そんな言葉を聞いたことはありませんか?否、そんなことはありません。バギオで留学中でも、ビーチを楽しむことができます!
ということで、今回はバギオからバンで2~3時間で行けるビーチに行ってきたのでその模様をお伝えします。
(※本情報は2023年10月現在のものになります)
San Juan Beachについて
San Juan Beachはバギオの西方60kmほど離れた場所にあるビーチです。
フィリピンのビーチの中でも比較的波が高いことから、サーファーの聖地と言われています。もちろん観光客も現地でサーフィン体験をすることができ、日本と比べる格安です。
結論から言うと、このSan Juan Beachかなりオススメです。
アクティブに活動したい人にはもちろん、観光には行きたいけど、5時間・6時間かけて行って帰ってくるような旅行がしんどいという人にも、短時間で行けてゆっくりできるので色々な楽しみ方ができるはずです。
バギオからはバン・バスなど様々な方法でアクセスすることができ、およそ2時間ほどで行くことが可能です。
日帰りで行くのが一般的ですが、私たちが行った時は、選挙のため4連休中。そのため、今回は現地で1泊してサーフィンと滝での水遊びを楽しんできました。
AM8:00 出発
サンホアンビーチまではバスでも行けますが、人数が集まったらバンをチャーターするのが良いと思います。
基本的には下宿先から目的地までの送迎付きで、価格は往復分で4,500ペソ(約11,700円)、9人で割れば500ペソ(約1,300円)なので距離の割にリーズナブルです。
バギオ出発は朝8時、バンは割ときれいめで快適でした。身内のグループだけの貸し切りなので車内の温度など気を使う必要が無いのも良いですね。
ただバギオはご存じの通り、山の中にあるので道中の半分以上はカーブ多めの山道です。残念ながら、どの移動手段でもこの状況は覆りません。
AM10:00 到着
行きの道のりは渋滞にはまることなくスムーズに辿り着くことができ、予定通り2時間でビーチに到着しました。この日のサンホアンの気温は31℃、バギオとは7~8℃異なります。
フィリピンといえばコレコレ!という気候ですが、バギオに慣れ親しんだ我々にとっては奇妙な感覚でした。
この水平線に何もない感じのビーチ良いですよね、沖合には島はおろか船の一つも見えません。見えるのは波待ちしているサーファーくらいです。
サンホアンはサーファーの聖地といわれているだけあってサーフィンは盛んですが、他のマリンスポーツはやってなさそうです。
ビーチは3km以上にわたって続いており、砂地が海まで続いている海水浴エリアと岩場で波が良く立つサーフィンエリアに分かれています。
砂は細かめの白砂になっており裸足で歩いても全く痛くありません。ただ太陽で熱せられて灼熱になっているので注意が必要です。
波が高いので透明度はそこまでではないですが、ごみや漂流物、石ころなども無いので安全に泳ぐことができます。また、海水温も冷た過ぎずぬる過ぎずで一番気持ちいい温度でした。ただ、太陽が容赦なく照り付けてきますので、紫外線対策は間違いなく必要です。
AM10:30 レストラン
ホテルのチェックインには時間があるので、ビーチ沿いのレストランを拠点にしてご飯を食べながら海へ。ここのレストラン非常にきれいかつ風が通って非常に快適、さらに海まで30秒です。ホテルに併設のレストランなのですが宿泊者でなくても利用出来ました。
ここで朝ご飯と昼ご飯を頂きます。観光地価格ではありますが、あくまでフィリピンの現地価格と比べてやや高いだけで、日本の普通のお店で食べるのと変わりません。やっぱりフルーツは美味しいのでシェイクやデザートはおススメです。
ちなみに、私たちが行った当日は選挙期間のため、リカーバン(お酒購入禁止令)が出ていました。しかし、ここは観光客向けのため普通に提供してくれました。
PM13:00 サーフィン
もちろんサーフィンの聖地でサーフィンをしなければ始まりません!価格は1人1時間あたり600ペソ(約1,560円)、インストラクターが1人ずつ付いてくれます。彼らは砂浜が常駐していますので、当日でもインストラクターが出払っていなければ、すぐに申し込みが可能です。
サーフィンを始める前に簡単なレクチャーがあります。が、もちろん英語です。ただインストラクターも説明し慣れており、留学生でもしっかり分かるように説明してくれます。私も全部は聞き取れませんでしたが、結局は実践あるのみ、そして最終的にはしっかり乗れて楽しめました。
体験サ―フィンは砂浜から15mほど離れた、海水浴エリアの浅瀬で実施します。足が着く深さなので泳ぐのが苦手でも楽しむことが出来ます。そんな浅瀬で実施して楽しいのかと思うかもしれませんが、これがまた、かなり楽しく、あっという間に時間が過ぎていきました。
インストラクターは、我々がボードに腹ばいになって浮いていると沖の方まで連れて行ってくれ、波のタイミングに合わせて声をかけてくれます。その後は上手く立ち上がる感覚を掴み、自分のバランス感覚との勝負しながらボードに乗っていられる時間を長くするように心がけます。
初心者が覚えておくポイントは2つ
①肩より下の位置で手を着いて立ち上がる
②膝を付いて立たない
私は最初苦戦していたのですが、さらに浮力が付いて乗りやすい大きめボードに変えてくれて、ようやく乗れるようになりました。日本にいるとサーフィンなんてなかなか体験できませんが、参加した全員が「またやりたい!」と思える素晴らしいものになります。
PM15:00 ホテルへ移動
今回私たちが宿泊したのがドミトリータイプのこちらの宿。先ほどのレストラン付きホテルから200mほどの位置にあります。この日は休日料金ということもあり、1部屋5人まで泊まれて6,000ペソ(約15,600円)と少しお高め。人数で割ればそうでもないんですけどね。
ここもビーチに面しているので、オーシャンビューかつ海に直通です。ロケーション代と考えるとむしろ割安ですね。部屋には2段ベッド2台とシングルベッドが1台、水回りはホースタイプのウォシュレット付きトイレとお湯が使えるシャワーがあり、部屋にはエアコンもついています。
周辺にはレストランがたくさんあるのですが、ホテルでも朝食から晩御飯までオーダーすることが出来ます。また、フードパンダなどのデリバリーサービスも利用できますので、オーシャンビューを見ながらご飯を食べるのもまた格別ですね。
またお酒についても、ホテル内にバーがあります。サンミゲルライトは90ペソ(約234円)なので観光地といってもそんなに高くないです。ちなみにここはしっかりリカーバンを遵守しており、期間中お酒は買えず、持ち込んだものは部屋で飲むように言われました。
2日目へ続く…
初めてのサーフィン、留学中初めての海と言うことでしたが、1日目にしてかなり楽しめました。バギオで過ごしていると海が貴重になるので、なんてことない海でも感動します。とは言っても、移動時間も2時間と、それほど長くはなく、気軽に行けてしっかり楽しめるのが嬉しいです。
2日目はとんでもなくエキサイティングな滝へジプニーに行った話になります。次の記事に続きます!