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バギオの学校紹介!PINES IELTSキャンパス【解説・口コミ比較】

バギオの学校紹介シリーズ第7弾。

ネット上の口コミや学校が発信しているSNSなどを細かく分析していきます。


今回はバギオ市内に「メインキャンパス」、「IELTSキャンパス」の2つの校舎を持つ”Pines International Academy (Pines)”。

そのうち、バギオで唯一の試験特化学校、IELTSキャンパスに注目。

引用: Pines International Academy ホームページ(https://pinesacademy.com/eng/index)

語学学校の中の人の目線から、他の学校と比べたときの特徴や価格の違いなどを取り上げていきます。

※本記事は2025年8月時点の情報です。変更となっている項目もあるかもしれません、ご了承ください。

学校概要

まずは学校の紹介ページから特徴的な部分に注目してみます。

参照したのは、 FUJIYAMA Internationalというエージェントの学校案内ページ。

引用:Fujiyama International 公式ホームページ(https://www.fujiyama-international.com/)

過去記事「語学学校の中の人が考える留学エージェントの選び方【比較・口コミまとめ】」で紹介している、情報満載で更新頻度も高いエージェントとなります。

概要①: 立地

PINES IELTSキャンパスはバギオ市街の西エリアに位置しています。

郊外とは言うものの、SMモールまではタクシーで10分ほどと便利な立地です。

近くには大通りが走っていますが、少し奥まったところにあるので騒音等のトラブルは少ないでしょう。


また近くには、Google map上で☆4.4と高評価のカフェがあります。

勉強の息抜きにはピッタリですね。

概要②: 学生数

PINES IELTSキャンパスは定員130名。通常、平均で100~120名の学生がいます。

学生全員がIELTSのコースを受講することになるので、真面目に勉強できる土台があると言えます。

IELTS試験は目標スコアに到達するまでが非常に険しい道。

同じ境遇の生徒がいることで孤独な個人勝負とならず、切磋琢磨できるのは非常に心強いです。

概要③: コース(料金)

PINES IELTSキャンパスが提供しているコースは下記のとおり。

  • IELTS
  • IELTS(点数保証)

IELTSコースの中でも、通常のコース点数保証コースに分かれています。


点数保証コースでは目標を明確に定め、スコアに到達するまで面倒を見てくれます。

目標点数に未達の場合、卒業予定日から4週間分の授業料が無料となります。
※寮費、その他現地費用の支払いは発生

点数保証コースを続ける条件は非常に厳しく、

・出席率:95%以上(病欠もカウント)
・模擬テスト出席率:100%

上記の条件をクリアしなければなりません。

コース料金(4週間分)

PINES IELTSキャンパスが提供しているコースについて、1コマあたりの授業価格を計算してみます。

IELTS点数保証
コース名称Pre-IELTSIELTS RegularIELTS点数保証
For 5.5+, 6.0+
IELTS点数保証
For 6.5+, 7.0+
授業数4 マンツーマン
4 グループクラス
4 マンツーマン
3 グループクラス
5 マンツーマン
2 グループクラス
6 マンツーマン
+無料クラスなし、有料オプションクラス有(300ペソ/2週間)
価格135,000 円
(4週間)
135,000 円
(4週間)
346,000 円
(8週間)
346,000 円
(8週間)
価格(1コマ)843 円964 円1,236 円1,442 円

※教科書などの現地でかかる費用は含んでいません。
※16週間以上滞在で長期割引あり(16週間で10,000円引き)

初心者向けのPre-IELTSや、非常に高い目標となるスコア7.0点数保証など選択が可能。

それぞれのコースで、マンツーマンクラスの数が異なります。


また、1日の流れについて、下記のようなスケジュール例が公開されています。

1日8コマのコースを選択すると、朝から夕方まで勉強づくめのスケジュールとなります。

概要④: 部屋(料金)

続いて、現地で滞在する部屋の料金を比較します。

部屋価格(4週間)

定員数別、各部屋の最低価格は下記のとおり。

1人部屋2人部屋3人部屋4人部屋
価格(4週間)142,000 円111,000 円90,000 円82,000 円
価格(1日あたり)5,071 円3,964 円3,214 円2,929 円

1~3人部屋は独立したベッド、4人部屋は2段ベッドタイプです。

このほか、1人部屋にはさらに広いタイプあり、そちらは4週で155,000円となります。


お部屋のイメージは下記のような感じ。

  • 1人部屋
  • 2人部屋A
  • 3人部屋
  • 4人部屋

どの部屋にも余計なものは無く非常にシンプル

IELTS専門の校舎ということで、部屋は寝るだけの空間といった印象も受けます。

勉強机が用意されているので、自室での勉強も可能です。

学校特徴

ほかの学校には無い特別な制度や施設についても見ていきましょう。

特徴①: 講師の質

パインスの特徴と言えば、今のバギオ留学のパイオニア的な存在です。

それゆえに講師の質に定評があります。

フィリピン現地における学校の評判は上々。

  • フィリピン国内で講師になるのが最も難しい学校
  • PINESで働くことがステータス

と言った話も聞かれます。


そのため、講師の教育と採用にも力を入れています。

PINESにはIELTS公式スコア7.0以上の講師が90名以上在籍。

講師の質の良さを担保する何よりの証拠となり、安心して授業を受けられます。


また、パインスの講師の質は外部の機関からも求められるほどです。

こちらは、オンライン上でIELTSの授業を提供しているIELTS TRAINER PRO

PINESと提携し、講師を斡旋しています。

IELTSは教える側もトレーニングが必要なほど難しい資格試験。

それでも質の高いPINESならと、認められての提携なのでしょう。

特徴②: 目標スコア実現率

IELTS点数保証コースを選択した際、目標スコアの達成率は88%

結果がモノをいう資格試験の中で、これだけ高い水準をキープしているのは凄いことです。

目標スコアに到達するのは非常に険しい道ですが、パインスなら最も効率よく成果を出すことができるでしょう。

特徴③: キャンパス間の転校

PINESはバギオに2つ、セブに姉妹校を1つ有しています。

これら特徴の異なる校舎に転校が可能とのこと。

例えば留学期間が6か月にわたる場合、前半3か月はメインキャンパスで一般英語を勉強。

後半3か月はIELTSキャンパスで認定試験の勉強いう風な切り替えができるという訳です。


長期の留学となると、マンネリを感じやすいのは事実。

転校して環境を変えるのは、マンネリ打破に非常に有効です。

公式情報

つづいて、学校が発信しているSNSを見ていきましょう。

PINESは下記媒体にて情報を見ることができます。
※メイン、IELTSキャンパス共用

PINESの公式の情報媒体(SNS)

メインの情報ソースとなるのはFacebook

その他のSNSは週数回程度更新されています。

ホームページ

ホームページでは、施設・コースの情報などを詳しく知ることができます。

また、”Quick Links”タブの中から学校パンフレットを見ることができます。

ただし、日本語版はありません

英語バージョンは2023年更新版となっており、現状からの変更点があるかもしれません。

日本語パンフレットは2024年版があり、留学エージェントが持っているはずですので、そちらを参照しましょう。


また、定期的にアップロードされているブログ記事もあります。

記事はすべて英語

学生からのフィードバックやアクティビティから学校の様子を知ることが可能です。

YouTube

PINESが発信しているYouTubeチャンネルの更新頻度は月に1回程度

基本的に英語音声のビデオのみ、短めでサッと見やすい造りになっています。

ただ、学校選びの決め手となる、施設・部屋・制度面での説明がやや少なめ

上記、最新情報が知りたい場合は、エージェントの紹介動画を参照するのが良いでしょう。

引用:フィリピン留学TV CEBRIGE(セブリッジ)

Instagram

インスタグラムでは、Youtubeよりもさらに最新の投稿を見ることができます。

内容はアクティビティや学生からのフィードバックなど、直近の様子を感じるのにぴったりです。

生徒目線で1日の流れや授業の様子などを感じられる、貴重な資料となります。

X(旧:Twitter)

2025年時点、パインスが運営しているXのアカウントは見つかりませんでした。

Facebook

既に日本での人気は下火となっているFacebook。しかしフィリピンでは未だに一番メジャーなSNSです。

週に数回、多くの写真・動画がアップされており、直近の様子を知るのに役立ちます。

1つの投稿に数十枚写真を添付していることもあるので、校内の様子などを詳細に知ることが可能です。

TikTok

TikTokにはショート動画のみが投稿されています。

基本的にはアクティビティの紹介がメイン。

TikTokをよく活用する場合はフォローしておくと良いでしょう。

国籍比

留学先を決めるにあたり、目を通しておきたいのが国籍比。

現場を見てきた身として、学校の国籍比の傾向を掴むことも重要と考えます。


PINES IELTSキャンパスの国籍比については下記のとおり言及されています。

日本ではTOEICや英検などが一般的な一方、韓国・ベトナム・台湾ではIELTSの重要性が非常に高いという傾向があります。

それらの学生の需要が高く、日本人がさほど多くない環境であることが予想されます。


また、2025年1月にはこのような案内がエージェントに発信されていました。

2,3月は日本人の比率が大きくなるシーズンですが、増えすぎないよう調整しているとのこと。

学校側が徹底して多国籍な環境を維持しているのが分かります。


また、ひと月ごとの国籍比については資料が見つかりませんでした。

PINES IELTS は”こんな人”におすすめ!

今回の学校紹介シリーズでは、PINES IELTSキャンパスを紹介しました。

バギオで唯一IELTS専門の語学学校、その特徴や雰囲気を感じられましたか?

海外進学・就職を希望する方以外で、IELTSを選ぶのは一般的ではないでしょう。

しかし世界的に見て、IELTSスコアの信用性は非常に高いのが事実。

オーストラリア・カナダへのワーキングホリデーで良い仕事を見つけられる糸口になるかもしれません。


最後に結論。

PINES IELTSキャンパスがおすすめ人は、

👍短期集中で効率的に勉強し、目標スコアを取得したい!
👍IELTSを共に勉強する仲間が欲しい!

IELTSのノウハウや技術が蓄積されており、効率的に勉強できるのは間違いありません。

また、平日は勉強に集中し休日はストレス発散、というスタイルを共有できる仲間もできやすいはず。

既にIELTSへの興味を持っている方は、まずは問合せしてみましょう!