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バギオの学校紹介!A&J エコキャンパス【解説・口コミ比較】

バギオの学校紹介シリーズ第2弾。

ネット上の口コミや学校が発信しているSNSなどを細かく分析していきます。


今回はバギオ市内に「メインキャンパス」と「エコキャンパス」2つの校舎を持つ”A&J”。

そのうち、2024年オープンのA&J エコキャンパスに注目。

引用: A&J e-Edu Academy ホームページ(https://ajjapan.com/)

語学学校の中の人の目線から、他の学校と比べたときの特徴や価格の違いなどを取り上げていきます。

※本記事は2025年8月時点の情報です。変更となっている項目もあるかもしれません、ご了承ください。

学校概要

まずは学校の紹介ページから特徴的な部分に注目してみます。

参照したのは、 FUJIYAMA Internationalというエージェントの学校案内ページ。

引用:Fujiyama International 公式ホームページ(https://www.fujiyama-international.com/)

過去記事「語学学校の中の人が考える留学エージェントの選び方【比較・口コミまとめ】」で紹介している、情報満載で更新頻度も高いエージェントとなります。

概要①: 立地

A&Jエコキャンパスはバギオ市街の西エリアに位置しています。

市街地からは車で20~30分

バギオの語学学校の中では街中から一番遠い郊外に位置しています。

学内にはカフェ・ジム・売店があり、生活に関することキャンパス内で全て完結できるように設計されています。

他の学校と比べて周辺施設は少ないものの、生活に困ることはなさそうです。

概要②: 学生数

A&Jエコキャンパスの定員は150名と規模は大きめ。学校敷地内に宿舎や授業棟などが別々に存在するキャンパス型の学校です。

2024年10月オープンということで、現状バギオで一番新設のキャンパスとなります。

また、建物や施設が新しいのはもちろん、アクティビティ面でも新しい試みが見られます。

各国エージェントから注目されているため、個人・団体問わず様々な国から学生が入学してきています。

概要③: コース(料金)

A&J Ecoキャンパスが提供しているコースは下記のとおり。

  • ESL(一般英語)
  • TOEIC
  • TOEFL
  • IELTS

一般的なコースは網羅されており、1日何コマ受けるかなどで調整が可能です。

コース料金(4週間分)

A&J Ecoキャンパスが提供しているコースのうち、日本人学生の受講が多そうな3つをピックアップし、1コマあたりの授業価格を計算してみます。

ESL(一般英語)
※最小授業数
ESL(一般英語)
※最大授業数
TOEIC, TOEFL, IELTS
授業数3 マンツーマン6 マンツーマン4 マンツーマン
2 グループクラス
+無料クラスオプションクラス + ボキャブラリーテスト
価格(4週間)650 ドル1,150 ドル950 ドル
価格(1コマ)10.83 ドル9.58 ドル7.92 ドル

※教科書などの現地でかかる費用は含んでいません。

ESLという一般英語を学ぶカリキュラムにおいて、コスパが良いのは1日6コマのコース。

1コマ9.58ドル(約1,440円)で受講可能です。(1ドル=150円換算)

このコースは”ECO SPARTA”と言い、唯一スパルタ制度が適用されます。

スパルタを選択すると、平日は外出禁止。勉強せざるを得ない状況に追い込まれます。

概要④: 部屋(料金)

続いて、現地で滞在する部屋の料金を比較します。

部屋価格(4週間)

1人部屋2人部屋3人部屋
価格(4週間)1400 ドル900 ドル750 ドル
価格(1日あたり)50 ドル32 ドル27 ドル

表の価格は、デラックスタイプというお部屋で申し込んだ際の最低料金です。

お部屋のイメージは下記のような感じとなります。

  • 1人部屋(参考画像)
  • 2人部屋(参考画像)
  • 3人部屋(参考画像)

他にも、エコキャンパスにはプレミアムタイプという内装が豪華なお部屋も用意されています。

さらにヴィラなどの戸建てタイプもあり、団体で申し込めばさらに選択肢が広がります

学校特徴

ほかの学校には無い特別な制度や施設についても見ていきましょう。

特徴①: グランピング感のある校舎

A&J エコキャンパスの特徴はなんといっても自然に囲まれた広大な敷地

これほどまでに自然と共生した構造となっている学校は非常に珍しいです。

学内にバーベキューエリアがあるというのも類を見ません。

他の学校だとイベントの一環でのバーベキューはありますが、申し込むと自由に使えるというのはシンプルに凄いと感じます。

また、特別なイベントとしてキャンプファイヤーが催されることがあるとか。

まさに自然に囲まれているA&Jならでは。市街地の学校では絶対に実現できないアクティビティです。

特徴②: 屋内体育館

A&Jエコキャンパスの広大な敷地の中には屋内体育館があります。これも他の学校には無い特別な施設です。

雨季のバギオ留学はなかなか出掛けられず、ストレスが溜まります。

そんな不安も屋内施設があれば安心。いつでもスポーツを楽しむことができ、有意義な時間を過ごすことができるでしょう。

特徴③: 学校シャトルバン

市街から離れた位置にあるエコキャンパスですが、学校がシャトルバンを提供しています。

休日および平日の指定日に、学校↔SMモールの往復便が運行中。

SMモールまで片道50ペソということで、日本円で130円ほどです。

指定の時間に出発するので、タクシーと比べて待ち時間が無くストレスフリーですね。

特徴④: 1コマあたりの授業時間

A&Jスクールの授業時間1コマは50分(他校は45分)です。

1日6コマのコースで他の学校と比較したとき、1か月あたり10時間、プラスアルファで授業を受けられるということになります。

たかが5分の違いと言えど、数週間も積もれば思っている以上のメリットとなるのは間違いありません。

ただし授業時間が長いということは集中力も必要。

私が留学生だった時、45分×8コマのスケジュールで「ひぃひぃ」言っていました。

5分の違いにどれだけ価値を見出すかは個人によるかもしれません。

公式情報

つづいて、学校が発信しているSNSを見ていきましょう。

A&Jは下記媒体にて情報を見ることができます。
※メインキャンパス・エコキャンパス共用

A&J公式の情報媒体(SNS)

TikTokを除き、どのSNSも頻繁に更新していることが分かります。

ホームページ

ホームページでは学校の紹介記事だけでなく、日本語で書かれたブログを見ることができます。

学校イベントやバギオの情報など週単位で発信されているので、現在のリアルな様子を知るにはぴったりです。

2025年6月27日号 エコキャンパスニュースレター(https://ajjapan.com/blog)

YouTube

A&Jが発信しているYouTubeチャンネルは基本的に英語音声のビデオとなります。

メインキャンパスと共同運営されているチャンネルですが、現状はエコキャンパスの動画の更新頻度が高めです。

Instagram

インスタグラムでは、アクティビティや卒業式などのイベントの様子などを見ることができます。

また、2025年5月に完成した新プロモーションビデオも投稿されています。

学生のリアルな様子をショートビデオにまとめてくれているので、現地の雰囲気を感じるのにうってつけです。

X(旧:Twitter)

いち早く最新情報を入手できるのがX(旧Twitter)と言えます。

アップしている内容はイベントの情報が中心で、写真や動画を加工なしで上げているので、Instagramよりも情報が早いです。

フォローしておくと最新情報が手に入りやすくなります。

Facebook

既に日本での人気は下火となっているFacebook。しかしフィリピンでは未だに一番メジャーなSNSです。

週に数回、高頻度で多くの写真・動画がアップされており、直近の様子を知るのに役立ちます

こちらも2つのキャンパスの情報が一緒に発信されています。

どちらの校舎のイベントか間違えないようにしましょう。

TikTok

TikTokにもいくつか投稿がありますが、最近は力を入れていない模様。

最終更新日は2025年2月となっています。

ただ、担当スタッフの今後の意向により活発に投稿されることもあるかもしれません。

TikTokをよく活用する場合はフォローしておくと良いでしょう。

国籍比

留学先を決めるにあたり、目を通しておきたいのが国籍比。

現場を見てきた身として、学校の国籍比の傾向を掴むことも重要と考えます。

留学期間中の環境をイメージしやすいですからね。


留学生A
留学生A

多国籍な環境が良い!

留学生B
留学生B

日本人がある程度いた方が安心!

という風に、国籍比については色々な意見があります。


A&Jエコキャンパスの最新の国籍比は下記のとおり。

2025年6月は韓国台湾アラブがほぼ同数で8割以上を占めていました。一方、7月になると、ぐんと台湾国籍が増えています。

こちらは、台湾の子どもたちの団体入学があったためだと考えられます。

一般的に6~8月は台湾の長期休みに当たり、学内の人口比率が一気に増えます。

これはA&Jだけでなく、他の学校にも同じ傾向があります。


少しさかのぼって、2025年のひと月ごとの国籍比率を確認してみましょう。

2025年4~5月についても同様に、韓国台湾アラブの学生で8割以上を占めています。

この状況では、校舎から日本語が聞こえてくることはかなり少ないでしょう。

1,2月は75%近くが韓国人学生ですね。

この時期、韓国で大型の連休があり家族留学がピークを迎えます。ゆえに、結構な数の子どもたちが滞在することになります。

どこの学校にもある傾向ですが、ここまで偏るのは珍しいです。


続いて、2024年の国籍比を見てみましょう。

エコキャンパスのオープンが同年10月。その当初から国籍比が公開されています。

オープン当初から韓国人比率がずっと多かったようですね。

学校の特性的に個人よりも団体の申し込みが多いとみられ、その時々によって国籍比が大きく変化しそうです。

特に7,8月は韓国・台湾・サウジ、12~2月は韓国の比率がグッと増えそうです。

A&J エコ は”こんな人”におすすめ!

今回はバギオの学校紹介シリーズで、A&J エコキャンパスを紹介しました。

自然と調和し都会の喧騒から離れてゆったりと勉強でき、また特別なアクティビティが催されていることが伝わったかと思います。

バギオで一番新しい校舎ということで、ピークシーズンである7~9月、12~2月は団体の予約ですぐに埋まってしまうかもしれません。

ちなみに2025年4~7月には、未成年ながらも破天荒さで脚光を浴びたインフルエンサーの「ゆたぼん」も留学に来ていたようです。

ゆたぼん含めて数人の留学だったようで、その様子がYouTubeとXに上がっています。

日本人の子どもたちの留学先として、将来もっとメジャーになってくるかもしれません。


最後に結論。A&J エコキャンパスがおすすめ人は、

👍自然豊かな環境で”現地生活”も楽しみたい!
👍日本人が少ない学校がいい!

海外・留学初心者の方もA&Jなら素敵な思い出が作れることでしょう。

ただ、ピークシーズンは団体留学が多くなりがちなので、個人留学の場合、3~6月, 9~11月などに調整することをおすすめします。