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バギオの学校紹介!BECI EOPキャンパス【解説・口コミ比較】

バギオの学校紹介シリーズ第5弾。

ネット上の口コミや学校が発信しているSNSなどを細かく分析していきます。


今回はバギオ市内に「スパルタキャンパス」と「シティキャンパス」、「EOPキャンパス」と3つの校舎を持つ”API BECI

そのうち、カラフルな校舎が特徴的なEOPキャンパスに注目。

引用: API BECI EOPキャパス ホームページ(https://beciedu.com/eop-campus/)

語学学校の中の人の目線から、他の学校と比べたときの特徴や価格の違いなどを取り上げていきます。

※本記事は2025年8月時点の情報です。変更となっている項目もあるかもしれません、ご了承ください。

学校概要

まずは学校の紹介ページから特徴的な部分に注目してみます。

参照したのは、 FUJIYAMA Internationalというエージェントの学校案内ページ。

引用:Fujiyama International 公式ホームページ(https://www.fujiyama-international.com/)

過去記事「語学学校の中の人が考える留学エージェントの選び方【比較・口コミまとめ】」で紹介している、情報満載で更新頻度も高いエージェントとなります。

概要①: 立地

BECI EOPキャンパスは、バギオ市街の南エリアに位置しています。

Kennon Roadという車通りの多い道のそばで、市街へのアクセスはしやすい立地。

キャンパス自体は少し奥まった住宅街に位置しているので、車の騒音は気になりません

また、学校近くにスーパーがあるとのことで、生活面で困ることは少ないでしょう。

概要②: 学生数

キャンパスの定員は60名と、規模は小さめ。

もともとは女性専用キャンパスでしたが、2022年7月より共学となっています。

別荘として使われてきた建物をリノベーションしており、外装・内装ともに非常に綺麗

アットホームかつ落ち着いた環境を実現しています。

概要③: コース(料金)

BECI EOP キャンパスが提供しているコースは下記のとおり。

  • ESL(一般英語)
  • ワーホリ準備

コースの種類は非常にシンプル、日常英語を学ぶことに特化しています。


そもそもキャンパス名のEOPとは “English Only Policy“のこと。

普段の生活から、常に英語を話す環境があることを強調しています。


どうしても資格試験用の授業を受けたい場合、TOEICやIELTSなど相談ベースで対応可能とのこと。

バギオに3キャンパス構えている BECIだからこその柔軟な対応が見込めます。

ただし公式なコースでは無いので、100%対応可能とは限りません

コース料金(4週間分)

人気のコースについて、日本人が選ぶ可能性が高い3つをピックアップし、1コマあたりの授業価格を計算してみます。

SPEED ESLSPARTA ESLワーホリ準備
授業数4 マンツーマン
2 グループクラス
5 マンツーマン
2 グループクラス
4 マンツーマン
2 グループクラス
+無料クラス2 ナイトグループクラス2 ナイトグループクラス(必須)2 ナイトグループクラス
1 ワーホリ特別プログラム
価格(4週間)870 ドル900 ドル1,000 ドル
価格(1コマ)7.25 ドル6.43 ドル8.33 ドル

※教科書などの現地でかかる費用は含んでいません。
※12週間以上滞在で長期割引あり(4週間100ドル)

全コース、グループクラスが2コマで、マンツーマンクラスが調整可能

マンツーマンクラスの最大数は5コマですが、現地で追加費用を支払って増やすこともできます。

概要④: 部屋(料金)

続いて、現地で滞在する部屋の料金を比較します。

部屋価格(4週間)

レギュラー
シングル(外部寮)
2人部屋3人部屋4人部屋
(女性のみ)
価格(4週間)950 ドル750 ドル670 ドル570 ドル
価格(1日あたり)34 ドル27 ドル24 ドル20 ドル

1人部屋の価格は4週間当たり950ドルから。

レギュラータイプよりもハイグレードなマスタータイプの1人部屋もあり、こちらは4週間1,100ドルです。

また、女性に限り4人部屋の選択が可能、価格は4週で20ドルとかなりリーズナブルです。


お部屋のイメージは下記のような感じ。

  • レギュラーシングル
  • 2人部屋
  • 3人部屋
  • 4人部屋

内装は非常に綺麗でおしゃれ

1戸建て型のキャンパスですが、各お部屋のレイアウトは広く、窮屈さを感じません

学校特徴

ほかの学校には無い特別な制度や施設についても見ていきましょう。

特徴①: ヒーリングキャンパス

BECI EOPキャンパスの特徴と言えば、なんと言ってもアットホーム感

リラックスできる空間で、心ゆくまで国際交流できる仕組みが整っています。

写真奥に見える三角のタープ付きテントのようなエリアも特徴的。

授業はもちろん、おしゃべりの場として利用することも可能です。

BECI EOPの共有キッチンは24時間利用可能

学校が提供する食事もありますが、ワイワイ楽しく料理をするのも、留学の醍醐味かもしれません。

特徴②: 豊富なアクティビティ

学校が提供しているアクティビティが多いのも魅力の一つ。

ズンバや交流会カラオケ月一のマッサージなど提供しています。

もともと「カフェキャンパス」という名前だったとおり、学内カフェがあります。

学生は毎日、アメリカーノコーヒーを1杯無料で頂けます。

アウトドアシネマでは、半野外でゆったり映画鑑賞するアクティビティも催されています。

特徴③: ポイントシステム

EOPキャンパスは加点式のポイントシステムを導入しています。

簡単に説明すると、一生懸命勉強した分、景品やサービスと引き換えが出来るというものです。

保持ポイント数については、下記のようにSNSで公開されています。

やる気次第でポイントが貰え特典をゲットできる、モチベーションの維持にも役立つ制度です。

特徴④: 1コマあたりの授業時間

BECI EOPの授業時間1コマは50分(他校は基本45分)。

たかが5分の違いと言えど、他の学校と比べた時に大きなアドバンテージがあります。

例えば1日6コマのコースの場合、5分が1ヶ月積み重なると10時間となり、その分+αで授業が受けられたという考えも可能です。

ただし授業時間が長いということは集中力も必要。

私が留学生だった時、45分×8コマのスケジュールで「ひぃひぃ」言っていました。

5分の違いにどれだけ価値を見出すかは個人によるかもしれません。

公式情報

つづいて、学校が発信しているSNSを見ていきましょう。

BECIは下記媒体にて情報を見ることができます。
※スパルタ、シティ、EOPキャンパス共用

A&J公式の情報媒体(SNS)

Xを除き、どのSNSも頻繁に更新していることが分かります。

ホームページ

ホームページでは最新のパンフレットを閲覧することができます。

ブログ記事など定期的にアップロードされているようなコンテンツは基本的にありません。

最新の情報を得るには、SNSを確認しましょう。

YouTube

BECIが発信しているYouTubeチャンネルは3キャンパス共通

基本的に英語音声のビデオのみとなります。

更新頻度は週に数回

写真のようにアクティビティやキャンパスの紹介、学生からのフィードバックがメイン。

どのビデオも見やすいように編集され、学校の様子がよくわかるようになっています。

Instagram

インスタグラムでは、Youtubeよりもさらに最新の投稿を見ることができます。

内容はアクティビティやフィードバックなど同じですが、インスタ用に再編集され、どれもクオリティの高い動画となっています。

更新頻度がかなり高いので、現地のリアルな様子をいち早く知ることが可能です。

X(旧:Twitter)

2018年までの投稿で更新がストップしています。

今のところ最新情報のソースとはなりませんが、今後担当者の意向で再稼働するかもしれません。

Facebook

既に日本での人気は下火となっているFacebook。しかしフィリピンでは未だに一番メジャーなSNSです。

週に数回、多くの写真・動画がアップされており、直近の様子を知るのに役立ちます。

1つの投稿に数十枚写真を添付していることもあるので、校内の様子などを詳細に知ることが可能です。

TikTok

TikTokにはショートムービーのみが投稿されています。

インスタグラムのリール動画を選別して投稿している感じです。

TikTokをよく活用する場合はフォローしておくと良いでしょう。

国籍比

留学先を決めるにあたり、目を通しておきたいのが国籍比。

現場を見てきた身として、学校の国籍比の傾向を掴むことも重要と考えます。

留学期間中の環境をイメージしやすいですからね。


留学生A
留学生A

多国籍な環境が良い!

留学生B
留学生B

日本人がある程度いた方が安心!

という風に、国籍比については色々な意見があります。


BECI EOPキャンパスの最新の国籍比(2025年5、6月)は下記のとおり。

2025年5月は台湾人生徒が29%日本人生徒が25%。全体的に見ていい感じの国籍バランスとなっています。

6月になると、台湾とベトナムの生徒が増えていますね。

この時期は長期休暇となり、子どもたちの入学が増えていたようです。


少しさかのぼって、2025年1~4月の国籍比率を確認してみましょう。

まずは3月、4月。

この期間も国籍比は偏ることなく、バランスが取れています。

日本人比率28%というのは、定員の60名に達していた場合、校内に20人弱の日本人がいる環境となります。


つづいて1月、2月。

1月、2月はどちらも韓国人生徒の比率が多くなっています。

これは、韓国の長期冬休みに当たるためであり、どこの学校にもある傾向です。


続いて、昨年2024年の国籍比を見てみましょう。

実績に基づく年間のデータが下記のように公開されています。

年間を通して最も留学生が多かったのは、ベトナム人の23.5%

どの国籍も30%を超えることは無く、非常にバランスがいいと言えます。

自分の留学時期はどうなっているのか、気になる方はエージェントに問合せしてみるのが良いでしょう。

BECI EOP は”こんな人”におすすめ!

今回の学校紹介シリーズでは、BECI EOPキャンパスを紹介しました。

アットホームさと、生徒間の交流に特化した学校の特徴を感じられたでしょうか?

1人で勉強するだけでは寂しい友達づくりも頑張りたい、という人にはおすすめの校風となります。


また、BECIが公開している情報には下記のようなものもあります。

  • コース選択割合(2024年)
  • 男女比(2024年) / 年齢比(2024年)

コースについて、65%の方がSPEED ESLを受講、こちらはマンツーマン4コマ、グループクラス2コマのクラスです。

また、年齢比については10・20代の学生70%近くを占めています。

他の学校と比べると、若い学生が集まりやすい環境と言えます。


最後に結論。

BECI EOPキャンパスがおすすめ人は、

👍勉強とアクティビティを両立したい!
👍多様な国籍の生徒と交流したい!

ここまで学校側が交流を後押ししてくれるケースは他にありません。

シャイで友達づくりが苦手な日本人にも、ピッタリの環境となっています。

定員が60名と少なめなので、興味を持ったら早めに問合せしてみましょう!