留学を始めてまるっと1か月経ちました、私は有休消化中に留学を始めたので、今頃実家に離職票が届いていることでしょう。さて今回は自分なりに、滞在してみて良かったこと(メリット)5選ということで、実体験に基づくバギオという街の正体ににフォーカスしてみたいと思います。
Ⅰ.涼しい、快適!
私がバギオを選んだ一番の理由は気候と気温です。バギオはだいたい11月くらいまで雨季で、現在雨季の後半に差し掛かっています。現在の最低気温はだいたい19度、最高気温は25度くらいであり、朝晩は上着なしでは寒いと感じることがあります。
なので、普段着ではTシャツとパーカーかカーディガンぐらいが丁度いいです。それでいてバギオのローカルの人達は寒がりが多い気がしており、先生たちはこの時期に、しっかりしたアウターを着ている場面をよく見ます。街中で半袖短パンを見かけたらほぼほぼ外国人でしょうね。
ちなみに、シェアルームにエアコンはありません、しかし無くても非常に快適です。なので、エアコンの風がちょっと苦手という方も安心して生活が出来るはずです。また雨季が終わると、ほとんど雨の降らない乾季になり、その後に夏になります。季節の変化については、後の記事でも紹介したいと思います。
Ⅱ.たばこフリーの環境!
東南アジアと言えば、激しい交通渋滞とごみごみした環境のイメージが少なからずあるかと思います。バギオでも街中心部では結構車が混み合っていたりジプニーが黒煙を上げて走っていたりしますが、山々に囲まれているおかげかちょっと離れれば、ほとんど気になりません。
こちら、バギオの街の中心部のバーナムパークという公園ですが、緑に溢れています。バギオがコンパクトな街だから実現できているというのもあると思いますが、ここの公園を中心に自然と共生しながら発展している素晴らしい街だと私は感じています。
バーナムパークの中心辺りでは、ほぼ毎日朝6時から8時くらいまで、ズンバを踊っている集団に出くわします。これは自然発生的に出来た集団なので予約は要りません、興味がある方は参加してみるといい思い出になるはずです。
あと、バギオでは街のほぼ全域でたばこが吸えません、非喫煙者には嬉しい環境です。アジアの国々では路上喫煙が非常に多いと思うのですが、バギオでは全く事情が異なります。吸える場所が少ないということで、たばこを取り扱っている店もあまり見ません。こういうところも珍しいなぁと感じます。
Ⅲ.虫が少ない!
これも大事なポイントです。東南アジア=(亜)熱帯=虫となりがちですよね、クモやゴキブリ、アリなど住環境を侵す虫がいる環境は住んでいてキツイものがあります。バギオではそういった生活害虫は比較的少ないです。
全くいないとは言いませんが、かなり少ないと思います。私はクモは1回も見ていなく、ゴキブリは外で1回見かけたくらいでシェアルームでは見たことがありません。もしかすると日本と比べても少ないんじゃないかと思うくらいですが、ここは住む場所によって異なってきますので、参考までに…。
バギオの良いところ ④物価が安い!
これは言うまでもありませんね、円安の今でも安いと感じるくらいの物価なので安心して下さい。詳細は今までアップしてきた物価調査の結果やレストランの記事で十分すぎるほど語っていますので参考にしていただければ幸いです。
ただ、ここ最近でかなりインフレしてきているのを感じます。レストランの過去の口コミでメニューを確認したあと、実際に行って見ると1.5倍ほど高くなっている場面によく遭遇してきました。特にパンデミック後となると、ほとんどの店が大きく値上げをしてしまっているようです。
今の日本人の感覚としては、安いと感じますが10年後、20年後日本がずっと停滞していたら、立場が逆転…なんて現実が、さもありなんというのを感じます。滞在していてなにより思うのは、バギオはまだまだ発展中であること、活気に満ち溢れていると思えるので今後も賑わっていくことでしょう。
Ⅴ.人が優しく治安がいい
バギオの人たちは、正直で外国人にも優しいです。ここ1か月の滞在で、一度も危険な目にあったり、物を盗まれたり、ぼったくられたりということはありません。フィリピンという国のイメージが日本人にとってあまり良くないのは、事件が頻発する別の地域があるからですね。
そんな中でも印象的だったバギオの現状が以下の2つ
ストリートチルドレンがおらず、物売りの子どもが少ない
貧富の差は東南アジアの国ほど感じるところですが、バギオは比較的豊かだと言えます。7年ほど前にセブに行ったときはそういう子供たちをそこそこ見た印象です。ここではストリートチルドレンは1度も見ていません。後は果物や記念品を売ってくる子どもですが、遭遇率や数は少ないと思います。
バギオ市がマニラ首都圏以外で最も裕福な都市に。フィリピン統計局によるとバギオ市の1人当たり平均国内総生産(GDP)は42万16ペソで国内平均の178,751ペソを大きく上回った。2位はカガヤンデオロ市で343,936ペソ、イロイロ市が306,4ペソ、ラプラプ市が313,039ペソで続いた。https://t.co/8jeLL06NNS
— フィリピンのニュースあれこれ (@pharekore) March 18, 2024
ナイトマーケットなど人が集まるところでは警備が厳重
これはその写真ですが、結構な人数の警備を導入しています。裏を返せばそれほど何か問題があるのかと勘ぐってしまうところですが、恐らく人出が多い故の警備なのでしょう。ナイトマーケットではスリ遭わないように自己防衛をしていれば揉め事にも巻き込まれないはずです。
まとめ
バギオの良いところ5選でした。挙げた点についてはだいたいエージェントがよく紹介している内容そのものですが、それは間違いなく、私の実体験を踏まえて紹介しました。事実、私はバギオを選んでよかったと心の底から思っています。人が優しいとかは何気ない買い物でもよく感じますしね。
1つエピソードを付け加えると、露店で買い物をしてお釣りを受け取るのを忘れて行こうとしたところ、わざわざ呼び止めてしっかり返してくれるということもありました。値段が書いていなかったのでそのまま返さなくても分からなかったのですが、露店でもしっかりした対応をしてくれました。
今回は良いところでのみでしたが、また近日中に注意しないといけないところも本音で書いてみようと思います。特にパンデミック後の情報はまだそんなに出揃ってないと思うので参考にして頂ければ幸いです、それでは!