【レストランに飽きたらココへ!】開放的なフードコート!2【バギオ留学】

毎度おなじみバギオのローカルレストラン巡り、フードコート形態のお店は2店舗目になります。私の行動圏内にもいくつか物価安を感じるフードコートがありますが、今回は外から思いっ切り丸見えで、ずば抜けてアクセスが良いお店になります。テイクアウトもできますよ!

名無しのフードコートの場所

このフードコートはバギオで大人気の大衆レストラン「Good Taste Restaurant」のすぐ近くにあります。留学生からしても、アクセスのよいスーパーである「PURE GOLD」や綺麗な薬局「Watsons」が同じ通りにあるので必然的に馴染み深くなるエリアです。

この横並びになっているお店の集団がフードコートの各店舗です。これは道を挟んで反対側から撮った写真になりますが、車の通行量がかなり多いのが分かるかと思います。なので、排気ガスや騒音が少し気になります。ただ、バギオのドライバーはクラクションをそこまで鳴らさないので、他のアジアの都市よりはましです。

この通り、ロケーションはかなり良いのですが、ローカル感が強すぎて利用するのにはなかなか勇気がいるかもしれません。私も本当は写真に写っている「RAMEN NAIJIRO」と言うところを本命に行って見たのですが、まさかフードコートの1店舗とは思わず、最初は戸惑いました。

もう一つ、お店を利用しにくい要因の一つでもあるのが、席数がかなり少ない点です。お店は5店舗あるのに席は4人掛けの席が7セットくらいしかないです。それでいて、お客さんが多いので相席も頻繁に発生します。だいたいのお店はテイクアウトに対応しているので持ち帰りも選択肢としてありです。

飲食店舗5店と八百屋1店

ここのフードコートはお店のラインナップが非常に独特です。飲食店は「ラーメン屋」「揚げ物メイン食堂」「ローカルフード食堂」「カレー、ビリヤニなどインド料理屋」「鉄板焼き屋」というメンバーになっており、その中になぜか八百屋が1軒だけ入っています。

「ラーメン屋」

「揚げ物メインの食堂」

「カレー、ビリヤニなどのインド料理店」

「鉄板焼き屋」

場違い感のある「八百屋」
スポンサーリンク

実食!

先日、別のお店で食べた本格的な日本式ラーメンの味が忘れられず、Google mapで「Ranem」と検索してヒットしたのがきっかけでトライしてみました。しかし、どうやらお店の場所が間違っているようで、実際の場所は道を挟んで反対側にあります。評価は☆3.0(7)とイマイチな感じです。

メニューはコチラ。一番安い豚骨ラーメンで142ペソ(約383円)、あとは担々麺、味噌ラーメン、しょうゆラーメン、チキンバターラーメン、カレーラーメンとオリジナリティを発揮しながら幅広く展開しています。値段だけ見ると、前回のラーメンが400ペソだったので半額以下で食べられます。

施設は簡易的ですが、ラーメンに必要な器具は一通りそろっているように見えます。奥の方に見えるラーメンの湯切りもしっかり活用していました。提供までの時間は正直遅かったですが、丁寧に作ってくれます、写真ではバーナーを使ってチャーシューを炙ってくれていますね。

「Tonkotsu Ramen w/ egg」172ペソ(約448円)

出来上がったラーメンがこちら。ぱっと見かなり美味しそうです。主張の強いチャーシューとゴマ、ねぎ、もやしと卵と日本でもおなじみの具材が載っています。そして意外と見落としがちなのですが、このタイプのお箸とレンゲがきちんと付いているのは割とレアです。

見た目は完璧だったのですが、肝心の味はイマイチでした。まずスープが全然味気なくパンチがありません。豚骨とも言い難い薄味で、うーんという感じです。麺もチープな感じが強いのでお世辞にも美味しいとは言えません。どうしても日本式の麺と比べると物足りないですね。

やっぱり値段は本質を表しますね。激安価格だったので、もしこれが美味しかったら革命的だったのですが、やはりそう上手くはいかず値段相応と言う結果に終わってしまいました。。

スポンサーリンク

不健康的で最高に旨い、焼きそば

続いては、焼き物系のこちらのお店から。こちらも調理器具は簡易的なもので、調理場には家庭で使うようなフライパンが2つ設置されています。今はハンバーガー用のパティを焼いていますね。そのほかにも、ポテトを揚げる用のフライヤーやたこ焼き用の鉄板なんかも備え付けられています。

メニューは至ってシンプルで、「ハンバーガー」、「白ご飯とおかず」、「焼きそば」を基本として、何のトッピングを付けるかによって値段が変わってきます。どれを選んでも、注文してから作り始めてくれるので、アツアツのものを頂くことが出来ます

「Patty Noodles」40ペソ(約104円)

シンプルな焼きそばとハンバーガーに使うような薄いパティが入った、カップ入りの焼きそばです。食べてみると、これが噓みたいに味が濃くて油がギトギトしていて、最高に美味しいです。「The ジャンクフード」と言う感じで、どう考えても身体に悪い感じしかしないのですが病みつきになります。

これまでいろいろなレストランや屋台で麺料理にチャレンジしてきて、そのクオリティに満足できなかった私にとって、唯一美味いと言える一品になってしまいました。やっぱり、ヘルシーなんてものは置いておいて、ストレートに欲望を満たしてくれる料理こそ必要なのかもしれません。

「Cheese Burger」30ペソ(約78円)

続いてはチーズバーガー、野菜なんて甘えたものはなく、バンズとパティ、それにトッピングのチーズが挟まった一品です。味の感想としては見た目通りの味としか言えません。パティは焼きそばのものと同じですが、薄いのに食感が固めで食べ応えがあり、非常に私好みでした。

投げやりな感想かもしれませんが、コレ、たったの30ペソなんですよね。値段を考えたら分相応どころか、コストパフォーマンスは良い方かもしれません。

スポンサーリンク

ローカル感のある食堂で最高の麺料理を求めて…

続いては、一番ローカル感のある食堂です。バジェットミールと言って、予め作り置きされた料理がショーケースに並んでおり、それをご飯と組み合わせて食べるタイプの食堂です。ただ、今回は美味しい麺料理を求めて「PANCIT Canton80ペソ(約208円)を注文しました。

PANCIT Canton」80ペソ(約208円)

見た目はキャベツやニンジンそしてお肉がたっぷり乗っており、非常にいい感じです、そして肝心の味についても美味しかったです。美味しかったのですが、麺の食感が柔らかすぎ、スーパーソフトな感じになっており、それが大きなマイナス要素となってしまいました。

ボリュームもそこそこあって値段もかなり良心的と、非常に惜しい感じだったのですが、どうしてバギオの麺料理はいつも何か欠けているんでしょうか。バギオの美味しい麺料理を探す旅は今後も続きそうです…。

まとめ

今回はフードコート特集第2弾でした。お店のバリエーションが良い感じで価格が良心的なのは間違いないのですが、こう私を引き付ける何かが今一歩足りてない惜しい評価となりました。ちょっと騒がしい通りにあるのも少しマイナスポイントですね。


ただ、おおよそ誉め言葉とは思えない評価ですが、2軒目の焼きそばはマジで旨いです。私自身、あの近辺を通りがかった時にはよくテイクアウトします。健康に気を使わない人にはオススメです。後はまだ行けていないインド料理屋も近いうちに行ってみたいと思います、それでは!