【バギオ留学】ハンドレッドアイランド de マリンアクティビティ!

バギオから直通バスを使って4時間30分ほどで行けるハンドレッドアイランド。前回は、バギオからの生き方と日帰りのモデルスケジュールをお伝えしました。今回はアクティビティ料金体系を中心に、現地の情報を載せています!(情報は2023年12月現在のものになります)

各種料金

ハンドレッドアイランドはその名の通り、いくつもの小さな島が集合して形成されている、自然のアミューズメントパークになります。それぞれの島に色々なアクティビティがあるので団体ごとにボートを貸し切ってそれぞれを巡っていくのが一般的です。

バスで訪れた際には、アラミノスの中心街からトライシクルで20分ほど、港方面へ移動する必要があります。港がまるまるエントランスとなっており、エントリーの受付やボートの手配など、もろもろの手続きを自分たちで全て行わなければなりません

料金は上記の通りになります。日帰り旅行の場合は、写真の向かって左側半分の料金を参照すれば大丈夫です。この看板は到着してすぐの、手続きが出来る施設のそばにあり、見ていると係の方が丁寧に説明してくれます

 REGISTRATION FEES(登録料):120 peso/人

 TOURGUIDE ASSISTANCE(ガイド料):1000 peso/組 ※必須でない

 MOTORBOAT RATES(ボート代):1400 peso~/組

 ISLAND ACTIVITIES(各種アクティビティ代金):ここでは払わず、島で払います

今回私たちは4人で訪れたので、必須の料金は登録料120 peso/人ボート代1400 pesoでした。ボート代を頭数で割り、一人あたりの入場に必要な料金を計算すると、470peso(約1222円)になります。

また、ここに書かれているものとは別にライフジャケットとシュノーケリングのレンタルは別途掛かります。これも必須ではありませんが、高所から飛び降りるアクティビティではライフジャケットの着用が義務付けられているので、必要ならレンタルしておきましょう。

私たちはライフジャケットをレンタルしませんでしたが、なんとかなりました。その理由については後ほど。。。

もう一点、各団体ごとに別途200ペソのデポジットが申し付けられます。これと引き換えにゴミ袋をもらうのですが、遊び終えてエントランスに戻ってきた後、袋と引き換えに返却してもらえます。島内に割とごみ箱はあるので意外と必要になるタイミングは無かったです。

最後にトイレとシャワーについて、それぞれ有料で5 or 10ペソで利用することが出来ます。シャワーと言っても、桶にためた水で被る水浴びスタイルなので十分な設備ではないことを念頭に置いておいてください。

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ハンドレッドアイランドへ出発!

エントランスには立派なゲートがあったり、港街っぽい雰囲気を感じられたりと、ゆっくり見て回りたい気持ちになりますが、それは後からにしましょう。なぜなら、物売りや物乞いの子供たちがアグレッシブに来るからです。しかも結構しつこめです…。

料金の支払いを終えたら、数字が書かれた整理券のようなカードが渡されます。それを持って、日に焼けた船頭たちがいる、詰所的なところに向かいましょう。陽気な感じで「Japanese?」「Korean?」とか聞かれますので、会話しながら待っていると船頭が選ばれ、船に案内してくれます。

この船頭は、島と島を行き来する際の運転手かつ船番になるので、島に上陸した後は着いて来てくれません。ただ、いろいろな情報を持っているので、この人と十分にコミュニケーションが取れれば、別でガイドを雇う必要はないと思います。ゆっくりのんびりしたいと思う人は尚更ガイドはいらないかなと言った感じです。

ということでボートに乗り込み、ついにハンドレッドアイランドに向けて出発となります。ボートは屋根しかなく、前後左右が開けているので、波・風をダイレクトに感じることが出来てかなりエキサイティングな感じです。揺れは比較的少ないので、船酔いしやすい人は多くないと思います。

ボート内には、移動時専用のライフジャケットが備え付けられており、移動中は着用が必須です。これは本来、船外への持ち出しが出来ないようでした。ただ、今回は運がよかったのか、船頭のおじさんが優しかったのか、持ち出しをOKしてくれました。

船頭さんへ、出発前にチップを渡しておくと良い!?

チップと言えば、サービスを受けた後に渡すもののイメージですが、今回は前もって渡しておいてみましょう!今回みたいにライフジャケット持ち出しを許可してくれたり、巡る島の数を増やしてくれるかもしれません。

私たちは1人50ペソ分4人で200ペソ分のチップを出発のタイミングで船頭さんに渡していました。

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島①:Pilgrimage Islandで周辺を一望!

エントランスを出発し、ボートで気持ちよく海の風を切ること20分。ついに、1つ目の島が見えてきました。その名もPilgrimage Island、ちょっとしたハイキングと展望が楽しめる島です。青い海と空、それに対比するような白い石像のマッチ具合がなんとも美しいところでした。

この辺り、いくつかの島々が、簡易的な浮き橋で繋がっており、徒歩でも行き来することが出来るようになっています。この移動だけでも何とも楽しく、非常に心地よい開放感を感じました。それと同時に、バギオに滞在していて忘れていたフィリピンの常夏さを思い出します。

石像までは歩いて10分ほどで到着できますので、ハイキングとは言えない距離かもしれません。ただ、階段が多めなのと、暑さも相まって意外と大変でした。どんどん上へ上へ登っていくと、遠くを見渡せる高さになり、綺麗な海と地平線を見渡すことが出来ます

島の内部は自然が豊かで、ところどころでカラフルな花を見ることも出来ます。この、ワイルドながらも活き活きと割いている花はブーゲンビリアでしょうか?めちゃくちゃ咲きまくっています。個人的にですが、なんとなく沖縄っぽさを感じました。

また、途中でへばっても大丈夫です。島の各所にお菓子や飲み物、デザートを販売している屋台アイスクリームの行商と何度も遭遇します。お金の管理には気を付けながら、疲れたら無理せずにゆったりと休憩しましょう。

遠くからは小さく見えていた、この石造も近づいてみるとこんなに大きいんです。私自身は、こういった文化建造物的なものは、あまり趣味で無かったのですが、という要素が加わるだけでかなり興味を惹かれる素敵なものに映りました。

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島②:Governor’s Islandで最長のジップライン!

1つ目の島を終えて、私たちはジップラインがしたいと船頭さんにお願いしました。この時の私たちは何がどこにあって、どれくらい種類があるのかさえ分かっていません。しかしオススメがあるということで、3つあるジップラインのうち、最も距離が長いところへ連れて行ってくれました。

その噂の最長のジップライン、全長500m超え、1つの島と島を繋ぐ、海をまたいだものになっています。その出発地点からの景色が上の写真です。結構な高さになるので、高所が苦手な人は足がすくむかもしれません。

実は、さっきの出発地点までは、同様に山道ハイキングが必要です。海抜0mからこの高さまで徒歩で、しかもジップラインの補助具などを付けて登って来ないといけないので、割と体力勝負になります、気合を入れて臨みましょう。

ただ、その分の得るものはあります。テレビでしか見たことないようなアクティビティを自身で体験することが出来ますからね、その感動はひとしおです。もちろん、出発の合図や注意事項は全て英語なので、培ってきた英語スキルを活かして頑張って聞き取るようにしましょう。

シャーッと滑り終えた後は、遊園地のアトラクションに乗った後のように写真を購入することが出来ます。1枚150ペソなので記念に買ってしまいましょう!ちなみにAndroidユーザーの人が居ると、データを全部スマホ移して貰える可能性があるので係の人に聞いてみてください。

島③:Quezon Islandでお昼ごはん!

ここまでアトラクション尽くめで、お腹が空いてきたので、私たちはご飯が食べられる島に移動しました。お昼時ということもあり、ここにはたくさんの人が居ました。そして、私が思わず驚いたのは、この島周辺の水の透明度と砂の綺麗さです。

島によって、水の透明度や砂浜の綺麗さは違ったりするのですが、ここの島は格段に良かったです。今まではアクティビティに特化していたので気にしていませんでしたが、今回はゆっくりしに来ているので良い感じです。

ここで過ごす人たちは家族連れなどの大所帯のグループが多く、どちらかと言えばゆったりのんびりと海水浴を楽しんでいるという感じでした。

マンゴースムージーとココナッツスムージー(各150ペソ)で乾杯!

奥に見える3階建ての白い建物がレストランになります。強烈な日差しが降り注いでいるので、一刻も早く日陰へ避難しましょう。

メニューはコチラ。私たちがオーダーしたのは、

 Fried Bangus 250 peso ×2pcs

 Fried Hipon w/ Garic 250 peso

 Chicken Pork Adobo 250 peso

 + Rice 25 peso

味は間違いなく美味かったです。そのなかでもやはりシーフードは格別でした。パンガシナン地方に行くなら「Bangus」という魚の姿焼き(姿揚げ?)は食べておきたい思っていたので大満足です。また、観光地価格と言ってもそんなに高くなく、リーズナブルに頂けました。

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島③:Quezon Islandでバナナボート!

昼食を食べ終わってしばらくは島の浜辺でゆっくりしていました。規模感は少し小さめですが、丁度良い水温で波が穏やかな落ち着いたビーチになります。

波打ち際から10mほど沖に進むと足が付かないほど深くなりますが、ボート用のライフジャケットを借りられたお陰で、のんびり浮きながら過ごすことも出来ます。

さて、この同じ島ではバナナボートに乗ることが出来ます。料金は下記の通りで、少人数で挑もうとすると他のグループとの乗り合いになり、エントランスにあった看板の金額よりも少々高くなります。

さすがにバナナボートまでカメラは持ち込めませんでしたので画像はありませんが、10分ほど島と島の間を高速で移動するのは気持ちよかったです。ただ、本当に乗っているだけで絶叫ポイントなどは無く、ボートも安定感抜群だったのでスリルはそんなにはありませんでした。

④つめの島:Marcos Islandで飛び込み!

次の島は昼食を食べた島からすぐ近くにあり、海が透明で綺麗です。ここの目玉は洞窟からの高飛び込みになります。料金は無料ですが、飛び込みの際にはライフジャケットの着用が義務付けられています。

ここもカメラの持ち込みは断念しましたので写真は少なめですが、そこには見せたいような見せたくないような光景が広がっていました。というのも、そこの洞窟、コウモリの住処になっており、天井からは100匹は超える生きたコウモリたちがぶら下がっています

洞窟+コウモリ+きれいな海+飛び込み、と盛り沢山の要素を楽しめるのがここの特徴になります。飛び込み場所の高さは2種類あり、2mくらいの初級コースと5mくらいの中級コースがあるので、お好みに合わせてお選びください。

私たちは全員でダイブを楽しんだ後、なんだかんだ30分くらい海の上でぷかぷか浮いていたりしてのんびり過ごしていましたね。その後、帰り際に小さな飛び込み台のある5つ目の島に寄り、そのまま帰路につきました。

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まとめ

今回はハンドレッドアイランドの日帰り観光についての記事でした。1日の旅行プランなら、私たちが行った島に行くのが割と鉄板のコースになります。結論、かなりオススメです。イメージ通り常夏のフィリピンを肌全体で感じることが出来るスポットだと思います。

私たちはバギオから朝4時のバスに乗り、アクティビティを始めたのが10時頃、遊び終えたのが5時頃、バギオに帰ってきたのは24時30分だったのでくたくたでした。しっかりと休みの時間を確保して勉強に支障をきたさない様にしないといけませんね。

また、アラミノス↔ハンドレッドアイランド間の移動はトライシクルが一般的で相場は100ペソになります。この機体の籠の部分に3人、ドライバーの後部座席に1人でぴったり移動できます。速度もそんなに早くなく快適なので、よければトライしてみてください、それでは!