バギオの朝はとても早いです。レストランやカフェ、薬局までも朝6時か7時にオープンします。そんな早朝に開けてお客さんが来るのか不思議に思うこともありますが、フィリピンでは普通のようです。1人でも多くのお客さんに来てほしい、そんな心意気の現れなのだとしたら、日本よりよっぽど商売っ気がありますね。
私の住まいの近くにも毎朝7時くらいにタホ(甘い豆腐っぽいスイーツ)を売りに、流しのおっちゃんが行商に来ます。結構な大声で「タホーゥ!」と叫び、いるよー!とアピールしている声を聞くのが日常になっています。
そんなバギオでいくつかのお店でモーニングを食べてきたレポになります、今回は3軒のお店でそれぞれ伝統っぽいご飯を食べてきましたので参考になれば幸いです。
Quoted Caféの焼き魚プレート
Quoted Caféは学校に近いホテルに併設されているおしゃれカフェになります。バギオに来て最初に行ったローカルカフェになります。ここは日本語レビューをちらほら見るほど綺麗で快適なことで有名です。私もバギオに来る前から知っていました。
それからも学校に近いのでちょくちょくお茶したり2次会に使ったりしていました。こちら6時から10時限定もモーニングメニューがあります。その中で私は、「DANG NA BANGUS」190ペソ(約475円)をオーダーしました。(飲み物付き)
こちらがそのセットになります。メインはなんといってもお魚です。焼きというより揚げに近い焼き上がりで表面はサクサクに仕上がっています。表現しにくいですが白身魚とサケを足して2で割ったような食感と味で、味付けはシンプルながらもしっかりしておりご飯ともよく合います。皮もぱりぱりに仕上がっているほか、意外と骨が少ないので頭の際までしっかり食べられます。
Good taste restaurantの鶏プレート
Good taste restaurantがバギオ屈指の有名店です。連日多くの人が行列を作っています。そんなレストランも朝食メニューを提供しています。
こちらもガッツリ目のメニューがほとんどです。モーニングの時間帯も通常のメニューを頼むことが出来るほか、店内にパン屋も備えているのでコンディションに応じてオーダーすることが出来ます。今回は「ALMUSAL 1」170ペソ(約425円)をオーダーしました。(飲み物付き)
内容もさることながら、ボリュームもたっぷりです。味も有名店の名に恥じない旨さです。しょっぱめのコーンビーフがご飯と卵によく合いますし、鶏も半身揚げのようにサクサクしっとりしていて絶品です。朝食にこのような鶏がついているのは比較的珍しいですが、メニューの1番目に掲げているだけあって絶品です。ドリンクもついているので脂っぽさもしっかりリセットできます。
Tea Houseの Beef Tapa
こちらはセッションロードに面したレストランになります。レストランですが、同じカウンターで売っている、A3用紙くらいのどでかいホールケーキが有名なお店のようで店内での食事よりも持ち帰りの人が多かったです。
とは言っても、メニューだけでもすごい量ですよね。この中から「Beef Tapa」185.5ペソ(約463円)をオーダーしました。(飲み物付き)
Beef Tapaは薄切りにした牛肉をしょうゆベースのタレでしっかり味付けしたご飯が進むおかずになります。とは言え、ここはライスとおかずの量がアンバランスで、ご飯を食べきるのに少し苦労しました。次はほかのメニューや を試してみたいと思います。
まとめ
モーニングセットって言葉を聞くとちょっとワクワクしますよね。休みの日にちょっと遠出して評判のモーニングを頂くのも良いですし、馴染みのお店でおしゃべりするのも良きです。多くのバギオ市民の朝はバーナム公園での朝ズンバから始まると思うので、しっかり目のメニューが多いのかもしれません。
またバギオに来て、ストリートフードを売る屋台的なものが少ないなぁと感じます。休日の東南アジアといえば道端とか公園とかでバンバン物を売っている印象なのですが、ポツポツとあるだけで多くないんですよね。
逆に言えば未認可の危ないお店が少ないという裏返しになるのかもしれません。お腹の強さは割と自信があるので機会があればもっと手軽なスナックやストリートフードも試して紹介したいと思います。それでは!