バギオに来て、はや3週間、異国の地でも髪は伸びます。見た目が暑苦しいくらいもっさりしてきたので散髪に行くことにしました。今回は相場やどんな店かもわからないまま、Google mapを頼りに行った、バギオで初めての散髪屋のレポとなります!
9月はなんだかんだ蒸す
9月のバギオはよく雨が降ります。それでも1日中雨という訳ではなく、14時~16時くらいに短い時間でサーッと降るのが普通で、そこを避けて行動するのにも慣れてきました。一日の最低気温は18度、最高気温は26度と快適ですが湿度は70~80%です。日本の5月に近いくらいの過ごしやすさですかね。
気温はかなり落ち着いているのですが、連日の雨となれば湿度の高さは結構肌で感じますね。となればうっとしい髪の毛を切ってサッパリしたくなります。私自身、特にこれと言って髪にこだわりがあるわけではないですが、日本では帽子をかぶる仕事だったので、いつも9ミリくらいで刈り上げてもらっていました。
Kwentong Barbero Barbershopの場所
今回行ったKwentong Barbero Barbershopの場所は市内中心部からほど近い、好立地に店を構えています。有名レストラン「Good taste restaurant」の近くで、バーナム公園からだと徒歩5分圏内です。実はこの周りには100ペソでカットが出来る散髪屋もあるのですが、それはまた別の機会に…。
今回のお店はGoogle mapで[barbar]と調べて出てきたいくつかの候補の中から選びました。Google map上の評価は☆4.4(78)で、安心できる数値です。とにかくバギオの散髪屋の情報なんてものは何も無かったので、取り敢えず評判の良さそうなここのお店に懸けてみることにしました。
店内の様子
店外・店内の様子について、評判通りで清潔かつ綺麗でした。日本と同じようなリクライニングチェアが6台並んでおり、カットスタッフの男性が3人います。私が行った時、2人のスタッフはほかのお客さんに掛かっており、空いているスタッフがすぐ案内してくれました。
大きな鏡台の下には、はさみが5種くらいとバリカン、ヘアアイロン、ドライヤーなど種類豊富に用意されています。理容室というより床屋って感じですね、私以外のお客さんも全員フィリピン人でした。まぁ今回は短くカットしてもらえればそれでOKなので難しい注文をするつもりはありません。
カットをオーダーしてみたが…
カットが始まるタイミングで、これくらい切ってほしいと私の昔の写真を見せてオーダーしましたが、なんと英語が通じませんでした。この時点でかなり不安でしたが、「◎△$♪×¥○&%#?、OK?」と言われ「OK」と返すしかありませんでした。この写真くらいの長さのイメージでオーダーしました。後は出来上がりを信じるのみです。
日本と同じように首にタオルを巻き、全身を覆うケープをかけられます。最初はもみあげから襟足にかけてを入念にバリカンで刈り上げ始めました。ここがジョリジョリになったら嫌だなぁ、と思いつつも全てを受け入れようと腹を括って顛末を見届けることにします。
ただ、感触的にめちゃくちゃ短く刈り上げているという訳でなく、思った以上に程よい感じでカットをしてくれています。続いては耳周りの皮膚との境目ですが、ここはクリームを塗って丁寧に剃ってくれます。後は側頭部から頭頂部にかけても、慣れた感じで滑らかにはさみを入れていきます。
ビフォーアフター
髪を濡らしていないので、自然なままでのカットでしたが、てきぱきと進んでいきます。ときおり1センチくらいの髪のまとまりが、はらはらと落ちていきます。店員さんの腕自体は口コミの通りいい感じで、非常に慣れている様子でした。カット中は非常に気持ちよかったです。
出来上がりのビフォーアフターがコチラ。存外悪くない、むしろいい感じに仕上げてくれました。私の髪質は柔らかめのまっすぐストレートな感じなので、少しまとめるのが難しいとよく言われるのですがきれいに仕上げてくれました。
料金はカットのみで250ペソ(約625円)。日本の価格を知っていると、安くてひっくり返りそうになります。本当はシャンプーも試したかったのですが、受付で交わした会話が
「Hair cut?」
「Yes」
以上。そのほかは何も聞かれず、黙っていたらどうなるかなと思ったら、雑にオプションを付けるでもなく、しっかりカットのみをやってくれました。
まとめ
フィリピンのバギオで散髪をしてみた結果、【大満足】でした。現地の人はがっちりワックスで固める方が多い印象で、サラッと流す派は少ないんじゃないかと思い、慣れない髪型になる覚悟を決めていましたが杞憂に終わりました。
大満足のこの結果を後日先生に話したところ、「250ペソか~、ちょっと高いね」と言われました。先生曰く、「女性のカットでもだいたい200ペソくらいで済むよ」みたいな話だったので、ここの理髪店はちょいお高め志向だったようです。
街中には入り口にドアがなく開きっぱなしになっている、雑多な感じの床屋がたくさんあります。そこに行くともっと安いんだろうなぁと思いますが、このクオリティで250ペソなら全然満足できます。もし覚悟が決まってさらに安い理髪店へ突撃したら、その時にまた記事にしようと思います。ではまた!