バギオのフードデリバリーについて解説!

現地での食事事情をたくさん発信してきましたが、今回は趣向を変えてバギオでできるフードデリバリーサービスを紹介します。日本では専らUberが使われますが、バギオで使えるデリバリーサービスは何なのか、配送料などどのくらいなのか。実際の購入画面をもとに操作方法と合わせて紹介します。

バギオで使えるのは、フードパンダとGrab

フィリピンのフードデリバリーサービスは「フードパンダ」と「Grab」の2大巨頭となっています。フードパンダは日本でも展開していましたが、コロナ禍後期に撤退しましたね。フィリピン特にバギオでは、取り扱い店も非常に多く、一番身近です

Grabはタクシーなどの配車サービスも提供しています。よく海外の空港から滞在先に移動する際におすすめされていますね。金額が明朗会計で、ドライバーに目的地を指示する必要もなし、海外旅行でよく使うアプリになります。

ここバギオでは、取扱店の数や道に走っている宅配タクシーの数を見てもフードパンダの方が一般的なようなので今回はこちらを使ったレビューになります。

注文画面

フードパンダは注文から会計、商品到着までアプリ内で全て完結します。子マネーやクレジットカード支払いを選べば、ドライバーに直接料金を支払う必要はなく、指定の場所まで運ばれてきた商品を受け取るだけで大丈夫です。

手順①:現在地(受取先)の指定

事前に日本語設定しておけば、ある程度日本語でオーダーを進めることが出来ます。そこから近い位置にある店がリストアップされますのでバナーから店を選ぶのですが、ここでバナーに示されている[P]や[PPP]などのマークは料金の目安です。

手順②:メニューの選択

[P]だと一食だいたい150ペソ以下、[PP]だと150~250ペソ、[PPP]だと250ペソ以上という感じです。また、バイクアイコン横の[P]は配送料で、だいたい39~69ペソで店によってかなり振れ幅がある感じです。店が遠いから高くなるということもなさそうで、それぞれのお店の設定金額になっています。

ここで、ほぼ必ずと言っていいほど「○○ペソ以上注文で25%オフ!!」という制限時間付きのプロモーション情報が現れます。急いで注文したくなりますが、これはよくあるプロモーションで、時間が切れてもアプリを再起動したらほぼ復活するものです。なので、初回の注文は落ち着いてじっくり実施した方が良いです。

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会計から受け取りまで

好きな商品を見つけたらかごに入れて、最終的に決まったら注文へ移ります。続いて出てくるのは受取場所、支払い方法、ドライバーへのチップ金額の選択画面です。

手順③:支払い

支払い方法は現金、クレジットカード、Gcash(現地の電子マネー)などから選択できます。VISAのカードでしたら問題なく支払えましたが、カード発行元からワンタイムパスワードを求められますので、登録してある電話番号のSMS等が受け取れるようにしておいてください

ドライバーへのチップ金額は0ペソから10刻みくらいで選ぶことが出来ますが、20ペソが最も一般的とアプリ内に書いていますので、私はこれを選んでいます。以上、入力が終わったら注文が完了し、注文後の配送状況は位置情報までしっかりアプリ上で確認が出来ます。

手順⑤:受け取り

また、ドライバーから「on the way(向かってるよ)」みたいなメッセージも受け取ることが出来ます。到着のタイミングが計りやすいのでこれは便利です。そして受取場所に来たドライバーから商品を受け取り、サイン等何もなしで完了となります。

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実食①Hot Thai Chicken + Beef Salpicao

初回の注文は「Paylite Corner」というレビューのめちゃくちゃ多いレストランにしました。

Hot Thai Chicken 200ペソ(約500円)、Beef Salpicao 145ペソ(約362円)

味については文句なし、左は牛肉と野菜の甘辛炒めでご飯が進む味わいで美味いです。右は鶏むね肉の甘酢南蛮です。お肉は少しパサパサですが、しっかりお酢のきいた甘酢だれが食欲を増進させます。1口大の肉が10個くらい入っており、明らかにパーティーサイズでしたが美味しくて完食しました。

配送料:初回なので無料(通常は61ペソ)、配達員へのチップ20ペソ、ここから初回限定クーポンで86ペソのディスカウントで合計278ペソ(約695円)でした。商品はほかほかではないものの、温める必要のないくらいの温度で届きました。密閉のきっちりしたプラスチック容器なので汁漏れも無く、忘れずにフォークとスプーンも付けてくれていました

実食② Chicken Biryani

2回目の注文はCrave Restaurantという1.9km離れたレストランです。

Chicken Biryani 250ペソ(約625円)

店独自のセールで50ペソディスカウント、配送料:43ペソ、配達員へのチップ20ペソ、プロモーションコードで100ペソのディスカウント、合計169ペソ(約422円)でした。

味はちょっと薄めでしたがピリッとした辛さがあり美味しいです。長細いタイ米を使っているのでご飯はパラパラ食感白いソースは酸味強めのサワーソースで味変にピッタリ。個人的には醤油があればなぁと思いましたが難なく完食、0.8合くらいの量があったのでこれだけでお腹いっぱいになりました。

それぞれ、店のプロモーションとアプリのプロモーションですんごい値下げ幅になっています。ビリヤニのお店はちょっと遠めのお店なのですが配送料は比較的安めです。商品は紙パック包装でしたが、しっかり密閉されており、こちらもこぼれることなく届きました。

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まとめ

不満や改善点は今のところなし!お店やアプリ側も良いサービスでやってくれているなという感じです。配送料も高くて150円くらいですが、プロモーションを頻発しているので、最終金額もそんなに高額になることはないと思います。

私としては、現地の色んなお店に行きたい派の人間なので、そんなにリピートはしませんが雨の日とか外に出たくない日は良いですね。事実、両日とも部屋着から着替えたくない日にオーダーしました。寮の食事がついている方も休日の空き時間に頼んでみるのもいいかもしれませんね、ではまた!