以前の記事で、フィリピン版のAmazonとも言えるオンラインショッピングサイト”Lazada”について紹介しました。その当時は始めたてだったので使い方や買い方、決済方法・受け取り方などが中心の記事になっています。
ただ、肝心の商品はあまり良いものが紹介出来ずじまいでした。あれから10か月…、月日を重ねて色々商品を購入してみましたので、私の購入遍歴とレビューを一気に紹介したいと思います！
偽物のクロックス[128ペソ]
まずは手始めに、学校の校内をラフに歩き回れるようなスリッパが欲しいと思い、こちらのクロックスの偽物を購入しました。おなじみのロゴやClocksの文字がしっかりと刻まれていますが、確実に偽物です。
ただ、これはオンラインショッピングに特有なものではなく、マーケットの靴屋や露店でも普通に売られている、誰もが認める偽物のクロックスです。
最初に履いた感じは、少し硬いかな？という感想を持ちましたが、校内などを歩き周る分には申し分ありません。現在、購入してから4か月ほど経っていますが、へたることなく使い続けられています。
先ほどマーケットでも売られていると述べましたが、一般的な価格は180ペソほど。それと比べると段違いで安くサイズや色も細かく指定できるので、オンラインでの購入は断然アリです。
スマホを挟み固定する棒[33.79ペソ]
バギオに滞在して以来、色々な観光地に行って動画を撮る機会が増えました。その際に手持ちでは不安定だったので、なんでも良いから固定できるものが欲しいなーと思い購入しました。
簡単なクッション材が付いたクリップにスマホを挟むことで、ある程度固定できます。また、握って持つだけでなく、三脚のように脚を広げることが出来ますので、置いて使うことも出来ます。
それ以外の機能はありません。棒が伸びたり手ブレを補正してくれたりということはもちろん無く…。ただこの値段だったら十分です。シンプルで軽いので持ち歩きにも不便しません。
歯ブラシ(ミディアム)[122.6ペソ]
どこでも売っている歯ブラシですが、私がよく行くスーパーには硬さのレベルがソフトの物しかなく、オンラインで探してみるかと思って購入してみました。
こちらはフィリピンで有名な歯ブラシ・歯磨き粉メーカーである「Colgate」のLazada内の公式ストアで購入しました。なので、品質はある程度保証されているはずです。
使用感は比較的よく、上手く磨けている感じがあります。1か月ほど使用したくらいでは、毛先はヘタレず長持ちしているので、リピートはアリです。
歯ブラシ(ソフト) [18.7ペソ]
同じく歯ブラシですが、今度は硬さがソフトなものです。あまりにも安かったので目に入って、思わず購入してしまいました。
歯磨きに関して、異なる硬さの歯ブラシを使い分けて行うと、磨き漏れが少なくなるという話もあるようで、私はコチラの歯ブラシをサブとして使用しています。
安さの割に品質は悪くありません。1日1回使うだけですが、1ヵ月はもっています。製造国が中国なので気にする方がいるかもしれませんが、使う前にきちんと洗えば歯ブラシくらいなら大丈夫でしょう。
ディフューザー[149ペソ]
続いてはディフューザー、芳香剤です。個人的に部屋の匂いにこだわりはない方なのですが、学校の講師が教室に置いており、オススメされて買ったという経緯があります。
また、コチラを購入した時、バギオはレイニーシーズン(雨季)で、蚊に気を付けないといけない時期でした。このディフューザーは蚊除けに効果があるという話もしていたので、それも購入のきっかけになりましたね。
ご覧の通り、丁寧な造りの箱に厳重に梱包されて届きました。今回購入したのは100ml(3.38oz)のもので、スティック3本挿しで4か月ほどはもちそうな勢いです。見た目も良くインテリアとしても良い感じですね。
香りは「Citronella」、植物由来の成分、レモングラスのようなものです。酸っぱさの中に甘さとスパイシーさを感じるような匂いです。蚊よけの効果があったかは分かりませんが、気持ち程度にはなったかなという感じます。
ドライいか[98ペソ]
Lazadaでは食品の取り扱いもあります。ドライフィッシュやドライいかなど、フィリピンでは一般的にマーケットや街の露店でも購入することが出来ますが、どうしても野ざらしのものは怖い…。
その点、このドライいかは商品紹介ページにて、安全性と品質管理について強調しており、比較的安全そうだなと思ったので購入してみました。
いざ届いてみると、実物は写真から想像したものとは大きく異なっていました。日本だと袋から開けてそのまま食べられるようなイメージですが、しっとりして水気を含んでおり、強烈なスルメ臭を放っていました。
フィリピンでは油で揚げるのが一般的なようですが、今回はオーブントースターで煎ってみました。軽く10分ほど煎ってみると、だんだんと日本でも馴染みのある手触り、食感のスルメが完成しました。
味についても、そのまんまスルメ味。お酒のおつまみとして最高に嬉しい味になりました。100gで98ペソ(約270円)なので、かなりお手頃に感じますね。
少し衛生面が心配でしたが、私の場合は特に体調の変化も無く過ごせています。個人的に、コスパの良さからコチラの商品はかなりオススメです。ただ、匂いが強烈なので共同生活となると配慮が必要ですね。
レモンジンジャーティー[143.78ペソ]
同じく食品部門から、レモンティーの素を注文。普段はインスタントの甘いコーヒーばかり飲んでいる私ですが、多少は健康に気を遣って少しヘルシー目のものをチョイスしてみました。
この商品の紹介ページでは、やたらとダイエット効果があるようなことを宣伝していました。面白いことに、日本では間違いなく薬事法に引っかかる誇大広告なんですよね、フィリピンの寛容さを改めて感じます。
さて、中身は少し面白い構造をしています。ティーバッグのお茶なのですが、具材がゴロゴロしており、色々な成分が入っていることが分かります。
味は無糖のレモンティーそのもの、ジンジャー要素は極めて薄いですが、甘いものと一緒に食べるとサッパリします。生産国が中国なので気になる人はいるかもしれませんが、価格を考えると悪くありません。
ハニージンジャーティー[89ペソ]
ホットドリンクがブームになっていた私は、似たようなものをもう1点購入してみました。今度はハニーレモンジンジャーティーでもチアシードが入っているタイプです。
コチラはティーバッグではなく、小分けされたチューブのような包装に液体で入っているタイプの商品です。レモンティーのシロップを、お湯で希釈して飲むといった感じになります。
ほんのりと甘いシロップがお湯に溶かされて、かすかにレモンっぽさを感じる仕上がりになります。この商品の特徴として、チアシードがふんだんに使われており、つぶつぶ感がかなり主張してきます。
ただ、1点気がかりだったのは原産国の表記がどこにもないこと。商品紹介ページにも製品そのものにもありません。恐らく中国産だと思うのです、いったいどこの国の製品だったか未だに謎です…。
まとめ
今回はフィリピン版のAmazonとも言える、オンラインショッピングサイトのLazadaで購入してみた商品のレビューをしてみました。
最初のころと比べて、自分の目利きが上手くなったのか大はずれの商品は無く、どちらかというと良い感じのものが多かったです。
以前、Lazadaの使い方と買い方を紹介した記事でもお伝えしましたが、商品の購入(発送)数は購入前に注意して見るようにしましょう。数が少ないところは、品質や発送に問題がある可能性があります。
ちなみに、商品のレビューはほとんど役に立ちませんのでご注意。全く関係のない写真をアップして、適当なコメントで高評価にしているのが目立ちます。おそらく何かインセンティブがあるのでしょう。
慣れないとなかなか扱いが難しいLazadaですが、クーポン等を上手く使えば発送料無しで注文することも可能です。自宅でゆっくり商品を吟味して数日後に滞在先に届く、というのはやはり大きなメリットになりますので、興味がある方はぜひ挑戦してみてください、それでは！