バギオで100ペソの散髪してみた!!【バギオ留学】

海外で過ごす上での懸念事項『散髪』。以前紹介した記事では、250ペソでそこそこのクオリティに仕上げてくれるサロンを紹介しました。しかし、今回はなんと100ペソ、牛丼1杯にも満たない値段でカットしてくれるお店に挑戦してきましたので、その模様を紹介します!

Ryley’s Bicycle & Barber shopの場所

バギオには至る所に、入り口の扉なんて物はない、非常に開放的な散髪屋があります。しかも、ジプニーステーションの近くやショッピングモールの近くなど、比較的立地の良いところに位置しているお店が多いです。いつ見ても、ローカルのお客さんで席が埋まっていることが多いですね。

外国人の我々からすると、どのお店が良くって、どのお店が良くないのかなんてものは分かりませんので、今回は学校の先生にオススメされた散髪屋に行ってきました。例に漏れず、立地は市街の中心部の非常にアクセスの良い場所に位置しており、近くにはジプニーの停留所もあります。

Google map上の評価は☆4.4(21)で、留学生や観光客がこの場所の評判を知ることは難しいでしょう。ただ、毎日多くの人が行きかう場所で、今なお生き残っているということは、多くの人の支持を得ている優良店の証と言えるかもしれません。

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店内

店内は外から見てわかる通り、かなりオープンで開放的な造りになっています。中で髪を切っている様子もはっきり確認ができ、床屋だと一目で分かるような店構えをしているので、比較的見つけやすいと思います。この散髪屋の象徴とも言える”赤白青”のマークは全世界共通なようですね。

店内には座席が5席用意されており、おおよそ座席分はカットスタッフがいるため、席が空いていればすぐにカットをしてくれるはずです。お客さんの割合としては、99%ほぼ男性ですね。女性が利用しているのや私以外の外国人が店内にいるのは見たことがありません。

カット席の付近の机の上には、何種類かのハサミやくし、バリカンなどが各テーブルに用意されています。また、それと同様にスタッフたちのお菓子や飲み物、ケータイなども散乱している場合も何度かありましたね。まぁフィリピンっぽく、ゆるーく運営されています。

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利用方法

冒頭に記載した通り、カットの料金は100ペソになります。これ以上でもこれ以下でもありません。店内を見たところ、髪を洗うための流し台のようなものは見られないので本当にカットするためだけのお店なのでしょう。日本の1000円カットより簡単なサービスのみ提供しています。

カットを利用したいときは、勇気を出して店内に一歩足を踏み入れましょう。入店してすぐ左手に、受付をしてくれる店員さんがいますので、「Can I have my haircut?」と聞くと、カット席か待合席に案内されます。

たまにスタッフが外にいて、ジプニー待ちのお客さんと見分けがつきにくいので、思い切って入店して聞いてみましょう。前回のお店もそうでしたが、基本的には英語は通じないと思っていた方が良いです。ただ、外国人も寛容に受け入れてくれますので安心して下さい。

カット後の髪のイメージについて、英語が出来ないためコミュニケーションを取るのが難しいですが、店内にはモデルとなる写真がいくつか貼ってあるので、それを指差してオーダーしましょう。ただ、フィリピーノモデルの写真なので、日本式が良い方はイメージ画像を自分で用意しておくと安心です。

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カット体験談

カット席に案内された後は先述の通り、カットの詳細について聞かれます。私の場合はいつも「刈り上げの一歩手前くらい」とオーダーしており、写真を見せるとだいたいその通りやってくれます。仕上がりのクオリティは、毎回まちまちですけどね…。

※写真はイメージです

いよいよカットとなると、日本と同じように首にタオルを巻かれ、上から全身にケープを被ります。日本のように両手が出せるものではないので、その点は我慢が必要です。そこからはおおよそ日本での手順と同じで、襟足をバリカンで整えるところから始まり、形を整えていきます。

※写真はイメージです

その後は、霧吹きで髪を濡らして頭頂部から側面にかけてのカットに入っていきます。カットの腕に関しては確かなようで、結構思い切って迷うことなく束になった髪を切り進んでいました。また、日本の美容室ではカミソリを使うことは禁じられているようですが、ここではしっかり剃ってくれます。

※写真はイメージです

カットから出来上がりまでの時間は、私の場合だいたい10分ほどになります。カットが終わったら、ポンポンポンと簡単に肩のマッサージを実施してくれ、「OK~, Finish~」と言われ、終了です。どのタイミングでカットが終わるのか知り得ないので、出来上がりまでドキドキです。

その後、受付をしたところで料金を支払います。金額は毎度掛け値なしに100ペソでした。そして、この後に変わったシステムがあり、受付の人から丸いタグのようなものが渡されますので、カットしてくれた人に手渡しましょう。どうやら、これで何人カットしたかをカウントしているようです。

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施術ビフォーアフター

初めてこちらのお店に訪れた時は、100ペソだし海外だしネタ作りのためだし、と何かと理由を付けてどんな髪型になろうと受け入れるつもりでいました。カットする前の髪は下の写真のような感じでもっさりでした。机の上がぐっちゃぐちゃなのはご愛嬌、これがフィリピノスタイルです。

言葉も通じず、写真は見せたものの、承知しているのか分からないまま身を委ねた結果が下記の通りになります。案外悪くないというのが、正直な感想です。現地の人たちはショートカットが多いので、かなり短く切られるものと思っていましたが、襟足だけは短く、トップ辺りは結構残しておいてくれています。

実は、このブログを書いている時点では5回近く訪れており、それほどまでに信頼を置いています。毎回ちょっとずつ、ボリューム感が違ったりするのですが、「悪くないかな、いやむしろ良い感じか…?」と思わせてくれるくらいには満足して終えることが多いです。

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まとめ

今回は、フィリピンのバギオにて、ローカル感の強い散髪屋で髪をカットしてみた記事をお届けしました。留学を始めた頃に行ったサロンが250ペソだったので、そこの半分以下ですね。満足感に関してはそこと大して変わらないと思います。そちらでもずいぶん安いですけどね。

SNSで他の人の体験談を見ていると、他の地域では80ペソで出来るみたいな投稿を見たりするのですが、更なる安さを求めるのは少し勇気がいりますね…。今のところはここに通い詰めるつもりではありますが、もっと安くオススメ出来るお店が発見できれば、追って報告したいと思います!