「フィリピンで有名な料理と言えば何でしょう?」
デザートで有名な「ハロハロ」を除き、なかなか代表的な料理を上げれる人はいないと思います。日本でもフィリピン料理屋ってあまりありませんからね。でもせっかくの留学なので、ローカルの料理も食べてみたい!と言うことで今回はフィリピン料理が食べられるお店を2つ紹介します!
Edsyl Canteen and Refreshment の場所
初めに紹介するのは、ザ・食堂って感じのローカルレストランです。場所としては、街の中心にほど近い大きな通りから1本入ったところにあり、周りにマクドナルドやジョリビー、Mang INASALがある激戦区に位置しています。。グーグル評価のレビューで★4.2(327)でかなり信頼できます。
ちなみにこの「Canteen」というのは、現地の言葉で「ローカル食堂」という意味になります。学校の先生に「今日、キャンティーンに行ってきたぜ」というと一目置かれるかもしれません。
【Edsyl】店内
実はここ、グーグルマップによると24時間営業なんです。なので、いつ行っても大丈夫なのですが、お昼時はランチを求めてくる人たちで、かなり込み合います。ただ、テイクアウトやフードデリバリーの注文も多く、店内には長机が約10脚ほどで全体では60席はあるので座れないなんてことはないです。
ちなみに、ピークタイムを外して、日曜日の午後4時頃に行ったときにはお客さんはゼロでした。
【Edsyl】メニュー
メニューは基本的に「鉄板焼き+ご飯」「汁物+ご飯」「朝食メニュー」の3種類に分かれています。
[silog]について
フィリピンで[silog]と言えば、ライス(ガーリックライス)と卵、そしてメインのおかずの組み合わせ定食の事になります。例えば「Longsilog」というのは、”ロンガニサ“という現地のソーセージがついた定食です。
めちゃくちゃ清潔という訳ではないですが、虫がぶんぶん飛んでたりはしません。水はセルフサービスでしっかり冷えたのが飲めますので、今日は水でいいかなってときに助かります。テーブルには醤油や酢などの調味料があります。
【Edsyl】実食!
①シシグ(Sisig) 145ペソ
一番初めに食べたのがこのシシグです。シシグ自体は数年前に食べておいしいのを知っていたので、何の不安もなく気軽に頼んでみましたが、やっぱり間違いなく美味。料理としては、豚肉を細かく刻んだものを玉ねぎ、青ねぎと炒め卵を落としたものです。
塩気と醤油味がしっかりついていてご飯が進みます。ご飯はインディカ米やタイ米のようなパラパラのものなので日本の粘り気のあるもちもちしたご飯ではありませんが、慣れれば美味しいです。
②リェムポー(LiemPo)145ペソ
脂身多めのごろごろした豚肉とキャベツ、玉ねぎを炒めたものです。豚肉は恐らくシシグと使う部位が違うので、こっちの方がこってりしたうま味を感じます。
骨周りの脂身の多い部分を使っているのでたまに骨が混じります。別の店のリェムポーは一枚肉のみだったりしますが、ここでは野菜もいただけます。
③ピガーピガー(Pigar Pigar) 145ペソ
脂身少な目で細かくカットされた牛肉とキャベツ、玉ねぎを炒めたものです。こちらは比較的あっさりいけます。日本でイメージする肉野菜炒めに近い感じの味付けになっており、しっかりした味付けの肉と野菜が良い感じでした。
ちなみにpigとついていますが、豚肉ではありません。現地でpigarは混ぜるという意味があるらしく、pigar pigarで混ぜ混ぜと言う意味になります。
④シニガン(Sinigang)115ペソ
豚肉の塊と空心菜がボリューミーなスープです。見た目は辛そうに見えますが、辛さはありません。スープの味は表現が難しいのですが、中華スープとコンソメの中間のようなどこかトマト味も感じるような味わいです。グングン飲めます。
そして注目すべきはごろごろ肉です。角煮くらいほろほろで柔らかく、写真のようなサイズなので食べ応えがあります。これが旨くて感動し、このスープがこのレストランに行く大本命となりました。そういえば現地の人たちもほとんどの人がスープを頼んでいた記憶があります。
【Edsyl】まとめ
Edsyl Canteen and Refreshmentは安いのにしっかり旨いオススメのレストラン(食堂)になります。初めていった時も、おばちゃんが感じよく対応してくれたので初めてでも行きやすいです。
余談ですが、グループマップの投稿写真によると3年前はシシグなど100ペソ以下で食べられたみたいです。値上げの波はフィリピンにも及んでいるようです、世知辛い。安く賢く留学生活を楽しむためにもっと探索を続けたいと思います。
Apeng’s Goto Houseの場所
2件目はおかゆのお店。Apeng’s Goto House はバーナム公園の北西部、個人商店が並ぶエリアにあります。店構えにについて、看板はあるのですが店の入り口が小さいのでお店を見逃してしまいそうになります。たぶんここへ行こうと決めてないとふらっと立ち寄って見つけることは難しいと思います。
Google mapの評価☆4.8(8)と高いのですが、母数が少なく、あまりあてにはできません。また、Google map情報によるとお店は6時から22時まで空いているので、朝食や昼食に最適なのはもちろん、飲み帰りにふらっと立ち寄れたら嬉しいお店ですね。
【GOTO】メニュー
お店のメニューは基本的に「Lugaw」または、「GOTO」というおかゆ料理メインになります。載っている具材によって金額が変わる感じで40ペソ~100ペソ(約100~260円)くらいの価格帯で食べられます。
「Lugaw」と「GOTO」の違いはお肉の具材が入っているかの違いになります。「GOTO」の方には入っているので、少し料金が高めです、日本のおかゆのイメージであっさり食べたいなら「Lugaw」がおススメです。また、それ以外にも「シシグ」や「マミ」のような、おなじみの伝統料理も載っていますね。
実はココ、フードパンダの出店一覧から発見したお店でデリバリーにも対応しています。金額は2~3割増しくらいで、お店に直接行った方が断然安いです。もしかすると、容量が違うといった事情があるかもしれませんが、配送料も別途かかってくるので私は断然来店派です。
【GOTO】実食!具だくさんで色々な味と食感が楽しめる
GOTO OVERLOAD 100ペソ(約250円)
初来店時は一番具だくさんの「GOTO OVERLOAD」を頼んでみました。具材はゆでたまご、鶏肉、揚げ餃子、豚の皮の揚げ煎餅になります。まずおかゆですが、塩味が効いてますが優しい味のスープです。ご飯がいい感じに溶け出していて、元気のないときにも食べられるような感じです。
そして、具材と一緒に食べるとそれぞれが違う食感なので飽きることなく食べられます。ゆでたまごはもちろんマッチするのですが、豚の皮の揚げ煎餅もざくざく食感で合わせて食べると非常においしかったです。
ほろほろ牛が旨い PARES LUGAW 95ペソ(約235円)
2回目の来店時は牛肉の塊が入ったおかゆを頼みました。
写真がちょっと悪いですが、豚の角煮大の肉が3つほど入っています。食感も角煮のようなほろほろ食感でボリューミーですが、おかゆなのでサラッと食べられます。
【GOTO】まとめ
割と待つことの多いフィリピンのレストランですが、おかゆだとサッと出てくるので時間がないときにも有用ですね。ただ、当然のようにアツアツなのでやけどには注意です。また、この店で一番プレーンなおかゆだと40ペソ(約100円)で食べられます、激安です。
初めて訪れた時には、英語が堪能でキュートなおばあちゃんが店番をしていて日本人の子もよく来るよと言っていたので隠れた名店なのだと思います。バーナム公園で朝ズンバに参加した後にふらっと寄るのもいいかもしれませんね。それではまた!