こちらのカテゴリでは、英語勉強 に関する記事をまとめています。
実際にフィリピン留学時の
┗初日のスケジュール
┗留学開始1か月・3か月・6か月の記録
┗英語資格の受験 などなど
現地とのギャップで後悔しないよう、私のリアルな体験をまとめてお届けします。
留学初日のスケジュール
留学開始となる日曜日は移動日。
移動にかかる時間は、日本からマニラで5時間、マニラからバギオでさらに5時間。
合計10時間以上のきつい移動となります。

空港からは学校が手配したピックアップバンが利用可能。
2025年現在、マニラ空港のピックアップ可能時間は8:00, 14:00, 19:00, 23:00, 25:00の5回。
おすすめの時間帯は8:00と14:00。学校には昼から夜に到着するので、落ち着いて荷ほどきすることが出来ます。
それ以外の時間では深夜から早朝の到着となり、少々キツいスケジュールになってしまうのです。
留学1日目
移動日から1夜明け、いよいよ留学のカリキュラムがスタートします。
1日目のスケジュールは、
┗実力テスト
┗オリエンテーション
┗スクールツアー など
学校によっては現地費用の支払いが1日目から必要となる場合もあります。

また、授業が始まる前に日用品の買い出しも済ませておきましょう。
学校によっては、SMモールというショッピングモールに引率してくれるところもあります。
シャンプーや歯磨き粉など毎日使うものはもちろん、準備し忘れた持ち物も調達が必要です。
留学2日目~1週間
いよいよ授業の始まり。
一般的なESL(一般英語)というコースでは、基礎英語の科目が割り当てられます。
リスニング(Listening)
リーディング(Reading)
スピーキング(Speaking)
ライティング(Writing)
グラマー(文法)(Grammar) の基本科目5つ。
さらに、プラスアルファで語彙力や発音の授業も受講可能です。

私はマンツーマン5コマ・グループクラス3コマというスケジュールでしたが、これが結構キツイ…。
高校の授業並みの勉強時間となります。
予習・復習まで含めると時間はカツカツ。これぞ英語漬けという環境に追い込まれます。
留学3か月目
留学3か月を過ぎ、半年間の折り返し。この頃から特にスランプを感じ始めます。
頭の中で日本語と英語がかち合って、言いたいフレーズが出ないという事態がしばしば発生。
またスランプだけでなく、長く滞在したことによるマンネリ感も現れ始めます。

フィリピン留学において、滞在3か月目はターニングポイント。
「伸び悩み」、「ダレ感」、「飽き」を感じ始める方が割といます。
転校やコース変更など、環境を変える選択肢を用意しておくのもマンネリ打破にオススメです。
留学6か月目
キツいと感じることもありましたが、6か月の留学を無事に完走。
滞在中、授業を欠席したのは1日のみ。また、体調を崩さず無事に卒業することが出来ました。
最終的な英語レベルは、CEFRでB2。日常英会話ができるレベルの判定をもらいました。

全体的に満足感の非常に高かったバギオ留学。
気候や治安の良さばかりが注目されがちですが、勉強面での質も高いと感じました。
6か月の留学の総括はコチラ。下記記事より参照いただければと思います。
英語勉強ツール
私が勉強に使った教材は学校のテキスト以外にもあります。
ガッツリ勉強やスキマ時間の活用には、サブスクサービスへ課金。
特に役立ったのは下記2つでした。
- Langaku(英語版マンガ)
- スタディサプリ(TOEIC対策)
特によかった点など、簡単に紹介します。
Langaku(英語版マンガ)
Langakuは日本のマンガを英語で読むことが出来るアプリ。
作品はジャンプ系(集英社)の作品が多く、話題のマンガも読むことが可能です。

私は1年間Langakuにサブスクし、下記の作品を読破しました。
・呪術廻戦(死滅回遊編まで)
・チェンソーマン(1部完結まで)
・かぐや様は告らせたい(全編)
・ルックバック(全編)
・タコピーの原罪(全編)
マンガを英語で読めるサイトが数多くある中、Langakuを使うメリットにUI(操作性)の良さが挙げられます。
日本語↔英語の切り替えがスムーズでストレスがありません。
スキマ時間の読書にもガッツリ勉強にも使えるおすすめのアプリです。
スタディサプリ(TOEIC対策)
留学中のテスト対策には、TOEICの教材を活用。
リーディングとリスニングの内容はTOEICから出題されていることが多く、その場しのぎではどうにもならない知識勝負となります。

数ある教材の中から、私はスタディサプリを選択。
スタディサプリは、(株)リクルートが運営するオンライン教材です。
留学中と留学後の2回サブスクし、合計100時間を費やしました。

おすすめポイントは、やはりUIの良さ。繰り返し勉強できるように設計されています。
TOEIC受験
留学の人気は年々増してきており、
👦「留学に行っていました」
👩「ワーホリ経験者です」
というのは、いまや珍しくありません。
自分の英語レベルを証明する手段として、資格試験に挑戦するのも良いでしょう。

その中でも、初心者にも取っつきやすいのはTOEIC。
TOEICの高スコアは、日本国内の求人だけでなく海外の現地採用ポジションにも有効です。
私は1か月ガッツリ集中して対策し、860点を取得することが出来ました。

実は、このスコアを取ったとき、試験会場はフィリピンでした。
フィリピンでも日本と同じ形式の試験を受験可能。バギオにも公式の会場があります。
音質が安定しないという不安な点がありますが、時間があれば留学中の受験を検討しても良いかもしれません。

(おまけ)フィリピン人の英語力
フィリピンでは、レストラン店員・タクシードライバー・道行く人まで誰もが英語を話せます。
Q.なぜ、フィリピン人の英語力はここまで高いのか?
A.日本と比べて何万倍もの英語教育を受けているため。
フィリピンでは、日本の「国語」にあたる科目以外、全て英語で授業が行われています。
そのため、”読み/書き/話す/聞く“まで、多くの時間で英語と向き合うことになります。
ゆえに英語話者が育ちやすい、フィリピンにはそんな環境があるのです。
そのレベルはデータとしてしっかりと表れており、最近発表された”世界の英語レベルランキング”において、フィリピンは全世界24位を取得しました。(韓国48位、日本96位)

参考:EF EPI, The world’s largest ranking of countries and regions by English skills(https://www.ef.com/wwen/epi/)
語学学校のフィリピン人講師たちは、国際的に通用するレベルの英語力を有しています。
それなのに、フィリピンの物価水準のおかげで、我々外国人は安く英語の勉強ができるというというのも事実なのです。







