またまた知られざる穴場な良店を発見してきました、今回はパンと焼き菓子のお店です。安さもさることながらクオリティも高いお店になります。どうしてバギオはこうも良いお店に恵まれているのでしょうか、半年の留学期間を全部使っても紹介しきれないかもしれません。
JoHec’s Cakes and Cupcakesの場所
場所は、おなじみジョリビーやマクドナルドが連なる外食激戦区レガルタ通りの一画を抜けて、傾斜のある坂を下った先にあります。かなり傾斜のきつい坂になっていますが、そこの坂を下りきる直前、カーブに差し掛かるところにひっそりと店を構えています。
Google map上のレビューは☆4.9(15)と、口コミの数は少ないながらも評判は上々です。コメントの中身もかなりポジティブなものばかりになっています。基本は焼き菓子がメインのお店のようなのですが、お客さんの要望次第で誕生日ケーキも作ってもらえたりするようです。
【JoHes’s】店内
建物が2つありますが、お店の正面に立ったとき、右手の建物が焼き場、左手の建物がお店となっています。どうやら最初は焼き場の方のお店だけだったのが、事業が上手くいって隣の店舗も使って拡大したという感じっぽいです。
初見だとちょっとわかりにくいので、私は最初、間違えて焼き場の方に入って行ってしまいました。しかし、この勘違いが功を奏して、焼き場の店員さんと色々お話しすることができ、何とご厚意で特別に、普段は実施していないバラ売りでの販売をして頂けることになりました、いやぁ嬉しいサプライズでした。
しかもクッキーは焼きたて、ホカホカ。「ばら売りをする分、割高になっちゃうよ」と言われましたが、個食の方が嬉しい私は焼きたてをテイクアウトすることにしました。普段は上の画像のようなパック売りを実施しており、ナッツのクッキーだと6枚入りで170ペソくらいです。
焼き場では、焼きたてクッキーが今まさに冷まされている最中。ここから2つ頂いてきました。
【JoHes’s】実食!
思いがけず、焼きたてで手に入ったクッキーですが、これがとんでもなく美味しかったです。
(左)ナッツとアーモンドのクッキー27ペソ(約70円)
(右)ナッツとベリー、チョコレートの具だくさんクッキー31ペソ(約81円)
ナッツとアーモンドのクッキー27ペソ(約70円)
表面はさっくり、中はしっとりしたクッキーはほどよい甘さで、しつこくなく、飽きることなく食べることが出来ます。また、握りこぶし大ほどもある大きさなので食べていて非常に満足感があり、ナッツとアーモンドが良いアクセントとなって香ばしさに磨きがかかっています。
ナッツとベリー、チョコレートの具だくさんクッキー31ペソ(約81円)
先ほどのクッキーよりも具だくさんで色々な食感とテイストが味わえ、非常に満足感が高いです。こちら、冷蔵庫に入れて取っておいたのですが、冷めていても非常に美味しかったです。
【JoHes’s】まとめ
こちらのクッキー屋さん、個人的にかなり気に入ってしまいました。自分で食べるのも良いんですが。なにかお礼の品とかを渡すときに丁度いい感じのプレゼントになります。後は、登山に行くときのトレイルスナックとしても持って行ったことがありました、価格もお手頃なのが嬉しいです。
(※追記)私が学校を卒業するとき、先生一人一人にプレゼントを用意したのですが、それをここのクッキーにしました。予約が必要かなと思って事前に伺ったのですが、8パックくらいだったら大丈夫とのことで当日の購入で大丈夫でした。賞味期限は書いていませんが、1週間ほどだそうです。
Mucho Panの場所
続いては激安パン屋。先ほどの焼き菓子屋から坂を10mほど登ったところにあります。お店は小さいですが一目でパンを売っているとわかる店構えなので、見落とすことは無いでしょう。
この日、ショーケースの中にはたくさんの種類のパンが並んでいました。見た感じ個食用のパンが15種類ほど、そしてファミリー向けのデカいパンが8種類ほどで、個食パンの価格は5~10ペソ(約14~28円)となっており、色々な味のパンが並んでいます。
基本はテイクアウトのみで、お店の奥に居る店員さんに「これとこれと…」と、指差しながら注文すると紙袋に入れて渡してくれます。この日はショーケース3段分がフルボリュームでしたが、2段しか並んでいなかったり、遅い時間だと3種類だけだったとかいう話も聞くので、そこは運次第かもしれません。
【Mucho】実食!
(左)PINANONO UBE 8ペソ(約21円)
UBEはフィリピンで有名な紫いもの事です。見た目通りのふわふわ食感で日本でもなじみのある食感です。紫いもの味よりも生クリームの風味が甘すぎないながらも強くデザート感覚でいただけます。
(右)MANGO FLOWER 6ペソ(約16円)
ちょい硬めのハードな食感で、中はちょいパサついているものの問題なく食べられます。マンゴーと名前がついているが、コーティングされた砂糖味がほとんど、普通に美味しいです。
(上)KESO ROYAL 7ペソ(約19円)
丸い形で食感はコッペパンに近い感じで、しっとり感がやや強め。KESOとはチーズのことで、中には甘めの黄色いチーズフィリングが入っています。
(下)CHOCO STRAUSSEL 7ペソ(約19円)
これも固め食感です。中はちょいパサついてますが、日本でありそうでないチョコと砂糖のいい塩梅が美味しいです。
RAISN ROLE 10ペソ(約26円)
日本でもおなじみのレーズンロールです。ロールパン風ですが、わりとぎっちり生地が詰まっています。ちょっと割高なので具だくさんをイメージしたものの、中は生地のみでちょっと物足りません。
PANDE COCO 8ペソ(約21円)
名前そのままココナッツパンです。中にココナッツ特有のシャキシャキ感のあるフィリングが入っています。何故か全粒粉パンっぽい風味がしました。
UBE FANTASTIC 7ペソ(約19円)
これも紫いもパンです。こちらはパンがかなりしっとりしていて私好みでした。ペースト状のフィリングもしっかり紫いもの風味を感じましたし、個人的に一番好きです。
【Mucho】まとめ
今回はかなりリーズナブルなパン屋の紹介でした。どんどん物価の高くなるフィリピンですが、パンについてはかなりお買い得感がありますね。ここバギオではこういった個店やスーパーで買うパンはそんなに高くないのですが、SMモールなどで買うとかなり高くなる傾向があります。
また、今回は生クリームを使ったパンを食べてみましたが、ちょっとリスキーかもしれません。別のお店での話になりますが、生クリームが原因でお腹を壊したかもしれない日本人がいました。焼きなら大丈夫なはずなので、皆さんもお試しあれ~。