当ブログにて最も高い関心を集める記事、それは「DAISO並みの高クオリティ雑貨店」の紹介記事になります。間違いなく、私一番のオススメのお店で足しげく通ってきました。ただ、何気なく立ち寄ったお店が、その不動の1位を塗り替えるかもしれません。今回はそんなお店を紹介します!
MR.DIYについて
こちらのお店、海外資本の経営体制で、全世界に3000店舗以上の支店を持つビッグカンパニーのようです。2005年にマレーシアのクアラルンプールからスタートしてフィリピンを含む南アジア諸国、またトルコやスペインにまで事業を拡大しています。(2024年4月現在、公式ホームページより)
店内では、お店独自に作られた販促用のラジオ番組が流れており、実際に資本力の強さと言うか規模の大きさを感じました。また、低価格を実現するためのプライベートブランド化も進んでいるようで、ロゴ入り製品もお手頃価格でたくさん取り揃えられています。
また、フィリピンあるあるとして、スタッフの数が多く、労働力が余りまくって店内でダラダラ喋っているという光景をよく目撃します。しかし、こちらのお店はしっかりと統率が執れているようで、スタッフの数は多いものの、忙しそうに働いている様子を見ることが出来ます。
MR.DIYの場所
MR.DIYはセッションロードから1本細い道を入った先、マビニ通りと呼ばれる車と人通りの激しい道の一画にあります。近くには、バギオ大学(UB)や、以前私のブログでも紹介した「ジブリ調のおしゃれカフェ」、「シュークリームが人気のパン屋」などもあり、話題に事欠かないスポットです。
こちら、独立した店舗ではなく、Cedar Peakというショッピングモールの中に入っているテナントです。マビニ通りから入ると、1階層上になりますが、UB側から入店するとそのままの階層でお店を発見できます。坂の真ん中に立っているビルだけあって構造が特殊ですね。
Google map上の評価は☆4.9(10)、いくらレビュー数が少ないとはいえ、ここまでの高評価はなかなか見ることは無いレベルです。レビューもだいたいは2か月以内のものがほとんどで、最近新しく出来たのかもしれません。実際、現地の大学生の友人も存在を知らなかったようです。
店内
店内は、一般的な日本のスーパーマーケットの半分くらいの広さになっており、通路幅はとても狭いです。人とすれ違う時はお互いに隅に避けるなど気を使わないと通ることが出来ません。また、そんな狭い通路に荷物を置いたり、店員が商品の補充などをしたりしていることもあります
なので、訪れる際はなるべく手荷物は少なめで、大勢での訪問を避けて少人数でサラッと買い物を済ませることをオススメします。私が訪れたのは日曜の15時頃だったのですが、店内には20人ほどお客さんがいるくらいでそこまで猛烈には混みあっていませんでした。
また、フィリピンに限らず東南アジアの国では。商品にプライスカードやPOPが付いていないことが良くあります。そんなときには上の写真のプライスチェッカーが便利です。バーコードを読み取ることで値段を確認できるので、思いがけず高い商品を買わされてしまう心配がありません。
品揃え
入ってすぐの棚では大型のクッションたちがお出迎えしてくれています。一番上のミッキーのクッションだと249ペソとなっており、そこまで高くはありませんね。このように、1つ1つの商品にきちんと値札が付いていますが、これだけでもフィリピンだと凄い方です。
続いては電子機器周りの商品たち。怪しい感じは何もなく、日本の電化製品屋のようにピッチリ綺麗に陳列されています。海外だとなかなかデバイス類は手を出しにくい印象がありますが、ここだと不安に感じることなく購入できそうです。ちなみに写真の中で一番高いのでも279ペソです。
こちらはイヤホンと充電器類です。日本ではなかなか見ないようなメーカーの商品がたくさんありますね。急速充電器の商品をよく見てみると、日本語で「モデル」と書いています、実は日本向けの商品なのでしょうか?イヤホンはどれも200ペソ以下くらいで、品質は期待しない方が良さそうです。
DIYの名前の通り、ネジや工具類の取り扱いも豊富です。バギオでオフィスを構えて本格的にビジネスをするぞと言う人にも心強い品ぞろえとなっています。
あとは、生活雑貨屋でおなじみのキッチン用品類も、通路一面埋め尽くされるくらい充実しており何でも揃います。ちょっとしたキッチンツールのほかにも、包丁やまな板、鍋やフライパンなどの品ぞろえもありました。
こういったキッチン小物類も種類が豊富でした。プラスチックのコップだと安いもので25ペソ、高いもので70ペソ前後となっており、またマグカップも70ペソ前後で購入可能です。
あとは何か便利なプラスチックの小物入れ。おうちの商品を仕分けたり整理したりするのに便利です。ただ、1つ注意点として、こういったプラスチック容器は中が汚れていたり、黒ずんでいたりすることがあります。日本では考えられませんが事前に注意が必要です。
語学学校で過ごすとなると、結構必要になることの多い給水ボトル。以前紹介したお店に負けず劣らずかなりの商品数となっています。価格についても、“DIY”というロゴが大きく書かれたものだと400mlほど入って37ペソで購入可能です。クオリティもそこそこなのでかなりオススメできます。
バス・ランドリー用品もかなりの数の用意があり、色々な選択肢の中からチョイスすることが可能です。掃除用品については、留学生活だとなかなか必要になる機会が少ないかもしれませんが、ハンガーや洗濯ばさみなどは現地に来てから必要だと感じるケースが少なくありません。
履物類も通路幅いっぱいくらいの品揃えがありました。カラーバリエーションが豊富で、色々な形態のものがありますが、写真に写っているもののほとんどがプライベートブランドですね。少しでも原価と売価を下げてやろうという気概というか、企業努力が伝わってきます。
フィリピンのお店は珍しい、ヘアアクセサリー類も綺麗に取り揃えられています。ばら売りされているものは、だいたい30ペソで購入が可能です。これもまた凄い数の“DIY”ブランド商品になっていますね。
5月~10月頃の雨季には絶対に欠かせない傘。個人的にはクオリティの観点から、日本で売っているものを持ってくることをオススメしますが、どうしても必要な時は、この中から選ぶといいでしょう。
文房具類も、もちろん用意があります。ただ、売り場スペースの関係上、書店や文房具屋を比べるとどうしても数は少なくなってしまいますね。ついで買いで、必要なものだけ買い揃えるといいでしょう。
割とかわいい感じのリュックサックやトートバックの品ぞろえも、この通り。スーツケースなど大きい荷物で来たけど、小回りが利くものが欲しい場面で活躍してくれます。冒頭で、店員さんがよく商品を補充していると書きましたが、写真のような感じです、よく働いています。
そして最後はバトミントンラケットとバスケットボール。少人数でかつ、そんなに場所を取らない気軽にできるスポーツといえば、バトミントンになるでしょう。それにしても凄いプライベートブランドの種類です。一番左のもの250ペソとなっています。
まとめ
今回は街の中心部にあって、価格と品ぞろえが魅力的な日用雑貨店を紹介しました。以前紹介した「DAISO並みの高クオリティ雑貨店」よりも価格面はかなり優位性が高いと感じます。あとは、取り扱っている商品の種類もこちらの方が多いです。
ただ商品のクオリティについてはまだまだ未知数で、もしかしたら、すぐに壊れるといったこともあるかもしれません。対する「JAPAN HOME CENTER」は日本っぽいクオリティを売りにしている訳で、品質には自信があるように見えます。今後、商品を購入してみたレビューも実施できればと考えています。