留学の目的は?
もちろん英語勉強!
でも、留学期間中どこにも観光に行かず過ごすのもちょっともったいない…。
ということで、今回はバギオからちょっと足を伸ばして行くことのできる、ルソン島北部の観光地について紹介します!週末をどこで過ごそうか迷ったときは、コチラの情報を参考にして頂ければと思います。
街並み・史跡部門①ビガン(Vigan)
まず初めに紹介するのは、バギオに留学に来たなら一度は訪れて欲しいのはビガンという街。かつてスペイン領だった面影を感じ、歴史的な一面に触れることが出来る観光地です。
人気ポイント5
ビガンが人気なポイントとしては、街並みがフィリピンの中で唯一無二である点が挙げられます。バギオを紹介している留学エージェントのウェブサイトにも、ビガンの景色が掲載されているのをよく見ます。
フィリピンという異国の土地で、また違う異国の文化を体験するのはどうにも不思議な感じがしますが、ローカルの観光客にも留学生にとっても人気の土地であるのは間違いありません。
手軽さ4
ビガンはバギオから5時間ほど行った先に位置しています。この5時間というのは、マニラ空港からバギオまでかかる時間と同じなので、そう考えるとかなり長いのが分かると思います。
人気な観光地が故にバスなどの交通網が発達しているので、少人数でも旅行がしやすいのは間違いありません。移動時間だけを何とか耐えられれば素敵な経験が出来ること間違いありません。
料金4
ビガンは有名な観光地ですが、現地の物価はさほど高くありません。カレッサという馬車には、30分200ペソで乗ることが出来ますし、夜の噴水ショーは無料で楽しむことが出来ます。
食事代についても、200ペソもあれば名物のエンパナーダやオコイはお腹いっぱい食べられます。一方で少し割高なのはホテルです。一等地に泊まるとなれば、他のエリアの1.5~2倍はするでしょう。
写真映え5
街並みそのものが画になる場所なので、間違いなくフォトジェニックです。街のあらゆるところに、被写体映えするような場所が溢れています。
ただ、気を付けないといけないのが日中の気温です。思わず動き回りたくなってしまうところですが、バギオと比べると5度以上は変わってきますので、暑さにやられないよう注意が必要です。
夜観光5
日が暮れてからは行くところが限られてしまう…。マニラやクラークなどの繁華街と違って、バギオ近郊の観光地はそういった弱点がありますが、ビガンでは夜に噴水ショーを楽しむことが出来ます。
そのクオリティは期待以上です。加えて、日が暮れると気温がマシになってくるので無理せず楽しむことが出来ます。ただ、9時頃になると街は店じまいモードになるので、早めに宿に戻るようにしましょう。
山・トレッキング部門①バナウエ(Banaue)
続いては、ライステラスで有名なバナウエです。こちらのエリアでは段々になっている美しい田んぼを見ることが出来ます。写真で見るよりもさらに雄大な景色に感動すること間違いなしです。
人気ポイント4
先ほどのビガンとは打って変わって、自然豊かな風景を楽しむことを目的としてたくさんの観光客が訪れます。バナウエもバギオと同じく山あいにある街ですが、実はバギオよりも標高が低く、気温も高かったりします。
目玉としてあるのは、ライステラスだけと言っても過言ではありません。ただの田んぼでしょ?と思うかもしれませんが、侮ることなかれ。その期待はいい意味で裏切られることと思います。
手軽さ3
バギオからバナウエまでの移動時間は約7時間、つまり往復の移動だけで半日が潰れます。これがなかなか旅行の決行に踏み出せない理由の一つで、門限がある学校では時間的猶予が厳しかったりします。
さらに、現地では結構な距離を歩くので、事前準備はしっかりしておかなければなりません。田んぼを見るだけと油断していたところ、私たちは約10km、休憩も含めて7時間ほどのトレッキングをしました。
料金3
バギオからバナウエまでの移動手段にプライベートバンを利用した場合、1泊2日で約15,000ペソがかかります。参加人数を集めないと結構な金額になりますね。バスもあるにはあるのですが、便は1日1本程度になります。
また現地での滞在費用について、特段高いものはありませんが、トレッキングの際にガイドを雇う必要があります。それが大体1グループ1500ペソほど。団体によってかなり差が出るので事前チェックが必要です。
写真映え5
雄大な景色があるところ、こちらも写真が映えないわけがありません。あらゆるところにビューポイントがあり、その先々で色々な景色を撮影することが出来ます。
あと何と言ってもトレッキング中は写真を撮る手が止まりません。写真で見たあの景色に自分が入って行って、田んぼの縁を歩いている時は感動すら覚えます。
秘境度5
他の観光地と比べると、秘境感は一層強いです。アクセスのしにくさから、バギオに滞在しているうちしか行けないだろうと思うと、特別さはより増しますね。
バナウェは山の中のイメージですが、街中は意外にも人で溢れています。ただし、ほとんどのお店は20時には閉まる雰囲気が出てくるので、買い物は早めに済ませましょう。
山・トレッキング部門②プラグ山(Mt. Pulag)
バギオ市の周辺には、ハイキングに行けるような低めの山が多く、頂上まで3時間程度のゆる登山ができるスポットは幾つかあります。一方、Mt. Plugは片道5時間ほどかかるガチ登山が出来る山です。
人気ポイント4
Mt.Plugはフィリピン全土で、3番目に標高が高い山です。また、ここフィリピン北部ルソン島に限って言うと一番高い山を冠することになります。
Facebook上では、多くのツアーやJoiner企画が催されており、連日団体登山が行われています。日本における富士山のように、人生で一度は登ってみたい…、そんな感覚なのかもしれません。
手軽さ2
まず、登山初心者にはオススメ出来ません。夜間登山の勝手が分からないと危険なのと、必要な装備や道具が数多くあります。現地で購入するとなったら、値段はそこまで張らないものの、経費が増えます。
私は実際に経験して、あまりにも険しい道のりだったので当分は行かなくても良いかなという考えです。ただ、それは私が初心者だったから。普段から登山をされている方には、なんてことない道のりかもしれません。
料金3
大体のツアーでは1泊2日4,000ペソという金額をよく見かけます。コレは、ホームステイ・ガイド費・ふもとの村までの移動費を含んだものになります。
また、先にもお伝えした通り、防寒着やライト、レインコートやトレッキングシューズなど、留学には直接結びつかない、特別な装備が必要となります。
写真映え4
3,000mに近い山ということで、山頂からは雲を見下ろす景色を見ることが出来ます。そこから見える朝日はまた格別なものになるでしょう。
ただ、山頂付近の天気は変わりやすく、日の出が雲に隠れて見えないということも往々にしてあります。条件が揃えば、良い景色を見ることが出来ますか、それは当日の運次第となります。
達成感5
プラグ山については、とにかく行って帰ってきた後の達成感が凄いです。何と言ってもフィリピンで3番目に高い山ですからね。間違いなく、留学中の誇れる思い出となるでしょう。
ただどうしても、前評判を聞いて二の足を踏んでしまいがちです。実際に道のりは険しく、準備も相当必要ですが、困難を乗り越えた先に素晴らしい思い出が残っていることを保証します。
海・ビーチ部門①サンファンビーチ(San Juan)
つづいて、海・ビーチ部門としてSan Juanビーチを紹介。山に囲まれたバギオでも海で遊んだり、サーフィンを体験できたり、マリンアクティビティを楽しんだりすることが出来るエリアになります。
人気ポイント4
バギオの冷涼な気候とは打って変わって、フィリピンらしい常夏の気温を感じることになります。よって、他の地域の観光客よりバギオからの旅行者や留学生をよく見かけます。
そして何と言ってもサーファーの聖地とも呼ばれる海岸が一番の人気スポットで、サーフィン体験ができる場所があります。個人で行っても団体で行っても楽しめるために幅広い層から支持を得ているようです。
手軽さ5
San Juanの良さは何といっても、そのアクセスの良さになります。バギオから車やバスで片道2時間。今回紹介する観光地の中でも移動にかかる時間が最も少ない、近くて楽しいスポットです。
そのため、ビーチで遊ぶだけなら早起きすることなくお昼前に出かけても十分に楽しむことができ、夜8時頃に帰ってくるというゆとりのあるプランを立てることも可能です。
料金4
バギオからも比較的近い距離にあるということで、移動にかかる料金はかなり抑えられます。特にバスの料金は異常なほど安く、片道が150ペソ、学割が利くと120ペソほどで訪れることが可能です。
あと、現地でかかる費用は主にご飯代とサーフィン代になります。綺麗でオープンな感じのレストランは観光地価格ですが、ロケーション代と考えましょう。サーフィン体験は1時間700ペソで日本と比べると破格です。
写真映え4
ビーチスポットということで、やはり海で遊んでいる様子は撮っておきたいですね。フィリピンという国単位で見ると普通のことかもしれませんが、バギオにいると当たり前ではありませんからね。
また、サンファンは西岸のビーチということで、綺麗な夕焼けと日の入りを見ることが出来ます。水平線の彼方には何の影も無く、沈みゆく太陽がどんどん空の色を変えていく様子は、まさに絶景です。
ハマリ度5
アクセスが良いので、ハマる人はハマって何度も訪れることになるはずです。私も6か月の留学期間で3回サンファンビーチを訪れ、その度にサーフィンを楽しみました。
加えて、San JuanのあるLa Unionというエリアにはビーチ以外にも楽しむことが出来るスポットがたくさんあります。干潟をボートで渡って周る場所があったり、山の方に行くと大迫力の滝があったりと、いろいろな楽しみ方が可能です。
海・ビーチ部門②ハンドレッドアイランド(Hundred Islands)
最後に、海・ビーチ部門からハンドレッドアイランドのエントリーとなります。こちらでは、ボートを貸切っての島めぐりと様々なマリンアクティビティを楽しむことが出来ます。
人気ポイント5
ハンドレッドアイランドもバギオ留学生の間で知名度の高い観光地です。セブなどと比べると規模は小さくなりますが、アイランドホッピングを楽しむことができます。
一つの観光地で様々なアクティビティがあり、色々な島で違った楽しみを見つけられるのが何よりの強みです。
手軽さ3
バギオからハンドレッドアイランドのあるアラミノス(Alaminos)までは片道5時間弱。旅程を詰め込めば、日帰りで帰って来れなくもない距離と時間なので、一泊するかは悩みどころです。
また、ビーチに行くとなったら色々と準備が必要なので、計画には時間を要することと思います。また、バスで行くことも出来ますが、直行便は便数が少なかったり、乗り換えが必要だったりするので下調べが重要です。
料金3
ハンドレッドアイランドまでの交通費について、バギオからバスで行こうと思ったら片道400ペソほどで行くことが出来ます。大人数でプライベートバンをチャーターした時も同じくらいの価格になるでしょう。
後は現地でどれだけ楽しみたいかによって、費用が大きく変わってきます。入場料やボート代はマストですが、ジップラインやバナナボート、シュノーケリングなどは別料金で意外とコストがかかるので、予算は決めておきましょう。
写真映え4
やはりビーチとなると、良い写真がたくさん撮れます。しかもそれぞれの島ごとに色々なフォトスポットがあるので、普通のビーチでは撮れないような種類の景色も思い出に残すことが可能です。
また、島の全域ではありませんが、水の透明度が非常に高いエリアがあります。これはSan Juanでは味わえないHundred Islandsの特徴となりますので、ゆったりとチルするのも一興です。
大人数向け5
ハンドレッドアイランドについては人数が多ければ多いほど、楽しくお得に過ごすことが出来る観光地だと言えます。島の1つ1つは小さくとも、色々な楽しみ方があるので好きな過ごし方が見つかるはずです。
また、島を移動するボートやバナナボートの料金は人数割が出来るので、人数が多いとその分お得になりますし、バンをチャーターしていれば、遊び疲れて帰るときもしっかりと下宿先まで送り届けてくれます。
まとめ
今回は、バギオからちょっと遠出して旅行に行く際のオススメの観光地を紹介しました。日本で旅行をするケースを考えたとき、交通費がネックになりますが、ここフィリピンではどこに行くにしても交通費は非常に安いです。
ただ、一つ覚悟しておかないといけないのが、バギオから出るとき(戻ってくるとき)のハードな山道です。普段は車酔いしない人でも、苦しむことになる可能性があるので、対策は必須となります。
今回紹介した観光地は、私が実際に訪れて、行き方やおすすめポイントなどを各ブログ記事にまとめています。興味がある観光地が見つかったら、是非チェックしてみてください、それでは!