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バギオの学校紹介!MONOL語学学校【解説・口コミ比較】

バギオの学校紹介シリーズ第8弾。

ネット上の口コミや学校が発信しているSNSなどを細かく分析していきます。


今回は、”MONOL (Models of Nonpareil and Outstanding Learning Corp)”に注目。

引用: MONOL ホームページ(https://mymonol.com/en/)

語学学校の中の人の目線から、他の学校と比べたときの特徴や価格の違いなどを取り上げていきます。

※本記事は2025年8月時点の情報です。変更となっている項目もあるかもしれません、ご了承ください。

学校概要

まずは学校の紹介ページから特徴的な部分に注目してみます。

参照したのは、 FUJIYAMA Internationalというエージェントの学校案内ページ。

引用:Fujiyama International 公式ホームページ(https://www.fujiyama-international.com/)

過去記事「語学学校の中の人が考える留学エージェントの選び方【比較・口コミまとめ】」で紹介している、情報満載で更新頻度も高いエージェントとなります。

概要①: 立地

MONOLは、バギオ市街の北エリアに位置しています。

にぎやかなバギオ中央エリアから少し離れた、静かな住宅地

騒音や排ガスなどの影響を受けにくい立地といえます。

学校の前はジプニーやタクシーの通り道となっており、市街へのアクセスも問題ないでしょう。

概要②: 学生数

MONOLの定員は100名+α。

多過ぎず少な過ぎずと、丁度いい規模感の学校であると言えます。

特徴的なのは年間を通して日本人の比率が少ないこと。

👦「留学に来たものの、日本語しか聞こえてこない…
という事態を確実に避けられます。

詳しい国籍比については、後ほど学校の特徴にて紹介します。

概要③: コース(料金)

MONOLが提供しているコースは下記のとおり。

  • ESL(一般英語)
  • IELTS
  • LEEP(ビジネス・TOEIC・ワーホリ)

最もコース数が多いのは一般英語のESLで、マンツーマンクラスの数を選択できます。

また、学生の要望に合わせて、TOEICなどの試験対策やビジネス・ワーホリなどのプログラムも企画されます。

コース料金(4週間分)

MONOLが提供しているコースの中から、日本人に人気がありそうな4つをピックアップし、1コマあたりの授業価格を計算してみます。

ESL(一般英語)
※最安
ESL(一般英語)
※マンツーマン重視
IELTSLEEP
授業数1 マンツーマン
4 グループクラス(任意)
5 マンツーマン
4 グループクラス(任意)
5 マンツーマン
4 グループクラス(任意)
5 マンツーマン
4 グループクラス(任意)
+無料クラス毎日4コマ: ジムトレーニング、ムエタイ、ボクシング、ヨガ
価格(4週間)200 ドル800 ドル900 ドル1,050 ドル
価格(1コマ)2.00 ドル4.44 ドル5.00 ドル5.83 ドル

※教科書などの現地でかかる費用は含んでいません。

ESLではマンツーマン数1~5の中で選択が可能。

グループクラスは時間が指定されており、参加は任意となります。

LEEPコースでは授業内容をカスタマイズ可能。ワーホリやTOEICなどの対策はこちらが対応しています。


1日の流れについて、下記のようなスケジュール例が公開されています。

こちらは1日マンツーマン5コマの授業に、+1コマ追加料金(ESL:150ドル)を支払った時のスケジュールとなります。

概要④: 部屋(料金)

続いて、現地で滞在する部屋の料金を比較します。

部屋価格(4週間)

定員数別、各部屋の最低価格は下記のとおり。

1人部屋3人部屋6人部屋
価格(4週間)650 ドル400 ドル200 ドル
価格(1日あたり)23 ドル14 ドル7 ドル

一般的な選択肢は1,3,6人部屋

2人部屋もありますが、基本的には家族・カップルで留学される方向けとなります。

また、デラックスシングルというさらに豪華な1人部屋もあり、そちらは4週で1,000 ドルで滞在可能です。


お部屋のイメージは下記のような感じ。

  • スタンダードシングル(1人部屋)
  • トリプル(3人部屋)
  • カプセル6(6人部屋)

注目なのはカプセル6。こちらは2025年5月から提供し始めた新しい設備です。

名前のとおりカプセルホテル調の6人部屋で、見た目にも楽しい造り。

多少の音なら防ぐ構造になっているとのことです。

学校特徴

ほかの学校には無い特別な制度や施設についても見ていきましょう。

特徴①: ホテル並みの施設・サービス

MONOLの特徴と言えば、なんと言っても良質な施設とサービス。

フィリピンでも快適に生活ができるようサポートしてくれます。

MONOLの運営母体は語学学校のほか、ホテル・レストラン事業を同じビル内で展開しています。

そのため、施設やサービスが充実、学生が利用できるものもどんどん増えているのです。

本来はホテル利用者向けに行っているサービスを、学校の生徒も利用できます。

例えば、タオル交換やルームクリーニングなどを毎日申請可能。

また、フロントが24時間稼働しており、緊急の要件は深夜でも対応を依頼することができます。

特徴②: ノンスパルタで自由な生活

モノルでは、すべての学生に対して”ノンスパルタ”の制度が適用されます。

このため過度に追い込まれることなく、無理のないスタイルでの滞在が可能となります。

例えば、他校でよく見られる’英語以外禁止ルール‘など撤廃されています。

加えて、MONOLでは昼夜の決まった食事提供がデフォルトでありません

昼夜の食事について一般的なのは、学内のレストランでの注文です。

メニューも豊富で、食べたいものを選んで注文できるのは大きなメリットとなるでしょう。

MONOLの学生であれば15%割引となるので、経済的にも嬉しいサービスです。


「ノンスパルタ」「食事提供無し」と自由度が高い校風のため、30代以上の社会人の留学先として人気

仕事やスキルの幅を広げることを目的として、留学されることが多いのでしょう。

ただ、ワーホリ対策のコースも用意されており、20代学生の需要にも応じることが可能。

総合的に見て、バギオの中でも幅広い年齢層に支持される学校の1つです。

特徴③: 豊富なオプションクラス

モノルでは体を動かすフィットネス系のオプションクラスが充実しています。

ジムトレーニング・ボクシング・ムエタイ・ピラティスなど平日は毎日開催

時間も午後5時から午後10時までと、授業後の空き時間を活用できるのが嬉しいポイント。

ホテル事業と提携しているMONOLならではのサービスとなります。

公式情報

つづいて、学校が発信しているSNSを見ていきましょう。

MONOLは下記媒体にて情報を見ることができます。

MONOLの公式の情報媒体(SNS)

2025年5月あたりから、日本語の情報ソースが充実してきています。

どうやら新しい日本人スタッフが入ってきた影響のようです。

ホームページ

ホームページでは、施設・コースの情報などを詳しく知ることができます。

また、エージェントを通さずに直接学校側に入学申請すること可能。

既にMONOLへ入学の意志を固めている場合は、公式ホームページから申し込んでしまうのもアリです。

YouTube

MONOLが発信しているYouTubeチャンネルの更新頻度は年に数回程度

2,3年前の動画から更新が途絶えていましたが、最近になって投稿が増えてきました。

直近の動画では、アクティビティのvlog的なビデオ、学生からのフィードバックが多いのが特徴的。

ただ、学校選びの決め手となる、施設・部屋・制度面での説明がやや古い情報しかありません。

最新情報が知りたい場合、エージェントの紹介動画を参照するのが良いでしょう。

引用:フィリピン留学TV CEBRIGE(セブリッジ)

Instagram

インスタグラムでは、Youtubeよりもさらに最新の投稿を見ることができます。

内容は卒業式などのイベントの情報など、直近の様子を窺い知るのにぴったりです。

生徒目線で1日の流れや授業の様子などを感じられる、貴重な資料となります。

X(旧:Twitter)

2025年時点、モノルが運営しているXのアカウントは見つかりませんでした。

Facebook

既に日本での人気は下火となっているFacebook。しかしフィリピンでは未だに一番メジャーなSNSです。

投稿内容は基本的にInstagramと同じ。

Facebookヘビーユーザーを除き、ほかのSNSをフォローで事足りるでしょう。

TikTok

TikTokにはショート動画のみが投稿されています。

基本的にはアクティビティの紹介がメイン。

TikTokをよく活用する場合はフォローしておくと良いでしょう。

国籍比

留学先を決めるにあたり、目を通しておきたいのが国籍比。

現場を見てきた身として、学校の国籍比の傾向を掴むことも重要と考えます。


MONOLの国籍比については下記のとおり言及されています。

バギオの語学学校において日本人比率が30%を下回るケースは稀です。

特に100名以上受け入れ可能な学校で平均15%というのは、他にありません。

最新の状況では全校生徒98名に対し、日本人8名。比率にすると8%と案内がありました。

学校が広いこともあり、日本人を見ない日すらあるかもしれません。


また、2025年7月にはこのような案内がエージェントに発信されていました。

つまり2025年は、約7か月で34名の入学があったということ。

事実、日本人比率はかなり少ないと言えます。


詳しい国籍比のデータも公開されています。

2025年7月において、国籍比第1位はサウジアラビアの46%、第2位は台湾の38%。次いで日本の8%となっています。

かなり偏りがありますが、真の意味で日本語から離れられやすい空間があると言えるでしょう。

MONOL は”こんな人”におすすめ!

今回の学校紹介シリーズでは、MONOLを紹介しました。

ノンスパルタかつ便利な生活を送ることができる、学校の特徴や雰囲気を感じられましたか?

フィリピンと言えば、インフラ系はまだまだ未達。停電・雨漏りなど実際に起こり得ます。

そんな中でも、24時間対応依頼ができるフロントがあるのは非常に心強いと言えます。

また、特殊な食事システムも人によっては大きなメリットになることとなるでしょう。


最後に結論。

MONOLがおすすめ人は、

👍ノンスパルタで快適な生活がしたい!
👍日本人が少ない環境に追いやられたい!

勉強も遊びも普段の生活も全て重視したいという方には、おすすめ環境が整っています。

日本人が少なくとも、日本人スタッフの方がおり、気軽に相談ごとも行えるはずです。

SNSプロモーションなど、期間限定の割引もありますので、思い立ったらまず問い合わせしてみましょう!