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バギオの学校紹介!PINES メインキャンパス【解説・口コミ比較】

バギオの学校紹介シリーズ第6弾。

ネット上の口コミや学校が発信しているSNSなどを細かく分析していきます。


今回はバギオ市内に「メインキャンパス」、「IELTSキャンパス」の2つの校舎を持つ”Pines International Academy (Pines)”。

そのうち、バギオで1番の知名度を誇るメインキャンパスに注目。

引用: Pines International Academy ホームページ(https://pinesacademy.com/eng/index)

語学学校の中の人の目線から、他の学校と比べたときの特徴や価格の違いなどを取り上げていきます。

※本記事は2025年8月時点の情報です。変更となっている項目もあるかもしれません、ご了承ください。

学校概要

まずは学校の紹介ページから特徴的な部分に注目してみます。

参照したのは、 FUJIYAMA Internationalというエージェントの学校案内ページ。

引用:Fujiyama International 公式ホームページ(https://www.fujiyama-international.com/)

過去記事「語学学校の中の人が考える留学エージェントの選び方【比較・口コミまとめ】」で紹介している、情報満載で更新頻度も高いエージェントとなります。

概要①: 立地

PINESメインキャンパスはバギオ市街の東エリアに位置しています。

SMモールなどのある中央エリアからは、タクシーで15分ほど。

街中からは少し離れているものの、飲食店や買い物する施設が周りに多いエリア。

郊外のベッドタウンのような便利な立地です。


また、学校の付近には有名な観光地がたくさん。

・朝日が綺麗なマインズビュー
・乗馬体験ができるライトパーク
・元大統領の迎賓館で昨年から一般公開されたザ・マンション

など、見所がたくさんあります。

概要②: 学生数

PINES メインキャンパスは定員280名。

バギオNo.1の規模であり、個人・団体問わず多く受け入れています。

夏休みのシーズンなどでは、子どもたちの団体留学先になることも多いようです。

多様な国籍・幅広い年齢層に支持され、色々なタイプの留学生と出会うことができる、最も多様性に富んだ学校だと言えるでしょう。

概要③: コース(料金)

PINES メインキャンパスが提供しているコースは下記のとおり。

  • ESL(一般英語)
  • TOEIC
  • ビジネス

一般英語が基本となりますが、TOEICやビジネスなど特定分野に特化したコースもあります。

また、海外進学を目指す学生に人気である、IELTSコースは別キャンパスで提供しています。

コース料金(4週間分)

PINES Mainが提供している4つのコースについて、1コマあたりの授業価格を計算してみます。

ESL(一般英語)
※最安
ESL(一般英語)
※マンツーマン重視
TOEICビジネス
授業数4 マンツーマン
4 グループクラス
7 マンツーマン4 マンツーマン
4 グループクラス
4 マンツーマン
3 グループクラス
+無料クラスなし、有料オプションクラス(300ペソ/2週間)
価格(4週間)119,000 円158,000 円126,000 円139,000 円
価格(1コマ)743 円1,129 円788 円993 円

※教科書などの現地でかかる費用は含んでいません。
※12週間以上滞在で長期割引あり(4週間100ドル)

メインとなるのはESLという一般英語を学ぶコース。

他の学校と比べ、グループクラスが多いのが特徴的。

ただ、マンツーマン授業を重視する方向けのコースも用意されています。


1日の流れについて、下記のようなスケジュール例が公開されています。

1日8コマのコースを選択すると、朝から夕方まで勉強づくめのスケジュールとなります。

概要④: 部屋(料金)

続いて、現地で滞在する部屋の料金を比較します。

部屋価格(4週間)

定員数別、各部屋の最低価格は下記のとおり。

1人部屋2人部屋4人部屋6人部屋
価格(4週間)124,000 円107,000 円88,000 円77,000 円
価格(1日あたり)4,429 円3,821 円3,143 円2,750 円

特徴的なのは6人部屋の提供。大人数でシェアすることで、かなりリーズナブルになります。

このほかにも部屋の選択肢は全部で8種類用意されています。


お部屋のイメージは下記のような感じ。

  • 1人部屋A
  • 2人部屋A
  • 4人部屋
  • 6人部屋

どのお部屋も内装は木目調で非常にシンプル、かつ光が入って明るく見えます。

4,6人部屋でも1人分のスペースは広く、仕切りがあることによってプライベート空間が確保できるようになっています。

学校特徴

ほかの学校には無い特別な制度や施設についても見ていきましょう。

特徴①: 講師の質

パインスの特徴と言えば、なんと言っても歴史と伝統

今のバギオ留学のパイオニア的な存在です。

それゆえに講師の質に定評があります。

フィリピン現地における学校の評判は上々。

  • フィリピン国内で講師になるのが最も難しい学校
  • PINESで働くことがステータス

と言った話も聞かれます。


そのため、講師の教育と採用にも力を入れています。

講師になった後もスタッフ・学生双方から評価され、高いパフォーマンスを発揮しなければなりません。

学校に所属し続けるには、支持され続ける努力も必要となるのです。


パインスの講師の質は外部の機関からも求められるほどです。

こちらは、オンライン上でIELTSの授業を提供しているIELTS TRAINER PRO

PINESと提携し、講師を斡旋しています。

IELTSは教える側もトレーニングが必要なほど難しい資格試験。

それでも質の高いPINESならと、認められての提携なのでしょう。

特徴②: 自主スパルタ制度

パインスでは最初、すべての学生に対して”セミスパルタ”の制度が適用されます。

👦「セミスパルタだと物足りない」
👩「もっと自分を追い込みたい」

という場合、スパルタ制度へ移行することが可能です。

スパルタへ挑戦は、現地にて5,000ペソ(約13,000円)支払うことで、4週間分のプログラムに加入できます。

スパルタ制度に加入した場合、1日のスケジュールが変化。上の画像の四角で囲んだ部分が追加されます。

コマ数に換算すると、約5コマ分。

通常の授業時間終了後も講師が付いてサポートしてくれるようになります。

特徴③: 豊富なオプションクラス

パインスでは授業時間の前後に、有料のオプションクラスを提供しています。

価格は2週間で300ペソ

スピーキング・発音といった自分の苦手を克服するために活用したり、映画やヨガといったアクティビティに参加することも可能となっています。

特徴④: キャンパス間の転校

PINESはバギオに2つ、セブに姉妹校を1つ有しています。

これら特徴の異なる校舎に転校が可能とのこと。

例えば留学期間が6か月にわたる場合、前半3か月はメインキャンパスで一般英語を勉強。

後半3か月はIELTSキャンパスで認定試験の勉強いう風な切り替えができるという訳です。


長期の留学となると、マンネリを感じやすいのは事実。

転校して環境を変えるのは、マンネリ打破に非常に有効です。

公式情報

つづいて、学校が発信しているSNSを見ていきましょう。

PINESは下記媒体にて情報を見ることができます。
※メイン、IELTSキャンパス共用

PINESの公式の情報媒体(SNS)

メインの情報ソースとなるのはFacebook

その他のSNSは週数回程度更新されています。

ホームページ

ホームページでは、施設・コースの情報などを詳しく知ることができます。

また、”Quick Links”タブの中から学校パンフレットを見ることができます。

ただし、日本語版はありません

英語バージョンは2023年更新版となっており、現状からの変更点があるかもしれません。

日本語パンフレットは2024年版があり、留学エージェントが持っているはずですので、そちらを参照しましょう。


また、定期的にアップロードされているブログ記事もあります。

記事はすべて英語

学生からのフィードバックやアクティビティから学校の様子を知ることが可能です。

YouTube

PINESが発信しているYouTubeチャンネルの更新頻度は月に1回程度

基本的に英語音声のビデオのみ、短めでサッと見やすい造りになっています。

ただ、学校選びの決め手となる、施設・部屋・制度面での説明がやや少なめ

上記、最新情報が知りたい場合は、エージェントの紹介動画を参照するのが良いでしょう。

引用:フィリピン留学TV CEBRIGE(セブリッジ)

Instagram

インスタグラムでは、Youtubeよりもさらに最新の投稿を見ることができます。

内容はアクティビティや学生からのフィードバックなど、直近の様子を感じるのにぴったりです。


また、インフルエンサーの入学が多く、タイアップ動画を掲載している場合もあります。

生徒目線で1日の流れや授業の様子などを感じられる、貴重な資料となります。

X(旧:Twitter)

2025年時点、パインスが運営しているXのアカウントは見つかりませんでした。

Facebook

既に日本での人気は下火となっているFacebook。しかしフィリピンでは未だに一番メジャーなSNSです。

週に数回、多くの写真・動画がアップされており、直近の様子を知るのに役立ちます。

1つの投稿に数十枚写真を添付していることもあるので、校内の様子などを詳細に知ることが可能です。

TikTok

TikTokにはショート動画のみが投稿されています。

基本的にはアクティビティの紹介がメイン。

TikTokをよく活用する場合はフォローしておくと良いでしょう。

国籍比

留学先を決めるにあたり、目を通しておきたいのが国籍比。

現場を見てきた身として、学校の国籍比の傾向を掴むことも重要と考えます。


PINES メインキャンパスの国籍比については下記のとおり言及されています。

どの期間でも多国籍な環境を維持するために、日本人比率40%を目安にしているとのこと。

仮に満員の280名生徒がいる場合、同時期に滞在する日本人は112人いるという計算。

キャンパスが広くグループクラスの種類も豊富なため、👦「日本人多すぎ!!」となることは少ないでしょう。


また、2025年1月にはこのような案内がエージェントに発信されていました。

2,3月は韓国の親子連れが卒業し、日本人が増えてくる季節。

そのような時期でも、日本人比率は多くて45%

徹底して多国籍な環境を維持しているのが分かります。


また、ひと月ごとの国籍比については資料が見つかりませんでした。

PINES メイン は”こんな人”におすすめ!

今回の学校紹介シリーズでは、PINES メインキャンパスを紹介しました。

バギオで最も有名な語学学校、その特徴や雰囲気を感じられましたか?

積み重ねてきた歴史と、新しい改革によって常に進化し続けている学校です。

また、現場で働くフィリピン人講師の満足度を高めようとしているのもポイント。

学生にとって何より大事なのは授業、授業のクオリティが担保されているのは安心感がありますね。


また過去には、日本人のインフルエンサーも滞在していたようです。

  • kenty_cook
    Youtube登録者: 401万人
    Instagramフォロワー: 189万人
  • ikup_ch
    Youtube登録者: 17万人
    Instagramフォロワー: 1.5万人

積極的にインフルエンサーを受け入れているのは、大手老舗校ならではの貫禄からかもしれません。

学生目線でリアルな学校の様子を知ることができるので、覗いてみるといいでしょう。


最後に結論。

PINES メインキャンパスがおすすめ人は、

👍有名学校で安心して留学したい!
👍質の高い講師の下でレッスンを受けたい!

留学に関して、👦「最優先は英語の勉強、それ以外は何でもいいよ~。」という場合、最もおすすめできるのがPINES。

それほどまでに実績と信頼がある学校です。

国籍の兼ね合いもあるかもしれませんので、早めに問合せしてみましょう!