フィリピンへの留学。学生だけでなく社会人留学の選択肢としてもかなりメジャーになってきました。
経験者がこぞってオススメするのは料金の安さ。日本の英会話教室と比較しても、かなり安いです。

留学準備生
へー、安いのか!
留学に行ってみようかな…
『🔎 フィリピン留学』ポチッ
ってなんじゃこの学校の数!?
はい。フィリピン留学は今や学校があり過ぎて比較するのが難しいです。
そんなときに役立つのが留学のプロ、エージェントと言われる代理店となります。
今回は留学エージェント利用者でありバギオの学校関係者である私の身から、エージェントの選びのオススメ方法をお伝えします!
【結論】エージェントはどこでもいい!
最初に結論を言ってしまうと、バギオ留学においてどこのエージェントを利用しても、入学までのプロセスに大きな違いはありません。
金銭面やサポート面においても差はあまりないというのが現状。理由は下記2つ。
- 留学団体が割引を禁止している
- 学校スタッフと直接やり取りできる
この辺りの事情について、詳しく説明していきます。
留学団体が割引を禁止している
バギオにはBESAという留学団体があり、エージェント独自の割引プロモーションを禁止しています。
この禁止内容には単純な値引きだけでは無く、無料英会話などの特典も含まれているのです。

下記の例を見てみましょう。今回参考にしているのは「ネイティブキャンプ留学」。
ネイティブキャンプ留学では、フィリピン留学に特典を設けています。
その一部として、自社のオンライン英会話が無料で受けられるサービスが提供されています。

ただし、特典の適応には以下の例外があります。

これはバギオ留学団体の規約によるものでしょう。
したがって、バギオの学校を紹介する際の「最低価格」は予め決まっており、どこのエージェントを使っても基本的に同じ金額が提示されることとなります。
学校スタッフと直接やり取りできる
留学前や渡航後のサポート体制が気になる方もいるかもしれません。サポート体制の手厚さを売りにしているエージェントもいくつかあります。
私の在籍している学校の場合、入学が決まった時点で学校の日本人スタッフと直接やり取りができるようになります。もちろん日本にいる間から色々質問して頂いて構いません。

授業や生活環境について、リアルな情報をお伝えすることができるので、エージェントを通す意味は少なくなるかなと思います。
契約変更やキャンセルについてはエージェントの介入が必要ですが、基本的には学校スタッフとのやり取りで事足りるはずです。
私が知る限りバギオの各日本人スタッフは責任感のある方々ばかりです。心配事があってもきっと親身になって対応してくれますよ。
結論:エージェントはどこでもいい
上記の理由から、ことバギオ留学においてはエージェント選びを迷う必要はないと私は考えます。
検討を始めた段階では分からないことばかりのはず。それなのに、比較やおすすめ記事ばかり見て、迷っている時間がもったいないというのが持論です。

今や、手数料無料・面談も無料というエージェントがほとんど。なので、自分の直感でビビッと来たところに申し込んでみるのも悪くないと思います。
エージェントの選定が終わった先、学校選びのステップについては下記のブログで詳しく紹介しています。おすすめモデルなんかも載せています。
“良いエージェント”ってなんだろうね(本音語り)
既に結論は出してしまいましたが、少しだけ本音で語ります。
私の役割は学生のサポートなので、どちらかと言えば内側の人間です。
エージェントとの関わりは全くありません。ですが、思うところはあります。

このエージェント、嘘教えてるじゃん…

登録されているコース、本人の希望やレベルと全く違うんですけど…
会社か担当者、どちらの問題なのかは分かりませんが、こういった不運が年に数回発生します。
ぶっちゃけ、私としてはどこのエージェントから来ようが関係ありません。ただ、👦「またこのエージェントだよ…」という悪評判が私の中で高まってきているというのは内緒…。
せめてプログラムやコースの詳細など、学生が困らない様に代理店側も理解しておくのは当然なのでは…?

学校側が連絡しているはずの情報がホームページで全く反映されていないのを見ると、少しがっかりしてしまいますね。
個人的にですが、私が思う“良いエージェント”とは、最新の情報を発信し続けている企業です。
労力をかけてでも、リアルな情報を伝えようとする企業には報われて欲しいとさえ思います。
また、頻繁に学校へ視察に来ているエージェントも非常に好感が持てます。

ですが、リアルな話をすると、バギオって本当に小さな受け皿しかないんです。
フィリピン留学業界全体で見ると、80~90%の留学生はセブへ流れます。一方、バギオの留学生数は全体の10%ほど。
学生の少なさやアクセスの悪さを考えると、情報の更新が後回しになってしまうのは、まぁ仕方ないのかもと思ってしまうこともあります。
独自でエージェントを調査
学校関係者として、学生から、👧「聞いていた話と違う…」と言われると本当に申し訳なく感じます。
学校側も、変更点は都度エージェントに伝えているはずです。それなのに、古い情報のまま放置している企業はあまり信用が置けません。
ということで。きちんと情報の更新をしているエージェントがあるか、各ホームページを独自に調査してみました。
<調査対象>
Google🔎で『バギオ留学』と検索し、1ページ目に出てきた留学エージェント8社。
<調査内容>
①2025年に名前が変わった「JICチャレンジャー校舎」が反映されているか
②2025年に名前が変わった「BECI EOP校舎」が反映されているか
③JICが実施しているプロモーションが案内されているか
学校側から連絡されてきた変更の全てを反映しろとは言いません。それでも、せめて学校の名前くらいは即時反映すべきでしょう。
また、案内しているプロモーションも、すぐに掲載して欲しいものです。
╲調べてみた結果がコチラ/


全ての項目で情報が更新が確認できたのは、下記2社でした。
見落としがあったかもしれませんが、この2社以外で少なくとも私は情報のアップデートを見つけられませんでした。
ということで、私調べではこの2社は情報感度が高く、学生が来る前と来た後のギャップに悩まされることは少ないのかなと思います。
FUJIYAMA Internationalについて
私の中で好感が持てたエージェント会社の1つ、FUJIYAMA Internationalをさらに調べてみました。
このエージェントの凄いところは、常に情報発信し続けている点です。

「スタッフブログ」を見てみると、毎日のように学校情報やプロモーション、ビザに関するニュースなどを更新しています。
その中でも特に凄いと思ったのが、「視察報告」

バギオの老舗学校PINESの例をとってみると2014年から始まり、ここ10年間の学校視察の様子を見ることができます。
特にコロナ後は毎年視察に行っているようです。

授業スペースから生活空間まで細かいところのリアルな状況を知ることができます。
さらに、バギオやセブだけでなくクラークやバコロドなど、フィリピン全域の情報を網羅しているので、興味のあるエリア単位で比較することも可能です。
ただ、フィリピン留学の情報交換コミュニティにこんな書き込みがありました。

真偽は不明ですが、少し気になってしまいます。
カウンセリングの善し悪しまでは分かりませんが、少なくともホームページにおける情報量を見るに学校側としても非常に好感が持てます。

フィリピン以外にカナダ・オーストラリア・ニュージーランドなどの留学にも対応しているので、留学する国から検討中の方は相談してみても良いと思います!
セブ島留学センターについて
セブ島留学センターは、フィリピン留学エージェント最大手の1つです。私の在籍している学校でも多くの利用者がいます。
セブ島と名前がついていますが、紹介できる学校はフィリピン全域に対応。かなり多くの情報を掲載しています。

ブログ記事のような毎日発信されているコンテンツはありませんが、空室状況や費用など随時情報を更新しているようです。
情報の更新ができていない大手エージェントが多い中、名称の変更とプロモーションの案内をしっかり実施していました。

また、ブログ記事の中にはこんな面白いトピックもありました。

【8割失敗】後悔するフィリピン留学の特徴

フィリピン留学がきついと感じる16の瞬間
他にも、「セブ島留学の口コミ評判640件を集めて分かったメリット、デメリット」など、一風変わった、でも少し気になるトピックをまとめているのは面白いと思います。
また信頼できるかどうかで言えば、私の在籍している学校で特にトラブルが起こっていないのが、一番の安心材料となっています。
また、フィリピン留学の情報交換コミュニティにも比較的好意的な意見が寄せられていました。



大手エージェントを利用する際のメリットとして、安定感・信頼性が高いというものが挙げられます。
一方、顧客や扱っている学校の数が多く、細かい情報や個別の対応が得られにくいという点がデメリットになりがちです。
しかし、セブ島留学センターは丁度いいバランスで運営できていると言えます。

相談するだけはタダなので、初めての問い合わせ先はコチラにしてしまって問題ないでしょう。
※追記セブリッジがバギオに大注目中!?
私のエージェント選びのスタンスとして、👦「最初の一歩は大手のところで良いんじゃない?」というのは変わりません。なので、今まではネームバリューのある団体ばかりを紹介してきました。
そんな中最近、バギオ留学に力を入れている団体を発見。名前は「CEBRIGE(セブリッジ)」です。

“セブ”と名前が付いている通り、最初はセブ留学に注力していたのでしょう。しかし、最近はバギオの方にも裾野を広げていこうとしている様子がうかがえます。
その証拠に、バギオのJICに12週間スタッフを実際に留学させているのです。
実際に滞在された方は午前のみ授業、午後から仕事という働き方をされたようですが、個人的になかなか思い切ったことをするなぁと思いました。
当然、数時間だけ視察に来るよりも実際に過ごしてみた方が良きも悪きも感じられます。
デメリットの部分をYoutube上で発信することは難しいでしょうが、実際のカウンセリングの場では正直な感想を伝えてくれるはずです。
また、SNSでも欠かさず最新情報を発信しているようです。
留学費用、抑えたいならどっち?
— フィリピン・セブ島留学セブリッジ (@CEBRIDGE123) May 22, 2025
🇦🇺オーストラリア
約25~60万円/月(学費・生活費込・1日3時間の授業)
🇵🇭フィリピン
約25〜35万円/月(寮・3食・マンツーマン込・1日8時間の授業)
短期集中×コスパ重視ならフィリピン!
治安の良さ×多国籍な環境ならオーストラリア!
【ワーホリ準備におすすめの学校TOP3】
— フィリピン・セブ島留学セブリッジ (@CEBRIDGE123) May 9, 2025
<バギオエリア>
①A&J:英語保証+インターン制度つき
②JIC:バリスタ資格など実践力が身につく
③BECI EOP:英語オンリー環境×カフェ風校舎で会話力UP
現地で通用する英語力を、出発前に!
また2025年5月現在、私のメイン情報収集ソースである”X(旧Twitter)”上でも、毎日のように情報が流れてきます。

今、情熱をもってバギオ留学を紹介しているようなので、色々と面白い話が聞けることでしょう。セブリッジも、カウンセリングにお金は掛かりませんので、試しに資料請求してみることをオススメします!