フィリピンで有名なチェーン店といえば間違いなく名前が挙がる「ジョリビー」。物価高を感じさせないお手頃価格を設定しています。ジョリビーがあるからマクドナルドが苦戦しているなんて話もよく聞きます。さらにもう一店、フィリピンで有名なチェーン店があり、今回はそちらについて紹介します!
Mang Inasalの場所
Mang Inasalはチェーン展開しており、バギオ市内だけでも10店舗弱のお店があります。。地図上で示しているのは、学校に近くの私がよく行く店舗になります。他にもSMモールやAbanao Squareなどのショッピングセンターに多く出店しているので、何かの用事にふらっと立ち寄ることが可能です。
Google map上の評価は☆4.0(146)とファストフード店にしては上々な感じで、お昼や夜などのご飯時には人で混雑しているのをよく見ます。こちらの店舗では、4人掛けの席が20セット以上用意されていますはので、ピーク時でもかなりの数のお客さんを収容することが出来ます。
実はこちらの「Mang Inasal」、ジョリビーの関連会社で、同じファストフードの中でありながら肉に特化しています。どのメニューもボリュームたっぷりで食べられる一面を持ちながら、意外にもハロハロが美味しい店舗だったりします。
メニュー
メニューの半分くらいは肉であり、お店を代表する料理は真ん中の「CHICKEN INASAL」欄にあるローストチキンです。実は、このローストチキン定食の事を一般的に「INASAL」と言うのです。一方、豚肉はシシグやバーベキュー串、豚バラ照り焼きなど幅広いメニューから選ぶことが出来ます。
また、SNSや広告で、頻繁にプロモーションを行っている印象があります。写真の日では、「Grandparents’ Day」ということで敬老的な日のお祝いに、ヌードルを買っていこう!というキャンペーンを行っています。このように大人数用のバリューセットの層が厚いです。
また、メニューの表記されている「GO UNLI RICE +P35」の文字。これは35ペソ(約91円)追加したらご飯が食べ放題になるよというやつです。店内でご飯を食べている時に、タイミングを見計らって、写真のように店員さんが白ご飯を追加しに来てくれます。これが他にないINASALの特徴ですね。
私は1杯で満足なんですが、食べ盛り大勢で行った時には助かるかもしれません。
実食!(フードメニュー)
Chicken Inasal Regular 99ペソ(約258円)
チキンをおかずに飯を食え、以上。という感じのシンプルさですね。実際、チキンはジューシーで柔らかく炭火の風味がしっかりしているのでご飯が進みます。この手のチキンではずれに当たる方が珍しですが安定して旨いです。カラマンシーが付いているのもGoodで、最後までさっぱり頂けます。
また、先生のオススメとしてはチキンオイルをたっぷり塗りたくることです。チキンオイルとは読んで字のごとく油、日本で言うところのチーユの様なものでしょうか。コレがあるからご飯が何倍でも進むということで、訪問した際にはぜひ試してみてください。
PALABOK Regular Size 75ペソ(約195円)
一方でコチラは一風変わったヌードルになっており、チキンと同様にMang Inasalを代表する料理になります。ソースの下に見える白い麺は米粉で出来た春雨のような麺です。食感は春雨とそうめんを足して割ったような感じで、プリプリながらもスルスル食べれる一品になっています。
そして上に乗っているソースもまた美味しいです。例えるのが難しいのですが、ミートソースドリアをさっぱりさせたような味わいになっており、アクセントとしてのサクサクの豚の皮チップが非常に不思議な食感を生み出します。他にないような味わいで旨いです。
実食!(デザート)
そして、Mang Inasalに来たら一度は食べて欲しいスイーツ、こちらハロハロ2種です!
Extra creamy Halo-Halo(SMALL) 69ペソ(約180円)
ハロハロって日本でも結構有名ですよね、よくミニストップが期間限定で販売している印象があります。
具だくさんで色んな食感や風味が楽しめます。アイスクリーム・ゼリー・甘煮の豆などがさっぱりした甘さのクリームの上に乗っています。私自身、甘いものはそんなに得意でないのですが、比較的甘さは控えめで、これはもっと食べたいと思えるほどに美味しかったです。
Clema de Leche Halo-Halo(SMALL) 69ペソ(約180円)
一方こちらは、かき氷の上にクリームがたっぷり、そしてバナナと洋梨っぽいフルーツ、そしてココナッツが載っています。見た目よりも甘さは控えめでパクパク行ける感じになっており、氷に負けない濃厚な味わいが楽しめます。
12月12日はMang Inasalの日
こちらのMang Insal、ジョリビーの関連会社で勢力を伸ばしているだけあって、プロモーション戦略もしっかりしています。見出しにある通り、12月12日は周年記念日という訳で、大々的なプロモーションが行われていました。詳細は下記の画像のようになっています。
通常、151ペソする「Chicken Inasal Pecho Large」が99ペソ!通常126ペソする「Chicken Inasal Paa Large」が99ペソ!とけっこうな割引率のセールを開催しています。これは買うしかない!ということで、この日の昼と夜はどちらもオーダーし、無事にInasal漬けとなりました。
まとめ
今回は鶏肉と豚肉、そしてハロハロなどのサイドメニューにこだわった、チェーン店のMang Inasalについて紹介しました。注文から支払いまで、日本でも馴染み深いレジカウンター方式で行うので、初心者の方でも入りやすい店舗だと思います。
また、ハロハロがお手頃価格で簡単に食べられるのも嬉しいですね。南国のセブと違ってハロハロを扱うお店は少ないように感じます。現地の人は15℃くらいで寒い寒い言っていますからね。そういえばチェーン店はあまり紹介していなかったので、今後またレビューしますね、それでは!