今まで数々のレストランを紹介してきましたが、その中でもとびきりお気に入りのスポットがあります。それは留学76日目の記事で紹介している、知る人ぞ知るフードコート「Foodies Boulevard」です。飽きることなく通い続けた結果、週3通いは堅く、合計すると15回は行っています。
そのたびに色々なメニューをチャレンジしてストックが溜まってきたので、紹介出来ていなかった2店舗のメニューも含め、再度オススメする意味も込めて再レポします!
Foodies Boulevardについて
「Foodies Boulevard」はバーナムパークから、5分ほど歩いた先にあります。奥まった場所にあるのでパッと見では見逃してしまいます。事実、毎日前を通っていた先生たちすら存在を知らなかったという事実があります。
フードコートの中には、「40種類近いメニューのあるフィリピン料理屋」「肉メニュー中心のフィリピン料理屋」「たこ焼き&パンケーキ屋」「韓国料理」「ミルクティーと軽食屋」があります。今回は前回の記事で触れなかった「たこ焼き&パンケーキ屋」と「ミルクティーと軽食屋」をまず紹介します。
テナント①:たこ焼き&パンケーキ屋
ここバギオでも、すっかり現地のストリートフードとして定着しているたこ焼きですが、お店によっては具材がイカだったり、サイズが小さかったりと我々が想像するものとは大きく異なっています。イメージ通りの球体で、ソース・青のり・かつお節がかかったものは今のところ見たことありませんね。
そんなたこ焼きですが、ここではフレーバーが選べます。「ガーリックマヨ」、「チーズマヨ」、「BBQマヨ」、「ケチャップ」、「チリソース」の5種類です。残念ながら我々が期待するソースは無いようです。今回はガーリックマヨをチョイスしました。
そして、ここのお店は何故かたこ焼きをモチーフにした「進撃の巨人」のキャラクターたちの一枚絵があります。どこかの画像の転用なのか軽く調べてみたところ、似たようなものが見つからなかったので。オリジナルのイラストなのかもしれません。
TAKOYAKI:8Pcs, 80 peso(約206円)
青のりがたっぷり乗ったコチラがフィリピンのたこ焼き、どこのお店もだいたいこんな感じですね。コロコロとした感じの小ぶりのサイズ感で、日本のお店で食べる感じの物よりも家で作って食べるものに近い感じがします。
食べてみると、いつもの食べ慣れた味ではないので違和感が結構あります。今回はガーリックマヨ味でその通りの味なのですが、たこ焼きに合うかといえば微妙な感じですね。どうしてもいつものソース味が一番だなぁと再認識をさせられます。
JAPANESE CAKE:1Pc, 13 peso(約34円)
続いてはJapaneseの名を冠する、ちっちゃいパンケーキです。こちらも鉄板を使って焼いてくれます。フレーバーは「チーズ」「チョコレート」「キャラメル」「ウベ」から選べる感じです。
味と食感は、まんま硬めに焼いたパンケーキです。フィリングはたっぷり入っている訳ではなく、気持ち程度に入っているくらいですが、しっかりとアクセントになっています。値段を考えたら、コレ3枚で100円くらいなので、いいおやつになりますね。
テナント②:ミルクティー兼軽食屋
こちらはフードコート内にありながら、専用の席を構えているお店になります。こじんまりとしていますが、雰囲気は落ち着いていていい感じです。「ONE BUY GET ONE」や「Unlimited Chicken」のキャンペーンをやっているなどとセールスにも力を入れている感じがします。
専用の食事スペースはこんな感じで、カフェみたいな使い方が出来ます。席数は8席ほどと非常に少ないですが、そんなに混んでいる印象はありませんので、Buy1 Get1のサービスを使って友人たちとまったりするのもオススメです。
今回は偶然見かけたバジェットミール、つまりご飯+おかずのセットメニューを試してみることにしました。よくこういったご飯セットを専門に、おかずをたくさん取り揃えているローカルのレストランを見ますが、こういったところでは珍しいです。
MEAT+VEG:70 peso(約182円)
お肉メニューと野菜メニューのセットになります。お肉の方は豚の血がベースになっているグレービーな味付けのメニューで、野菜の方や白瓜メインで優しい味付けになっている煮物になります。どちらもよく見かける一般的なフィリピン料理です。
何か特別なことを期待した訳では無いですが、期待通りの普通のクオリティでした。ただ、保温がされていないので、アツアツが食べたい派の方はバジェットミール専門のお店で食べた方が無難ですね。ミルクティーはまた別の機会に挑戦してみます。
個人的ランキング!
初めてココのフードコートを紹介してから何度も足しげく通うようになり、取ってきた写真ストックを放出するとともに、個人的に好みのメニューランキングをここに開催したいと思います!
1st: Pork Steak, 85 peso(約221円)
こちらはアツアツの鉄板でいただけるポークステーキです。値段は何と85ペソ、この値段でステーキが食べられるというだけで、大満足です。味の感想については、焼いた肉としか言えないのですが、肉をこんがり焼いて美味くないわけがありません。
日本とは違って、骨がそのまま付いていたり、脂身の部分が多かったりと言うことがありますが、そこまでギトギトではなくご飯と併せて美味しく頂けます。しかも、サービスでシニガンと言う現地の伝統的なスープまで頂けちゃいます。
実はコレ、正規のメニュー表には載っておらず、知る人ぞ知る的なメニューになっています。ただ、ここに来る人達は常連さんばかりなので、当然のごとく存在を知っており、周りを見てもこれをオーダーしている人ばかりですね。
もう何度頼んだか分かりません、それくらいハマってしまいました。頼むたびにお肉の部位が変わっていますが、今となっては楽しみの一部となっています。
2nd: Beef Pigar Pigar, 85 peso(約221円)
また肉料理です、こちらはフィリピンというよりはバギオにおける伝統的な料理となっています。“pig”と入っていますが、豚肉は使っておらず、牛肉を使用しています。現地の言葉で”pigar”は混ぜるという意味で、”Pigar Pigar”で混ぜ混ぜと言う意味になるそうです。
この値段で牛肉が食べられるのは凄いですよね。日本で言うところの肉野菜炒めに近く、牛肉と玉ねぎ、キャベツがしっかり塩コショウで味付けされていおり、こちらもご飯が進みます。
3rd: Pork Chop Combo, 120 peso(約312円)
コチラは骨付き豚肉の丸揚げで、お肉は表面がカラッと揚がっており、骨も少ないのでボリュームたっぷりで頂けます。野菜もたっぷり食べられるコチラ、結構ガッツリ食べたい時にオススメです。
4th: Beef Pare(Mami, overload), 110 peso(約286円)
Pareというスープに麺を入れ、具材全部載せにしたのがコチラです。麺の代わりにライスでオーダーすることも出来ます。Pareはお店によって味付けが違いますが、ここのは中華スープっぽい味付けで麺との相性もばっちりで美味しかったです。
5th: Chicken Inasal, 100 peso(約260円)
唐突に店員さんにオススメされたコチラ、正直チキンならどこでも食べられるよなぁと思いながらオーダーしましたが、どこのお店よりも美味しかったです。味・焼き加減のどちらも良く、総合点が高いのですが、ご飯と食べるにはややボリューム不足でこの順位となりました。
まとめ
今回は以前紹介しましたが、何かと理由を付けて通い続けているフードコートの再レポでした。数あるレストランをたくさん紹介してきましたが、いまだにここが私の中ではNo.1です。本当にもうちょっと近くにあったらいいのに、と毎度思ってしまいます。(※追記)卒業までに誇張無しに50回は行っています。
ちなみに土日に行くと、何個かのお店が閉まっていることがあります。それぞれがこじんまりとやっているので店を開けるも閉めるも自由にやっているようです。なので平日に行くことをオススメします。私の中のNo.1スポット、機会があればぜひ行ってみてください、それでは!