バギオ在住1年半のLazada購入遍歴 part4

フィリピン版Amazonとも言えるオンラインショッピングサイト「Lazada」。

こちらの記事は、バギオで滞在中にLazadaで購入した商品の紹介とレビュー記事の第4弾になります!

☆5 コンタクトレンズ

はじめに紹介するのはコンタクトレンズ。私的評価は満点の☆5、かなりオススメです。

そもそもフィリピンでコンタクトレンズが買えるのか、疑問に思う人がいるかもしれません。安心して下さい、カラコンも含めて豊富に取り揃えられています。

今回購入したのは、1ヵ月使えるマンスリーユースのソフトコンタクトレンズ。”EO”というのは“Executive Optical”というフィリピンの会社のことです。

私は視力0.01以下のド近眼ですが、度数は「-10.0」付近のコンタクトレンズまでしっかり用意されており、ピッタリのものがありました。

とは言っても、海外製のコンタクトレンズなんて本当に大丈夫…?と思うことでしょう。私もそうでした。

なので、試してはみるものの、少しでも違和感があればすぐにでも辞めよう。そんな気持ちで最初はスタートしました。

着けてみた感じ、日本の物より強く眼球に張り付くような気がします。特に取り外すとき顕著に感じます。ただ、そのおかげで外れたりズレたりすることがなく、使用感は良好です。

そのまま1か月経ち、どうやら大丈夫そうということで使い続けて5か月目。5枚目のレンズになりましたが、特に異常はありません。品質の面では十分安全だと言えるでしょう。

実は、こちらのブランドはSMモールに店舗を出店しています。オンラインで購入する前は実店舗で手配していたのですが、後に衝撃の事実が発覚。

Lazadaで購入した場合、店舗価格のなんと半値で購入できてしまいます。実店舗の方が単に値段が高い…という訳では無いようで、不思議な現状が起こっていました。

早い話、「店頭価格で1枚分の値段をオンラインで注文すると何故か2枚届く」という現状なのです。2枚届いたことに対して、最初はメーカー側のミスかと思っていました。

ところが、同様のケースが2度続き、標準の規格である可能性が濃厚となりました。なぜこうなっているのかは謎。ただ、ここはフィリピンだからということで納得させました。

また、Lazadaでレンズと洗浄液を一緒に購入すると、写真のような良い感じの箱に入れて送ってくれます。ちょっとした小物入れとして使えるかもしれません。

総合的に見て、品質は問題なくオンラインで注文すると価格はかなり安い。Lazadaでのコンタクトレンズの購入は、個人的にかなりオススメです。

☆4 コンタクト洗浄液

コンタクトレンズの繋がりで洗浄液も購入。マンスリーのレンズなので、着け外しの際に、洗浄して保存する用の液が必要です。

写真の1本で2か月弱は持ちます。ラベル違いの商品がいくつかあるのですが、私には何が違うのかイマイチ分からず…。

先述したとおり、半年使ってみて体に異常は無かったので、こちらの洗浄液も問題ないと言えるでしょう。ちなみに、1本買うごとにコンタクトレンズケースも付いてきます。

余談ですが、洗浄液のことは英語では“Solution”と言います。「解決策」を表す英単語と全く同じつづりをしています、不思議ですね。

☆5 フレンチプレスコーヒー器具

続いても評価が高い商品。私の価値観を覆し、ライフスタイルを変えるまでに至った「フレンチプレス用コーヒー器具」です。

1日1杯、昼食後は決まってコーヒー。でも、コーヒーなんてインスタントで十分、そんな風に過去の私は思っていました。

あるとき、フィリピンにもコーヒーの産地があると知った私。なんとなく自分で淹れるタイプのコーヒーについて調べ始め、フレンチプレスという製法に辿り着きました。

ドリップコーヒーのような面倒くささはなく、かなりお手軽。時間もあるしやってみようということで、一番安い器具を購入して届いたのがコチラです。

仕組みは極めてシンプル。コーヒーを抽出するグラス粉を押さえつけるためのフィルターしかありません。

届いたその日に、早速コーヒー粉を買ってきて挑戦。目分量で粉を入れ、温度を気にせず沸いたばかりのお湯を注ぎ、5分くらい経ったらカップに移すだけ。

初めてごくっと飲んだ瞬間から、すっかりフレンチプレスのコーヒーにハマってしまいました。味や香りなど細かい部分は置いておいて、非常に満足感があります。

正直、何にそこまで惹きつけられるのか全く分からないのですが辞められません。結局、毎日飲んでいたインスタントコーヒーは、完全に自家製コーヒーに置き換わりました

購入してからほぼ毎日使用し、5か月ほど経ちましたが現在も問題なく使えています。

ダメになったらちょっと良いものを買おうと密かに思っているのですが、そう思っているとなかなか壊れないもので、まだまだ現役です。

バギオのコーヒーは安くバリエーションも豊富。今まで興味の無かった方も新しい趣味として初めてみるのもオススメです。

☆1 ハンディコーヒーミル

フレンチプレスメーカーが大満足だった一方、残念クオリティだったのがコーヒーミル。こちらはコーヒー豆を粉砕して挽くための器具となります。

コーヒー粉ではもの足りず、コーヒー豆の状態からのコーヒーづくりにも挑戦してみようと思い、購入してみました。

銀のシリンダーに豆を入れて、手動のハンドルでゴリゴリ削っていくタイプの器具。挽きたては香りが良いなんて言葉の通り、試してみると非常に良い匂いが漂ってきます。

ハンドルを回す動作はやや力が必要で大変。また、粉サイズの調整は難しいものの、挑戦1回目は無事に挽き終わることができました。

いざ2回目に挑戦しようとしたところ、ハンドルが上手く回りません。あーでもない、こーでもないと試行錯誤をしているうちに、中の部品が欠けてしまいました

使い方が悪かったのかもしれませんが、既に後の祭り。正直なところ、挽くのは面倒ですし、コーヒー粉が用意出来れば十分です。ということでリピート無しの☆1評価となりました。

☆5 クッション

続いては、生活用品からクッションを購入。こちらも満足度が高かった商品です。

用途はもちろん快適にイスに座るため。フィリピンのイスはシンプルで硬いものが多く、長時間の使用には向いていません。作業など長く座る場合、出来るだけ快適にしたいものです。

実は、私がクッションを買うのは2度目。以前は100ペソ前後の安い座布団を購入しましたが、あまりに薄すぎてお尻が痛くなる始末でした…。

ある程度の価格を払ってでも、分厚いものが良い!ということでLazadaのレビュー上で、写真を見て購入に至りました。

予想した通りの厚みで座り心地はかなりフカフカです。長時間座っていても疲れません。また、触り心地やデザインも悪くなく、普段使いには最適でした。

同じような商品をSMモールで購入しようとすると、500ペソを超えてくることもあります。コスパと配送してくれる利便性を考えれば、オンラインでの購入も全然アリだと思いますね。

☆3 点鼻薬(鼻スプレー)

海外でも滅多に病気をしない私ですが、ホコリなど何らかのアレルギーで突発的に鼻詰まりが発生することがあります。

そうなってしまうとひどいもので、1日でティッシュ箱を使い切ってしまう日があるほど…

我慢しても治るものでは無いので、ひどいときはこちらの点鼻薬を差します。匂いは、日本でも馴染みのあるハーブやメンソールのような香りです。

日本のものより少々液体感が強い気がしますが、特に使用感の違いはありません。付け焼刃でも、これがあるのと無いのでは心持ちが大きく異なってきます。

また、留学期間をシェアルームで過ごす場合、ルームメイトに鼻をすする音で迷惑をかけるのも悪いですよね…。

アレルギー持ちの方で日本の薬を持ってきていない方は、1本用意しておくと良いでしょう

☆3 食品干し用ネット

今まで第1回~第4回にわたって紹介してきた商品の中で、最も人を選ぶ商品がコチラ。食品を干すためのネットです。

日本に居たとしても、普通に生活する分には必要ありません。でも今は無くては生きていけない…とまでは言いませんが、あると地味に嬉しい一品となりました。

私はこのネットにサツマイモを干し、干し芋を作っています。お正月などの寒い時期に欲しくなる、あの干し芋です。

フィリピンでも、サツマイモは揚げたり焼いたりと食材としてはかなりメジャーです。しかし、干し芋を食べるという文化はありません。

私がまだ留学生だった頃、よく電子レンジで焼き芋を作っていました。

価格が安くコスパが良いのはもちろん、油まみれのフィリピンフードとのバランスを取るため、一種の健康食としてよく摂取していたものです。

ただ、焼き芋として毎度毎度調理するのも面倒。そこで、まとめて火を通して好きな時に食べられるようにしようと思いついたのが干し芋でした。

作り方は簡単。茹でたり蒸したりなどして柔らかくなったサツマイモを薄く切って網に置くだけ。2,3日もすれば、程よい食感の干し芋が出来上がります。

天日で干すのも面倒なので、部屋のカーテンレールに吊って完全室内で完結。腐るのを避けるために、除湿器と扇風機を使って、気持ち程度環境づくりをしています。

特に強い匂いはなく、虫が寄ってくることもありません。

週末にまとめて作って、平日で全部食べてしまう。そんな健康的なルーティーンがフィリピンでの新しいライフスタイルとなりました。

☆2 コンパクト蒸し器

先ほど紹介した干し芋づくり。そこで活躍しているのが、こちらのコンパクト蒸し器です。

当初はpart3で紹介した雪平鍋を使い、サツマイモを茹でていました。ところが、蒸す方が簡単で美味しそうかもということで、蒸し器を導入してみました。

パッケージからわかる通り、本来はゆで卵を作る用の蒸し器です。土台となるプラスチックには卵を固定するための穴がデザインされています。

仕組みは至ってシンプルで、オンオフの電源があるだけ。オンにすると装置下側の鉄板が熱され、水が蒸気となって蒸されるというものです。

ただ、溜めておける水量が非常に少なく、10分ごとに水を注ぎ足す必要があります。

サツマイモを蒸すとなると1時間弱はかかり、その間は様子見して随時水量の調整をしなければなりません。今回はお試しで小さいサイズを買ったので、今回のような手間が発生してしまいました。

私はコチラを購入して以来、さつまいもしか茹でていませんが、仕上がりは上々です。使っている感じでは、本来の用途である卵、野菜なども問題なく調理できるでしょう。

色々蒸すことで簡単につまめるものが出来上がるので、スナック菓子を食べたい欲を抑えて健康的になることができるはずです。

まとめ

今回もまた、フィリピン版Amazonとも言える”Lazada”で購入した商品を紹介してきました。ほとんどのものが、価格の割に満足度の高い商品だったと言えます。

特に、自分でコーヒーを作る良さに気付かせてくれた「フレンチプレス器具」は、今後の人生においても影響を与えてくる気すらします。

私は今まで使ったことないものでも、価格の安いものをお試しで買ってみることが多いです。その結果、裏切られることもありますが、安さを鑑みると概ね納得できますね。

フィリピンの物価の安さに感謝です。

長く暮らしていると、だんだんとオンラインショッピングの比重が高くなり、紹介したい商品が次々現れてきます。

また、紹介したい商品があったら随時紹介していきたいと思いますのでお楽しみに。それでは、また!