留学中でも甘いものが食べたい!ということで今回は人気パン屋のシュークリームの紹介です。激安で特徴的なシュークリームの情報と共に、日本では考えられない私の失敗談もここに供養させていただきます。
またおまけとして、あまりオススメは出来ませんが、全て30ペソ以下で買える激安スイーツ3選も併せて紹介します。結構なボリュームがあって味も美味しいのですが、オススメ出来ない理由は…。後ほど、その実態に迫ります。
人気パン屋 [Victoria Bakery]
「Victoria Bakery」は街中心部、セッションロードから1本道を入ったところにあります。Google mapの評価は、☆4.4(186)、かなりの高評価率です。細い通りにスーパーマーケットや飲食店など密集しており、車もガンガン通るので通行には注意が必要です。
こちらが本店となりますが、2024年になってシティーモールという古めのショッピングモールの中にも支店が出来ていました。ちらっと見た感じでは内装や価格は変わりませんでしたので、予定に合わせて訪れてみるのが良いかと思います。
店内・メニュー
店構えはヨーロッパの道端にあるようなおしゃれな外装で、よく人が集まっています。中に入ると、綺麗にショーケースに陳列されたcream puff(シュークリーム)が迎えてくれます。
その奥には菓子パンや総菜パン、プレーンなパンが綺麗に陳列されています。また、店のさらに奥にはホールサイズのケーキなんかを売っているカウンターがあります。
今回は入り口付近のシュークリームを目当てに行ってきました。お値段はなんと1個25ペソ(約68円)から。安過ぎます。しかも種類も豊富で好きなフレーバーをチョイスできます。メニューの中に「Ube」いうものがありますが、これは「紫いも」のことで、現地ではジャムにしてよく売られています。
1個単位から購入できるので、自分が欲しい個数、好きな味を選ぶことが出来ます。8個以上買うのなら、箱入りでの提供もしてくれます。購入数が8個以下だと紙袋に入れて提供されます。後述するのですが、紙袋の場合は慎重に持ち帰らないといけないので、できるだけ箱付きで買うことをオススメします。
Original, Ube, Matcha を実食
今回はOriginal, Ube, Matcha の3個を買ってきました。3つ買っても85ペソ(約230円)とかなりリーズナブルです。こうお皿に並べて眺めるだけでワクワクしてきます。ちなみにショーケース越しにはそう見えなかったのですが、しっかり冷やされていました。
いざ実食、、、味の方はかなり甘みの主張が強めです。皮はしっかりめの食感ですが重すぎず、簡単にちぎれるくらいの食感です。クリームはトロトロで食べるときに口と手が汚れるタイプなので注意が必要です。
「Original(25ペソ)」は練乳とカスタードクリームを混ぜた感じのクリームが入っており、甘さの主張が強めです。1個食べているだけで、飽きが来るほど強烈な甘さとなっています。
「Ube(30ペソ)」は沖縄の紅芋と同じような感じの風味で甘すぎず、クセのない甘みがかなり美味しいです。どこにもないような、フィリピンらしいテイストであり、個人的には一番好きな味でした。
「Matcha(30ペソ)」は文字通りの抹茶味です。ただ、日本でイメージするような奥ゆかしいニガめの抹茶味ではありません。抹茶と練乳と混ぜたような、風味は抹茶なんだけど…という、かなり甘いの抹茶クリームになっています。
<失敗談>スイーツの扱いにご注意を!
初めての訪問時、私はシュークリームを4つ買ってそのまま買い物袋に入れて寮に帰りました。前述の通り、数が少ないと紙袋に入れて渡されます。帰り道、特に何のアクシデントもなかったはずなのですが、家について取り出してみると1個が潰れており、クリームが紙袋に染み出していました。
柔らかさが故の事故だったのでしょうがないと割り切って冷蔵庫に入れました。残り3個は無事でしたからね。しかし、ここでも問題がありまして、この時シェアルームの冷蔵庫が壊れており、ほんのり冷たいかなくらいの感じでした。そして、夜になって食べようと取り出してみると、、、
どうしようもないので、正常に機能している冷凍庫に避難させ、ごみ回収を待つことになりました…。一応、密閉空間ではあったはずなのですが、アリの嗅覚?は凄いですね。フィリピンでの生活の洗礼を受けた1日でした。皆さんも海外での生もの・スイーツの扱いにお気を付けください。
Victoria Bakery の まとめ
バギオでの人気のパン屋Victoria BakeryのCream puff(シュークリーム)についてご紹介しました。ここのパン屋とシュークリームは、先生たちも全員知っているほどの超人気店です。それが故に休日は込み合いますし、人気のフレーバーは売り切れということもあります。
なので、平日の空き時間に行ってみることをオススメします。また、個人的にシュークリーム側のレジのスタッフがいつも明るく礼儀正しい感じなのが非常に好感触で、1個買いをお願いしても、快く対応してくれるはずです。
もし、箱単位で買わず、紙袋に入れてもらうのなら、しっかり手で持って気を付けて持って帰ることをオススメします。
おまけ:激安スイーツ情報①ハロハロ
スイーツといえば、キュッと冷えたデザート。台湾のマンゴーかき氷のように、フィリピンといえば「ハロハロ」というくらいメジャーな冷たいスイーツがあります。かき氷に練乳やら、ゼリーやら、紫芋やらを乗っけた色々な味や食感が楽しめる素敵な1品です。
今回紹介するのは街で偶然見つけた、ローカル感マシマシの食堂にあったハロハロ。その金額なんと25ペソ(約65円)です。あまりの安さと独特な店構えに思わず躊躇してしまいましたが、今回は思い切ってオーダーしてみました。
お店の奥でガリガリ氷を削る音を聞きながら待つこと1分ほど、登場したのがコチラ。カップタイプですが意外とボリューミー、中にいろいろな具材が入っています。
混ぜ合わせることで上の氷とシロップが組み合わさり、いい感じの甘さになります。これが「ハロハロ」の名前の由来ですね。混ぜ合わせると言うのがこの「ハロハロ」の意味になります。
味は練乳をマイルドにした感じでさっぱり頂けます。具材もマシュマロ的なお菓子や紫芋なんかも入っていて、飽きない作りになっています。個人的に大満足なハロハロでした。
おまけ:激安スイーツ情報②タホ
こちらもメジャーなスイーツです。行商のタホ売りを公園などの街中でもよく見かけます。銀の鍋がついた棒を肩からぶら下げ、掛け声やラッパを鳴らしながら歩いている人はタホを売っています。朝方によく私のコンドミニアムにもバイクで売りに来ています。
タホは白い豆腐のようなものに甘いソースをかけて頂くスイーツです。ぱっと見では冷たそうに見えますが、実は湯気が立つほど温められています。今回はビーチで頂いたのですが、小カップで30ペソ(約78円)、大カップで50ペソ(約130円)でした。
味はというと、見た目のそのまんま、温かい豆腐に黒蜜ソースをかけた味です。食感は、絹ごし豆腐より柔らかめでツルツルいけます。丸いトッピングは無味ですが、コロコロとした食感が良いアクセントになります。デザートとしてだけでなく、朝食や飲んだ後にもほしくなる一品です。
おまけ:激安スイーツ情報③BINATOG
続いて、現地では割と有名なBINATOG。初めて見た時は何が売っているのか分かりませんでしたが、お店が賑わっていたので買ってみました。加熱調理している何かを混ぜながら、注文のたびにカップに詰める係の人と、その上に何かを注いで包装する係の人に分かれて販売しています。
鍋の中にはなにかマカロニみたいな白い物体が、湯気をあげながら蒸されています。かなりの高温っぽいのが見て取れます。
もう一方で、詰められた白い物体に白い何かを注いでいます。液体は常温の缶詰の中から。なみなみと注がれています。今回は、ミディアム、ラージ、エックスラージのサイズの中から、ミディアム25ペソ(約65円)を払ってテイクアウトしてきました。
手に入れた商品がこちら。散々正体を引っ張ってきましたが、蒸されていたのはコーンで、注がれていたのはミルクです。コーンとミルクなので、食べている感覚としてはシリアルに近いです。ただコーンはアツアツなのでホッとするような味と食感になっています。
コーンはポップコーンと生の粒の中間くらいの食感で、くにゅくにゅな食感をしています。ミルクは甘すぎず程よい感じです。十分すぎるボリュームがあるので、これ1つでお腹が膨れます。
※激安スイーツを食べるときの注意点
これらの激安スイーツ、値段を考えるとどれも満足度はかなり高めです。ただ、衛生面には注意が必要です。まず、最初に紹介した「ハロハロ」、おそらく一番コレがお腹に影響を与えやすいと思います。何と言っても生氷ですから、外国人が一番気を付けないといけない食べ物です。
また、「タホ」についても周りでお腹を壊したという報告があります。バーナムパークでも買えるのですが、出来るだけ人の集まっている行商人のところでのお買い求めを検討ください。