00なしなし19:00
WALES22:0022:0022:0022:00翌3:00翌3:0022:00

まず注目すべきは”門限なし”のBECI シティキャンパス。門限なしとは、つまり平日・週末問わずいつでも寮に出入り可能ということです。

BECI シティキャンパスは社会人をターゲットとし、入学に年齢制限があるため規則はゆるめです。

また週末になると、A&JとPINESは”門限なし”、そのほかの学校も門限が延びます。ナイトマーケットやクラブに行くにはこの機会を利用するといいでしょう。

一方、BECIスパルタキャンパスは平日”外出禁止”となっています。スパルタの名前がついている通り、夜間は強制自習などで拘束されるため、外出に関する規則は厳しめです。


門限の規則がゆるい学校がおすすめなのは、下記目的を持った方となります。

  • 平日も外出したい
  • ナイトライフを楽しみたい

ただし、こんなデメリットも考えられます。

👦「夜、自分は早く寝たいのに、ルームメイトが遅くに帰ってきて気になる…」

門限はすべての学生に適用となりますので、共同生活者とは上手く折り合いをつける必要がありますね。

一方、下記目的がある方には門限の厳しい学校がおすすめです。

  • 勉強に集中したい

なんといっても、勉強せざるを得ない環境に追い込まれるにはスパルタ一択

平日は勉強を頑張って週末には思いっきり遊ぶ。これも1つの留学スタイルです。


補足として、どの学校も週末に外泊できる制度はあります。門限までに、必ず学校に戻らなければならないということはありませんので、ご安心ください。

比較ポイント④ スパルタ・セミスパルタ

各学校にはそれぞれ異なる雰囲気があり、スパルタ・セミスパルタ・ノンスパルタと分類されます。

🏫「うちの学校はスパルタです」と明言している学校もあれば、相対的に見て判断される場合もあります。現状の分類は下記のとおり。

スパルタ(セミスパルタ)分類

学校 / キャンパススパルタセミスパルタノンスパルタ
A&JMain
Eco
BECISparta
City
EOP
JICChallenger
Premium
Monol
PINESMain
IELTS
WALES

多くの学校はスパルタとセミスパルタの制度を採用しています。

例えばJIC チャレンジャーキャンパスの場合、スパルタかセミスパルタか自分で選ぶことが出来ます。

引用: JICチャレンジャー校舎ホームページ(https://baguio-jic.com/ja/)

スパルタを選択すると、平日の門限が19時授業後には強制自習が課せられます。

またIELTSスパルタコースの場合、毎週土曜日に模擬試験を受ける必要があるとのこと。

厳しい環境の対価として、隔週の面談やAI教材などのサポートも受けられるようです。

引用: Monolホームページ(https://mymonol.com/en/)

一方、ノンスパルタというスタイルの学校もあります。比較的規則はゆるめで、自分のペースで勉強したい人にはうってつけです。

Monolは自由奔放なアラブ人の学生が多いため、Walesは比較的年齢層が高いため、ノンスパルタを採用していると考えられます。

比較ポイント⑤ 飲酒(アルコール)

物価の安いフィリピンではビールなどのアルコール類も安く購入可能。せっかくの海外なので、現地のお酒を味わってみるのも良いでしょう。

しかし、多くの語学学校はトラブルを避けるため校内での飲酒を禁止しています。各学校の飲酒のルールはこのようになっています。

飲酒の可否

学校 / キャンパス飲酒可否
A&JMain
学校イベント時は可
Eco
学校イベント時は可
BECISparta×
City
自室のみで可能
EOP×
JICChallenger×
Premium×
Monol
レストランのみで可能
PINESMain×
IELTS×
WALES×

どの学校も大っぴらに飲酒をすることを許可してはいません。しかし、イベント時や場所を限定すればOKとしているところがあります。

日常的にお酒を楽しみたい方は、飲酒の可否も学校選びのポイントになるかもしれません。

飲酒が禁止されている学校では、持ち込むだけでペナルティになるケースもあります。

お酒は学校外のバーやレストランで楽しむようにしましょう。

比較ポイント⑥ ジム(トレーニング施設)

スパルタやセミスパルタなどで門限がある場合、学内で過ごす時間も有意義にしたいところ。

勉強ばかりでは体が鈍ってしまうので、トレーニング施設があると助かります。

ジム(トレーニング施設)の有無

学校 / キャンパス校内に運動施設があるか?
A&JMain
Eco
BECISparta
City×
無料外部ジムまで徒歩10分
EOP
JICChallenger
Premium
Monol
PINESMain
IELTS
WALES×
有料外部ジムまで徒歩10分

基本的にほとんどの学校にはトレーニング施設があります。特に郊外にある学校は気軽に出かけられないので、設備を充実させているところが多いです。

一方、市街にある2校は敷地内にジムの施設はありません。しかし、近隣の本格的なジムが利用可能となっています。注目なのはBECIシティキャンパス。

2025年6月に近くの有名ホテル”クラウンレガシーホテル”内のジムと契約し、学生は無料で利用可能とのこと。

綺麗で本格的と評判のジムなので、むしろ学校備え付けのものよりクオリティは保証されています。

まとめ

今回は6つの項目からバギオにある学校を比較しました。

学校 / キャンパス立地建物タイプ門限(平日)スタイル飲酒ジム
A&JMain郊外1戸建て21:30(セミ)スパルタイベント時のみあり
Eco郊外キャンパス21:30(セミ)スパルタイベント時のみあり
BECISparta郊外1戸建て外出禁止スパルタ×あり
City市街コンドミニアムなしノンスパルタ自室のみ外部(無料)
EOP郊外1戸建て22:00セミスパルタ×あり
JICChallenger郊外キャンパス22:00(セミ)スパルタ×あり
Premium郊外キャンパス22:00(セミ)スパルタ×あり
Monol郊外コンドミニアム21:00ノンスパルタレストランのみあり
PINESMain郊外1戸建て22:00(セミ)スパルタ×あり
IELTS郊外1戸建て19:00(セミ)スパルタ×あり
WALES市街コンドミニアム22:00ノンスパルタ×外部(有料)

重視するポイントで選ぶのもよし、「ここは嫌だな…」という点で避けるのもアリです。

今回は出来るだけ主観や個人の感想を外し、制度や施設など比較しやすい部分のみをまとめました。

しかし、他にも検討すべき項目はあります。例えば「留学の目的」や「口コミ」など。

引用: セブ島留学センター ホームページ

興味を持った学校があれば、さらに深堀りして納得するまで情報を集めるべきでしょう。

ただし、情報に踊らされ時間を消費するだけではもったいないので、現地のプロであるエージェントに相談するのもやはりおすすめです。


バギオの情報に強そうなエージェントについては 【2025年5月版】語学学校の中の人が考える留学エージェントの選び方【比較・口コミまとめ】 にて、分析していますので参考にしていただければと思います。

本記事が皆さんの留学生活のお役に立てれば幸いです!