フィリピン、バギオで脱サラ(仮)語学留学をしています、はふた です。いよいよ学校がスタートしました。留学について1発目の今回は、初日と2日目の学校での様子についてお伝えします!
【1日目】スケジュール
初日の午前中は英語力測るためのテスト、午後は授業の参加方法などのオリエンテーション、諸手続きが行われました。
スケジュールとしては、
7:00-8:00 am | 朝食 (8:00-9:00でも可) |
9:50-10:35 | Listenig exam |
10:45-12:00 | Reading exam |
12:00-12:20 | Speaking exam |
12:20-1:00 pm | Lunch |
13:00-14:00 | Wriring exam |
14:00-14:15 | 申込書記入 |
14:15-16:00 | オリエンテーション |
16:00-17:00 | 料金支払い、写真撮影 |
17:30- | 夕食 |
テストについて、リーディングとライティングは、ちょっと古めのTOEIC試験の内容そのもの。出題形式は見慣れた感じで、回答は4択のマークシートです。ただ、一部内容が変わっているような感じでした。
順に詳細を書きます。
【1日目】リスニングテスト
一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format.html
ここで、私は「あ、コレTOEIC??」って気づき、必死に大学時代の記憶を辿りました。
ここまでで45分です。
【1日目】リーディングテスト
これもTOEICで出題される、文章の穴埋めを選ぶ問題。時制や前置詞、熟語の適切なものを選ぶ問題です。
一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format.html
これを1時間15分実施します(汗)
【1日目】スピーキングテスト
上記2つのテストはグループ、つまり同じタイミングで入校した人と一緒に行いましたが、スピーキングは個別に行われます。
講師と1対1で話が出来る個室へ移動し、簡単な挨拶をした後、
私の場合は、「人生の目標・ゴールについて」がテーマで、
「自分の人生の目標・ゴールは何か」「いつまでにそれを達成するか」「それを達成するためにするべきことは何か」
といった内容を含めるように指示があります。雰囲気は相手によるのかもしれませんが、私の場合は終始和やかで話しやすい印象で終わりました。
【1日目】ライティングテスト
お題に沿った内容の作文を行います。250文字以上ないと得点が10%減点されます。テーマは
「free timeに外で過ごすか、中で過ごすか、どちらが良いか」
社会人経験を活かしてPREP法を使って作文しよう、と意気込んで取り組んだところ…、時間をたっぷり使って書いても現在の実力では190文字しか書けませんでした…。
ちなみにライティングが一番点数低かったです…。
【1日目】申込書記入
改めて現地で申込書を記入します。名前、イングリッシュネーム、日本の現住所、コースの確認のほか、アレルギーはないか、視力・聴力に問題がないかなど記載します。
ちなみにイングリッシュネームはニックネームみたいなもので自分で決めて決めてよい呼び方です。
自己紹介の時に「 Please call me ○○!」っていう感じですかね。
【1日目】まとめ
留学初日のテストとオリエンテーションについてまとめました。まず何より思ったのが、
TOEICのやり方だけでも復習しておけば良かった・・・!!
ということでした。変に着飾ってもしょうがないのですが、当日に焦って記憶を辿るよりは精神的に楽です。そして、テストの結果で翌日以降の授業レベルが決まります。
私の場合、大きく分けて7つあるレベルのうち、下から3番目のレベルからのスタートとなりました。意外だったのが、習った記憶の無いスピーキングがそこそこだったことです。
これは長年の海外旅行経験のお陰なのかな、と一人で思っていました。他はまぁひどい有様でした。マークシートやライティングは単純に勉強量の差になりますからね。
さて、ここまでが私学校入学の初日についてになります。
【2日目】授業参加準備
授業は45分1コマでそれぞれ科目に分かれています。私が選んだコースはマンツーマンレッスン1日5コマグループワークが3コマの 1日合計8コマとなります。
①ボキャブラリー、②文法、③リーディング、④スピーキング、⑤ライティング、⑥発音(グループ)、⑦ディスカッション(グループ)、⑧リスニング(グループ)
上記のように各科目によって担当する先生が異なります。先生ごとに個人ブースを持っているので生徒の方から赴いて授業を受ける形になります。
初日の各科目の様子については以下の通りです。ちなみに、初日のテストの結果によってテキストが異なり、私の場合そこそこ初級のコースの場合です、ご了承ください。
【2日目】ボキャブラリーの授業
単語をピックアップし、発音に注意しながら意味を理解する。そしてその単語を使って短文を作って話す、という内容でした。初日の単語は下記です。
「aroma」「beverage」「cluster」「combine」「condensed」「contemporary」「cultivate」「divine」「humid」「odor」「palate」「paradise」「plantation」「rapid」「rate」「soothing」「subtle」「texture」「toxic」「vary」
これらを覚えるところからスタートし、後日まとめでこの単語を含む長文を読解するというものです。
高校の授業を思い出しますね。日本の学校と異なることとして、発音も矯正されるということが挙げられます。また、“r”は舌を巻いて発音するように、というのをよく聞きますが、身をもって体感しました。
【2日目】文法の授業
いきなりですが、躓いてしまいました。最初は、「用意したテキストが簡単過ぎないか見てね」って感じで始まり、次に聞かれたのが下記です。
「Do you know “ parts of speech ” ?」
何のことかわかっている人は問題ないと思います。私と同じく分からなかった方は、日本語で見たらどうでしょう?
“ parts of speech ” = ”話の一部分”=“英語の品詞”
答えは、noun,verb,adjective,adverb…
つまり、主語,動詞,形容詞,副詞」…
「S+V+O」「S+V+O+C」など聞いたことがあるはずのアレです!
日本語でもなんとなくの理解だったのに、それを英語のみで理解しようとするとカバーしきれない部分が出てきてしまいます。この部分、留学前にしっかり押さえておいた方が良いです。
ちなみに「conjunction(接続詞)」の覚え方で“FANBOYS”というのがあるのは知っていましたか?私は初耳、もしくは記憶の彼方に吹っ飛んでいました…。
【2日目】リーディングの授業
中程度~長文の英文章の読解になります。初日はテキストを使わないで「旅行とテクノロジー」というテーマで会話をして終わりました。
ちなみに、短いテーマでの会話をする際、くじ引きのように紙を引いて英会話を実施する方法がよくとられています。
【2日目】スピーキングの授業
初日は割と自己紹介の延長でお互いを知るだけの会話で終わりました。授業中にこんな会話もしていました。
今日のお昼はローカルのレストランに行ったよ~
絶対喜ぶから、ありがとうは”salamat po(サラマット ポー)”って言ってあげな~
簡単なタガログ語(フィリピンの公用語)ですね。
【2日目】ライティングの授業
ここも基本から躓きました。皆さんは作文をする際にどういうステップで進めますか?はっきりと順序立てて言える人は多くないと思います。今回のテキストでは、以下のように考えるようにと示されています。
[準備]
ⅰ)トピックを決める,
ⅱ)アイデアを集める
ⅲ)構成を考える
[下書き]
原稿を段落に分けて作成する
[見直し]
不要な情報および欠落はないかチェックする
[修正]
見直し内容を踏まえて文章の再構成を行うとともに
文法やスペルミスがないかを確認する
なんとなく感覚としてわかると思いますが、これを英語で理解、また復唱しましょう。という感じになると割と苦戦します…。基礎ができてから、始めましょうねーという段階です。
【2日目】発音のグループ授業
特定のアルファベットにフォーカスして単語ごとの発音を練習します。今回は“w”の発音がテーマで正しい発音が出来ているかグループで発表し合います。
グループは4名で、私、同じ日に来た日本人大学院生、5か月目の日本人、2週間目の台湾人と実施しました。経験の差はやはり感じましたが、追いつけるように自分のペースでしっかり経験を重ねていくことが大事だと感じました。
【2日目】ディスカッションのグループ授業
メンバーは、私、日本人大学院生、5か月目の日本人、2か月目の韓国人の4名です。ディスカッションと言っても、現状は自分のアイデアを述べるのみにとどまっています。
今回のテーマは「quotations」 つまりことわざや慣用表現です。
“Time will not wait”や”Time flows differently for everyone”はあなたはどういう意味だと思いますか?といったものを考えて発表します。
正解はないので自分が思ったことを英語で発表出来ればOKです。
【2日目】リスニングのグループ授業
メンバーはディスカッションと同じです。80文字くらいの英語の聞き取り、単語の穴埋め問題を実施します。
内容は一筋縄でいかないものもあり、例えば“sit”と“seat”がひっかけられていたり、聞いたことの無い”mustache”や”goatee”といった単語も出てきたりしていました。経験者の方も割と苦戦されているようで、ここも訓練が必要だと感じています。
【2日目】まとめ
初日の授業は特に問題もなく終了しました。ただ、当然のことながらすべて英語で説明、進行、発表が行われる訳で…
慣れるまでは全てリスニングの授業も兼ねているのと一緒でした。後半戦は脳が溶けそうになっていたように思います。現状、宿題はありませんが、そのうち課せられるようです。それまでに自分のペースを掴めるようにしていきたいですね。
では今日はこの辺で!