留学先の学校は土日休みになるので、休日はまるっと使うことが出来ます。観光に行くもよし、部屋に引きこもるもよし、しっかり自習するもよしって感じですね。今回は授業がお休みの日、セッションロードとシティーマーケットを中心に街歩きをしてみた第1弾レポとなります。
初の週末、天気は最悪…
2023年の8月29日にバギオに到着してから、実は1回も太陽を見ていません。毎日毎日雨です、来る前のイメージでは1日の数分だけスコールがザーッと降って後は晴れるものかと思っていましたが、基本はずっと雨、ときどき豪雨って感じでお出かけには向かない時期です。
セッションロードに行こうと思っていた矢先に…
毎週日曜恒例の、セッションロード歩行者天国化が中止となったとの案内がポストされました…。
なので、初の週末はちょっと周りのカフェに出かけるくらいで大人しくしていました。出歩かない分、英語の勉強に集中できるのは間違いないんですけどね。とは言ってもブログのネタ探しもしないとなぁ…、と思いながら何をするまでもなく過ぎ去っていきました。
2度目の週末、天気はなんとか持ち直し…
1度目の週末は雨がちで出かけられませんでしたが、2度目の週末は曇り空でギリギリ雨が降らない程度の天気です。ここ4,5日は曇りときどき晴れ、一時的に雨って感じで、嬉しいことに傘が必要ないときもありました。到着直後に雨が多かったのはどうやら台風の影響だったようです。
8月最終週~9月初週に大雨をもたらした台風
台風はフィリピンの遥か北の方、台湾近くにあったのですが、赤道付近から吹き込んだ雨風の影響を山あいにあるバギオはもろに受けるようです。
この台風が過ぎ去ってからは穏やかな天気が続いています。そうなってくると、最高気温は25度近くになるので半袖半ズボンでも心地いいです。ずっとこれくらいの天気なら良いのですが、来週の週間天気予報はずっと雨なんですよね…。
いざ、セッションロードへ!
ということで、2週目にして初めて訪れたセッションロード、そこではBAGUIO COUNTRY FAIRが開催されていました。バギオ誕生114年目を祝うイベントで今年は3年目の開催のようです。何でかは分からないのですが、ウエスタンスタイルの装飾やプログラムが多かったです。
プログラムは朝8時~夜8時まで行われ、食べ物や洋服、アクセサリーなど様々な出店があります。メインステージでは催しがいくつも企画され盛り上がっています。全体的に活気があって非常に楽しい雰囲気に包まれていて、ここに来て初めて異国情緒を感じることが出来ました。
一つ一つの出店がお祭りっぽい装飾がされていて、見て回るだけでも楽しいです。どことなくヨーロッパ的のマルシェ的な感じがしていい雰囲気ですよね。
また、これは毎週日曜日に行われているのですが、歩行者天国になっている道路に思いっ切り落書きをする、ストリートチョークアートがここでは有名です。
また、アニメのコスプレや着ぐるみなどを着たエンターテイナーたちが道で佇んでいます。キャラクターの前に置いてある箱はチップボックスです。写真を撮ってもらったら、いくらか包んであげましょう。最後の写真はちょっと著作権的に危険ですが、あの有名キャラクターのコスプレ(?)ですね。
街の文房具屋
ここからはセッションロード沿いにあって、趣深かったお店をいくつか紹介します。まず、訪れたのは
文房具屋。シェアルームにハサミがなく、非常に不便だったんですよね。インスタントのコーヒーを飲むときも、上手く開けられなくて、ペンを突き刺して開けるとかやってました 笑。
ここには文房具を買うならと、先生にオススメされてやってきました。狭―い店内に文房具がところ狭しと並んでいます。ある程度のものはここで揃いますね。スーパーにも文房具は多少あるのですが、はさみはなかったのでこれだけ品揃えがあるのは助かりました。
(※追記)文房具を買うならこちらの”CID TRADING & GENERAL MERCHANDISE”ではなく、後日見つけた下記の本屋兼、文房具屋がオススメです。今回のお店も悪くは無いのですが、別記事のお店の方がお店が広くてゆったりと買い物が出来ます。
きれいめ店内の靴屋
次に向かったのは靴屋。日本からバギオに来るにあたって、靴を持ってくるかどうか悩んだのですが、結局かさばるので靴は持って来ず、履いてきたもののみで過ごしていました。それでも、毎日雨の環境ではなかなか大変で、これだけ雨が降るのなら、せめて替えは欲しいと思い靴を見に行きました。
値段がいい感じに安く、それぞれ棚に明記されているので明朗会計の良店です。今回は色々回りたかったので見るだけにしましたが、時間があればスニーカーとかはここで買おうと思います。ただし、ナイキやアディダスなど有名ブランドのものは、フェイク品である可能性が高いので要注意です。
迷路のような古着屋
「服も欲しいんだよね」と先生に相談したところ、おすすめされたのがコチラです。モールと聞いていたので、てっきり普通のアンテナショップ的なお店かと思ったら中に入ったら驚きました。
中には6畳ほどの個店がぎゅうぎゅうに詰まって入っています。アジア地域でよくあるマーケットに近い感じですね。1フロアに30店舗くらいテナントがあり、しかもそれが3階建て構造になっています。基本的にはセカンドハンドの古着がメインで、靴屋が1割、おもちゃ屋が数店舗といった感じです。
ここは買い物時に値切り交渉ができます。ただ、写真の通り、狭い通路で人通りが多いので、落ち着いて商品を見たり買い物をしたりすることは難しいです。それでもTシャツは1枚100ペソ前後、アウターでも400ペソほどと、考えられない値段です。
何でも揃う! Baguio City Market
今回の街散策の2つ目の本命、バギオシティマーケットです。洋服、かばん、靴、鍋、野菜、果物、魚、肉、加工品何でも揃います。こちらのマーケットには、ほとんどの場所で屋根が備え付けられているおり、屋雨が降っていても、辿り着けさえすれば快適に買い物をすることが出来ます。
こちらはお土産ゾーン、Tシャツや小物入れ、扇子などが売られています。ちなみにバギオで定番のお土産と言えば、ドレスくらい裾の広い箒なのですが、マーケットで買うことが出来ます。
野菜・果物ゾーン。やはり南国と言えばフルーツでしょう!新鮮な果物が何種類も並べられています。値段も明記されているので、安心して買い物をすることが出来ます。
魚・肉ゾーン。これぞ海外の市場!って感じですね。白日のもと、生魚や生肉が売られています。見た目には割と新鮮そうに見えます。ただ、匂いが結構きついので敏感な人は近づかない方が良いかもしれません。
生活用品ゾーン。キッチン周り、バス周りで使えそうなプラスチック製品の取り扱いがたくさんあります。金物なんかも売っているお店もあるので、ここで新生活用品一式取り揃えられそうです。
なんと洋服の製縫ゾーン、オーダーメイドとかもできそう。全部一回りするのにだいたい30分ほどで行けると思います。
週末なのでこの時は人は多め。平日はどうなんでしょう、また時間があるときに行ってみます。ここも値段交渉が通じます、こういったところでも英語が鍛えられるかもしれませんね。
買い物を終えて 本日の成果
家を出たのが13時過ぎで、だいたい片道が20分ほど。買い物をしてお気に入りのローカル食堂でご飯を食べて帰ってきたのが17時くらいでした。
本日の買い物の成果はコチラ!
・はさみ35ペソ
・クロックスの偽物 230ペソ
・レインシューズ 300ペソ(30ペソ値切り)
・シードレスぶどう緑 600gくらいで260ペソ
・シードレスぶどう赤 300gでたぶん85ペソくらい
靴を買いに行ったんですが、雨で出かけることが多いのでレインシューズにしました。もう1個は普段履き用のクロックスですね、当然偽物ですが…。
後は、ぶどうを買いました!ここのところ、ご飯はローカル食堂に繰り出してるので、野菜や果物が取れてないなぁという自覚があったあり、ビタミン補給用に買いました。
早速帰って実食…味は、、、うまいです!緑の方はシャインマスカットには到底及びませんが、風味は似ており、よりあっさりした感じです。日本で買えるグリーンシードレスより甘みは控えめですが、大粒で食べ応えがあって嬉しいです。赤の方はほとんど日本で買える輸入ぶどうと同じ味わいでした。
まとめ
初めての街散策は上々の結果で終わりました。一番大きな収穫は、果物が安いということに気づけたことですね。せっかくフィリピンという南国にいるのだから、日本では食べられないようなフルーツにも挑戦して、どれがオススメか食べ比べなどしてみたいと思います。
バギオは街全体がコンパクトな感じなので、小さそうに見えて色々と見るものがあります。今回はオーソドックスなセッションロードとシティマーケットに行って見ましたが、現地のショッピングモールであったり、観光地であったりにもいろいろ挑戦していこうと思います、それでは!